モデル・タレントとして活躍するユージと、フリーアナウンサーの吉田明世がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの朝のニュース番組「ONE MORNING」。

木曜日の8時台に、「オーステッド presents Green future for all」をお送りしています。

2月9日の放送では、東京大学教養学部の客員准教授・松本真由美さんに、「2023年、エネルギー最新事情」について伺いました。

まずは、世界のエネルギー事情から。「再生可能エネルギーを大量導入していくのは世界の潮流です」と松本さん。脱炭素という意味で、今、再生可能エネルギーの投資は非常に伸びている状況だと言います。また、乗り物や物流の燃料を化石燃料から電力に変えていく“交通輸送”の電化にも、注目が集まっていると教えてくださいました。

では、再生可能エネルギーは今、どのような状況なのでしょうか？

松本さんがおっしゃるには、「太陽光発電が世界的にも導入が進んでいるけれど、特徴的なのは、欧州で洋上風力発電が非常に進んでいるという状況」とのこと。欧州は沖合40km程度までは推進が浅く、特定の場所の風の吹き方を指す「風況」に恵まれていることも、洋上風力発電が発展した要因の一つだそうです。

こういった状況の中、果たして、2050年に「脱炭素社会」の実現は可能なのでしょうか。

松本さんは、「再エネの大量導入を図るというのが、まさに今、日本の目標になっていますので、大きな分岐点に来ていると言ってもいいかと思います」とのことでした。

2023年、再生可能エネルギーの発展に注目していきましょう！