#25 町工場の脱炭素チャレンジ
モデル・タレントとして活躍するユージと、フリーアナウンサーの吉田明世がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの朝のニュース番組「ONE MORNING」。
木曜日の8時台に、「オーステッド presents Green future for all」をお送りしています。
3月23日の放送では、埼玉県八潮市にある町工場「来(らい)ハトメ工業」の代表・来昌伸(らい まさのぶ)さんと環境管理責任者の石原隆雅さんに、自社で行なっている脱炭素チャレンジについてお話を伺いました。
というのも、全国の学校・団体・企業・自治体などが実施している脱炭素活動の中から優れた取り組みを表彰する大会「脱炭素チャレンジカップ」で、2023年にグランプリを獲得したのが、こちらの「来ハトメ工業」なんです。
では一体、どのような取り組みだったのでしょうか。
石原さんによると、「二酸化炭素排出量の97%削減を実現した」とのこと。「来ハトメ工業」はコンデンサ用のアルミケースやアルミ製リベットの製造を行っている工場なのですが、当時工場で使うエネルギーの半分を締めていた「重油」を「電気」に切り替え、さらに「再生可能エネルギー」を使ったことで、二酸化炭素排出量97%削減に成功したと言います。
2010年、エコアクション21の認証を取得し、環境活動に取り組み始めたという「来ハトメ工業」。長年コツコツと積み重ねた活動が、大きな成果につながったんですね!
そんな「来ハトメ工業」の今後のチャレンジついて、代表の来昌伸さんは、「97%ですけれど、3%残るわけですね。本当に完璧なゼロを目指したいなとは思ってます」と語ってくださいました。
これにはユージさんも、「中小企業にとって、環境のための設備投資のコストは経営の負担になることも多いですが、それでも地球環境の未来のために投資をする町工場のチャレンジ、
素敵ですね」とのことでした。