#15 地球環境と建築のふるまい
モデル・タレントとして活躍するユージと、フリーアナウンサーの吉田明世がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの朝のニュース番組「ONE MORNING」。
木曜日の8時台に、「オーステッド presents Green future for all」をお送りしています。
1月12日の放送では、建築デザインに「建築のふるまい」を提唱する、東京工業大学大学院教授で建築家の塚本由晴さんにお話しを伺いました。
まず、「建築のふるまい」とは何なのでしょうか。塚本さんがおっしゃるには、例えば、家の中でも太陽光が差し込むポカポカした場所に居たくなりますよね。それは太陽が、部屋の空気を温めて心地いい場所を作っているという“ふるまい”。次に、その場所でのんびりしたいなと思って移動するのが人間の“ふるまい”。そして、この2つが重なっているのが「建築のふるまい」だということです。
そんな“ふるまい”について、「建物の中で1番色んな“ふるまい”が集まるのは窓」であり、「窓が良いと幸せになれる」と言う塚本さん。このお話にはユージさんも、「窓は景色を切り取る額縁だから、塚本さんの言葉に非常に共感します!」と語っていました。
最後に、塚本さんがこれから目指す「地球環境に優しい建築」について伺ったところ、「建築の分野でも、建設現場でできるだけゴミを出さないようにするとか、あるいは建築に使う材料をできるだけ循環型のものにするとか、再利用できないにしても別のところで土に還るなど、そういった形に向けて建築を今、組み替えつつあるところだと思うんです」とのこと。
地球のためにどんな暮らしをすればいいのか、それを考えて作られる家が今後増えていってほしいですね!
本放送はもちろん、オンエアできなかった部分も含めたディレクターズカット版も是非チェックしてみてください。
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