#1 気候変動と自然エネルギーの最新状況について
モデル・タレントとして活躍するユージと、フリーアナウンサーの吉田明世がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの朝のニュース番組「ONE MORNING」。
10月から、木曜日の新コーナー「オーステッド presents Green future for all」がスタートしました。
このコーナーでは毎週、環境活動に取り組むインフルエンサーや活動家、研究者などをゲストに迎え、「地球との共生」について考えるきっかけになるお話をお届けしていきます。
10月6日の放送では、「ISEP(環境エネルギー政策研究所)」の所長である飯田哲也さんに、世界の再生可能エネルギーの現状について伺いました。
飯田さんによると、「今はもう世界の科学者の主流は再生可能エネルギー」とのこと。
とくに風力発電と太陽光発電が注目されており、太陽光+風力の発電量は10年前には世界の電力の1%しかなかったのですが、今は10%を超えていると言います。
「この勢いでいけば、これから10年で数十%ということは不可能ではないと、今、期待されていてます」と飯田さん。
そして、そういった再生可能エネルギーを発電する施設を作っていく上で注目されるのが、地球の7割を占める海です。
海の上に建てる「洋上風力発電」について飯田さんは、「洋上風力発電は大きく2つに分けて着床式、浮体式といったタイプがあって、まさにブルーオーシャン的なポテンシャルを持っている。非常に重要な技術として世界各国が注目し、しかも投資も含めて新しいプロジェクトがどんどん行われているという状況だと思います」と教えてくださいました。
洋上風力発電は今後、日本や世界で注目されるプロジェクトになっていきそうです。
お話を聞いてユージさんも、「まずは知ること。再生可能エネルギーについて、まだまだ知識が少ないので、ちょっとずつでもこうやって学んでいきたいなと思いました」と語っていました。
皆さんも、これから3カ月の間、私たちと一緒に様々なことを学んでいきましょう!