LIVE REPORT
放送日時: | 2013年3月30日[土] |
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ゲスト: | 河口恭吾 |
Information
2000年デビュー。2003年2月リリースの1stアルバムに収録されていた「桜」が有線放送で話題となり、ラジオ局やCDショップへ問合わせが殺到。12月にシングルとして再リリースされた「桜」は子供から大人まで幅広い年齢層に支持され、2004年の年末に初のNHK紅白歌合戦出場と日本レコード大賞にて金賞、作曲賞を受賞。以降アルバム7枚をリリースし2009年11月に各界で活躍している女性から歌詞の提供を受け、楽曲を書き下ろし歌った企画アルバム「WOMANING~今を生きる女性たちへ~」をリリース、ファッションデザイナーのコシノヒロコ、プロフィギアスケーターの荒川静香などが作詞に参加し話題となる。
デビュー10周年を迎えた2010年に自ら選曲したベストアルバム「自選ベスト トマト盤・あじ盤」の2枚をリリース。2011年6月には第2弾のカバーアルバム「君を好きだったあの頃2」をリリースし「ありがとうSONGSコンサート」と題した企画コンサートを展開。2012年3月にオリジナルアルバム「ROMANCHICA」をリリース。
2013年3月20日に雑誌 昭和40年男との企画カバーアルバム「昭和40年男たちのメロディー」をリリース。
NEW ALBUM『昭和40年男たちのメロディー ~君を好きだったあの頃3~』
2013年03月20日発売
税込\2,625-
■LIVE
『河口恭吾ありがとうSONGSコンサート』
2013年4月6日(土) 茨城県牛久市/中央生涯学習センター
2013年4月12日(金) 茨城県/ひたちなか市文化会館
2013年4月13日(土) 茨城県/土浦市民会館
※詳しい情報はホームページをご参照ください。
「河口恭吾 Official website」
http://www.miraclebus.com/kyogo/index.php
デビュー10周年を迎えた2010年に自ら選曲したベストアルバム「自選ベスト トマト盤・あじ盤」の2枚をリリース。2011年6月には第2弾のカバーアルバム「君を好きだったあの頃2」をリリースし「ありがとうSONGSコンサート」と題した企画コンサートを展開。2012年3月にオリジナルアルバム「ROMANCHICA」をリリース。
2013年3月20日に雑誌 昭和40年男との企画カバーアルバム「昭和40年男たちのメロディー」をリリース。
NEW ALBUM『昭和40年男たちのメロディー ~君を好きだったあの頃3~』
2013年03月20日発売
税込\2,625-
■LIVE
『河口恭吾ありがとうSONGSコンサート』
2013年4月6日(土) 茨城県牛久市/中央生涯学習センター
2013年4月12日(金) 茨城県/ひたちなか市文化会館
2013年4月13日(土) 茨城県/土浦市民会館
※詳しい情報はホームページをご参照ください。
「河口恭吾 Official website」
http://www.miraclebus.com/kyogo/index.php
LIVEレポート
東京の桜は、いよいよ葉桜になり、
花びらが舞い散り始めた週末、
GoodLuckLiveにお迎えしたのは、河口恭吾さん。
ピアノ、ギター、パーカッションのアコースティック編成で
ライブを届けて下さいました。
まさにこの時期には特に聴きたくなる“桜”を最初に。
リリースから10年。
「この曲を通じてたくさんの方と出逢え、きっかけを作ってくれた。
多くの人に愛されて嬉しい。」とお話下さった河口さん。
繊細で胸にきゅっとくるピアノのメロディから、美しく穏やかで優しい歌声。
目を閉じて、ひとフレーズひとフレーズ大事に歌う姿に、
改めてその歌詞のあたたかい言葉が心に入ってきて、じ~んとなりました。
続いて、アルバム「ロマンチカ」から“恋する雲雀は唐紅”。
ギター、パーカッション、ピアノの奏でる瑞々しい青空に、
自由に飛び回る鳥のような河口さんの歌声。
パワーがあるのに、優しさや思いやりが溢れていて、
ファンの皆さんも自然と手拍子で参加。
広い空を眺めているときのような幸福感に満たされました。
ライブ・パート2では、3月20日にリリースされたカバーアルバム
「昭和40年男たちのメロディー~君を好きだったあの頃3~」の中から。
雑誌「昭和40年男」とのコラボ企画で生まれた昭和の名曲カバーアルバム。
曲の前には、制作エピソードも聴かせて下さいました。
たくさんの名曲が詰まった一枚の中から、
南佳孝さんのカバー“スローなブギにしてくれ”を。
アコースティックギターのゆったりとしたメロディーにのって、
まるで波音が聴こえてきそうなスローテンポ。
河口さんも、音の波にのりながら歌っていて、
ファンの皆さんは、そんな歌声に身を任せ、椅子の背もたれに寄りかかって
しっとりと聴き入っていました。
西田敏行さんのカバー“もしもピアノが弾けたなら”も、
聴き手である私達がその歌詞や音を心地良く受け止められるように、
とても丁寧に、まるで語りかけるように歌っていらっしゃる姿が印象的でした。
そして、ライブ・パート3では、
河口さんもアコースティックギターを手にして、
アルバム「ロマンチカ」から“Fall in Love”。
「ロマンチカ」は、河口さんが影響を受けた1930~1960年代に日本に入ってきて、
当時、流行だったJazzをベースに制作されたアルバム。
昭和の香りが残る喫茶店やBarで、レコードから聴きたくなるリズム、メロディ、そして、歌。
曲と曲を繋ぐメンバーさん達の紡ぐ音がまたなんとも綺麗で、ロマンチック。
うっとりしながら“ゆるり、ふらり”を。
ライブの最初から最後まで、河口さんとメンバーの皆さんの調和が最高で、
幸せな気持ちでいっぱいでした。
最後は、「ふるさと」をテーマにしたという“飾る錦もないままに”。
日本の里山の原風景が目の前に浮かぶよう。
いつまでも大切にしたい日本素晴らしさが凝縮されていて、
この曲も、“歌い継がれる生きた音楽だなぁ”と感じました。
自然と、自分にとって大事なもの、大事にしたいものが浮かんでくる
河口さんの歌声。本当に格別なヒトトキでした。
河口恭吾さんありがとうございました!
Set List
- 1.桜
- 2.恋する雲雀は唐紅
- 3.スローなブギにしてくれ
- 4.もしもピアノが弾けたなら
- 5.Fall in Love
- 6.ゆるり ふらり
- 7.飾る錦もないままに