#13 再生可能エネルギーのある”まちづくり”
モデル・タレントとして活躍するユージと、フリーアナウンサーの吉田明世がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの朝のニュース番組「ONE MORNING」。
木曜日の8時台に、「オーステッド presents Green future for all」をお送りしています。
12月29日の放送では、『再生可能エネルギーのある「まちづくり」』について、公益財団法人自然エネルギー財団の上級研究員、山東晃大さんにお話を伺いました。
山東さんは、長崎県の小浜温泉で、温泉熱を利用した「地熱発電」による低炭素な町づくりを目指すプロジェクトに参加していたことがあります。そういった再生可能エネルギーの普及に不可欠なのが、地域との共生と住民の理解・協力です。
では、それらを得るために必要だったものとは何なのでしょうか。
山東さんは「住民の方も、エネルギーや再生可能エネルギーについて学ぶことは大事」と言います。例えば、発電所について説明会があったとしても、住民の方々にある程度の知識がないと、賛成も反対もできませんよね。何かわからないものに対しては「反対」しかなくなってしまいます。
「エネルギーのことを考えるのは、地域の未来について考えることと同義だと考えています」と、山東さん。住民の理解・協力を得られたら、例えば農作物を加工する時に地熱を利用してみたらどうか?など、住民の皆さんが未来について語り合うことができます。そうやって地域が盛り上がれば街の人たちも参加し、街全体が盛り上がれば県内の色んな人も興味を持ち、少しずつ全国に広がっていきます。「再生可能エネルギーが、地域の未来について考えるきっかけになればいいなと考えています」と、山東さんは語ってくれました。
これにはユージさんも「想像するとワクワクしてきますね」とのこと。
皆さんも一度、自分の地域に再生可能エネルギーがあったら?と、想像をふくらませてみてくださいね。
本放送はもちろん、オンエアできなかった部分も含めたディレクターズカット版も是非チェックしてみてください。
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