母の日のあと、福のラジオにこんなメッセージが届きました。

秋田県大仙市・父は公務員くん（１７歳男子高校生）
先日、母の日のことです。
私の家ではこんな話がありました。

私は柔道部に所属しており、その日が大会でした。
土曜日の夜に私がボソッと｢明日、母の日だね｣とつぶやくと
母が｢母の日のプレゼントは、あんたの優勝がいいよ｣と言いました。

それを言われた私は優勝せねばという気持ちで挑み、見事優勝することが出来ました！
母も喜んでくれました、母の日に最高のプレゼントを送れたかなと思っています。
福山さんも母のために頑張ろうと思い、実行したことはありますか？

全く勝てない人に、優勝がいいよ、と言ったわけではなく“ここだ”というタイミングで、この言葉を投げかけたのではないでしょうか。

という福山さん。続けてメッセージの質問にこたえます。

自身が母のために頑張ったことというと・・・母の暮らしが楽になればという想いもあって東京でがんばった、というのはあります。
１７歳の時に父親を亡くした福山さん。
高校を卒業して、就職して、生活費として家にいれていたものの５か月で退社。
自分自身で何ができるかわからないけど、可能性を試したかった。
踏み出さなければ可能性があるかないかすらわからない、それを確かめるために東京に来て、自分自身のため、そして辛い時期があった母親の暮らしを楽にしたい、という想いががんばる原動力になっていたのは間違いないです、と。

そして“父は公務員くん”に対しては・・・

自分で自分を鼓舞するというのは難しいもの。
母ちゃんに言われたことで、最後のひと踏ん張りができて優勝をつかむことができたのかもしれません。
自分自身だけでそこまで行くための最後の力は、自分の中というよりは自分以外のところにあるかもしれない、それを知ることができたのではないでしょうか？
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最後の最後に自分を押し上げてくれる原動力。
あなたは親のために頑張ろうと思ったこと、ありますか？