KIRIN BEER "Good Luck" LIVE

雨の降る週末、でもここには大きな太陽がありました。
今回、お迎えしたのはナオト・インティライミさん。

「インティが太陽、ライミが祭り。
日出ずる国のオマットゥリ男、ナオト・インティライミです！」
の自己紹介に、スタジオに集まった皆さん、
開花したヒマワリのような笑顔と大歓声！

ナオトさんと言えば、キリン氷結のCMソングである
最新シングル「恋する季節」が話題。
オープニングではCMのナレーション秘話を聴かせて下さいました。

ライブ前には、「生っていうのがまたいいね。
生バンドを引き連れて、心地いい音をここにいる皆さん、
そして、今ラジオで聴いている全国の皆さんと
素敵な時間をCatch the momentしていけたら！」
と意気込みを語って下さったナオトさん。

ライブ・パート1。
しっとりほっこりソングでスタート“今のキミを忘れない”
イントロが流れた瞬間、清々しい風が流れるよう！
ファンの皆さん、大きく手を振りながらスマイル。
切ないけど、爽やかな別れの歌。

ライブ・パート2からは、
来週リリースされるNEW ALBUM「Nice catch the moment!」から
たっぷりと聴かせて下さいました。
色んなジャンルの音楽が一枚に詰め込まれた
世界を旅したナオトさんならではのアルバム。
この世界に生まれた皆は誰でも
幸せにならなければならないと思った時に出来たという曲
“しあわせになるために”を。
広い優しさを感じるあたたかい曲。
曲が終わった後、少しの余韻があっての拍手。
ファンの皆さんが、その歌、その音を
しっかり心で聴いている証。

アルバムの制作秘話では、感じたままに決断して作ったというエピソードに、
誰もが来週のリリースを待ち遠しく感じているはず。
自由度の高いアルバム楽しみです！

「あれ、ちょっと座っているのもきついでしょ。
皆立って、元気な曲やろうか！」と“ナイテタッテ”を。
皆立ち上がって、踊って、盛り上がって！
ナオトさんも途中で思わず客席へダイブ！！
大合唱＆歌いながらの方向転換で、お祭り騒ぎに。

ライブ・パート3では、「待ってました！」
アコースティックギターを手にして“恋する季節”を。
（CMで流れるキリン氷結の“恋する季節”に
皆が思わずサビを歌うという微笑ましい場面もありました。）
春は一年で一番自分と向き合う季節であり、
また出逢いの季節。その中で走り出す衝動を歌った曲。
サビの弾けてキラキラと疾走するメロディが最高に気持ち良くて、
太陽の光を浴びた海や新緑が眩しく飛び込んでくるよう。

最後には、ナオトさんの冒険記を映画にした「旅歌ダイアリー」の
主題歌にもなっているトラベルソング“Catch the moment”。

エチオピアのハマル族と過ごす中で起きた心の革命。
一日の長い間ぼーっとして過ごしているハマル族。
ナオトさんも同じようにぼーっとする中で、
普段いかにぼーっとしていないかに気づかされたとのこと。
信号待ち20秒、30秒で見てしまう携帯。（確かに！）
下を向いているその間に、この世界では素敵なことが
たくさん起きているのではないか。
流れ星を見逃しているのではないか。UFOを見逃しているのではないか。
その瞬間、瞬間を見逃すな。
Catch the momentという一生モノのキーワード。

世界中の国の言葉での「ありがとう」が詰まった曲。
ナオトさんはウクレレを手に。
ペダルスチールやタンバリンが加わって、
まるで波音が聴こえてくるような心地よさ。
旅の充実感、心の豊かさが感じられる歌。
途中の口笛がなんだかとってもHappyな気持ちにしてくれました。
刻まれる時と時の間にあるスペース、
大事にしたいものです。

“瞬間”の大切さを感じられるかけがえのないライブ。
日出るライブをナオト・インティライミさん、
ありがとうございました！