ホタルイカの沖漬け富山
こんにちは。FMとやまgraceパーソナリティーの田島悠紀子です。
自然豊かな富山で作られるお酒は、すっきりしつつもまろやかさもあって、どの蔵のお酒もそれぞれ美味しく、私の家には常にどこかの蔵のお酒があります。そんな富山の地酒に合う肴は数多くありますが、これからの季節はなんといっても富山に春の訪れを告げる「ホタルイカ」です。ボイルしたものを酢味噌で頂く以外にも、富山には様々な食べ方があります。
お刺身、しゃぶしゃぶ、天ぷら、昆布焼き。中でも酒の肴にぴったりなのは「沖漬け」。富山湾で獲れたばかりのホタルイカを醤油漬けにした富山の郷土料理です。ツッヤツヤでプリップリのホタルイカの沖漬けは、食べた瞬間、口の中に濃厚なうまみが広がります。「つりや」の沖漬けは、クセのないフレッシュな味わい、それこそ富山弁で言うところの「きときと」で、噛めば噛むほど、口がお酒を欲します。(笑)見た目は地味でも滋味あふれる、私も大好きな酒の肴です。
【日本酒を飲みながら聴きたいミュージック】
キャラバンの到着/ミシェル・ルグラン
なかなか外飲みができない今、私はお家で、その日の気分やお酒の種類によって酒器を変えて、お酒を飲むスタイルも含めてお酒時間を楽しんでいます。シュワッと微発砲のお酒はシャンパングラスで華やかに、冷酒は錫の器でよりひんやりと、熱燗は厚みのあるちょっといかつい陶器で。やはり器は大事!あなたも器にこだわってみませんか?味わいが変わりますよー。
そして、そんなお酒時間を華やかにに演出してくれるのは、映画『ロシュフォールの恋人たち』のミシェル・ルグランの音楽です。オススメは、何かが始まりそうなワクワク感のある「キャラバンの到着」。この曲を聞きながらお酒を飲むと、ご機嫌になれます♪ただ、どんどん気分が高揚して、ついお酒がすすんでしまうのですが。(笑)