- 2020.08.30
台風被害から力強く立ち直る「カフェえどもんず」2
今週も千葉県富津市金谷にある、古民家カフェ「カフェえどもんず」について、お伝えします。
カフェえどもんずは岐阜県の白川郷から移設した「合掌造り」の建物を活用した古民家カフェ。
台風の被害からもうすぐ1年。剥がれた屋根もようやく修復されたのですが、まだ、お店の中は片付け作業が続いています。
今回の取材は、お店の敷地にあるお庭のテーブルでセミの声を聴きながらマスター・青山さんのお話を伺ったのですが、このお店、「とにかくマスターがイイ!」という噂通りの方で・・・
美味しいアイスコーヒーでおもてなししてくれて、さらに、さらにコーヒーの面白い話も、いろいろと教えてくれました。

~お話によると青山さんご自身でコーヒー豆を育てているそうですね。
そんなに簡単なものじゃなくて、やはり台風の被害が大きくて、近くの農園の温室に移動して療養中なんです。ここに焼く前の豆があるんですが、それは芽が出ます。
~どれくらいの背丈になるんですか?
2メートル半ぐらいで切っちゃうんです。というのも取るのが大変だから。手摘みでやるなら低い方がいい。ただ天候が暖かいところじゃないと難しいので、温室じゃなきゃできないですね。育て始めたのは4年くらい前です。やっと3年目ぐらいに実がつくようになりました。でもこれはビジネスにはならないですね。本当に楽しむというか、もし育てるなら今日差し上げますから持って帰って家で作ってみてください。35度くらいのお湯にスポンジを入れて、接すると発芽のスイッチが入るみたいで芽が出ます。ここにコーヒーのチェリーがあります。種子がここにあるでしょう。まわりを乾燥したものがある。うちではこれも扱っています、コーヒーの花。これは世界中から集めないと集まらないんです。というのは花を取っちゃうと実ができないですからね。コーヒーの花のお茶、ジャスミンティーみたいな香りがします。

~飲むコーヒーだけじゃないんですね。
葉っぱのお茶もありますよ。
~おうちで美味しくコーヒーを飲むコツはありますか?
すごい簡単なのはね、ペットボトルに例えば30グラムのコーヒー豆の粉を入れて300 CCの水を入れる。軽く振って冷蔵庫に入れて次の日、10時間経ったらドリッパーのように出すと冷たいアイスコーヒーができておいしい。しかも酸化していないから1週間位はおいしいんです。熱が加わると酸化してどんどんまずくなる。水で出すと酸化が弱いのでおいしさがとどまるんです。やかんで麦茶を作るような感覚ですね。やかんにコーヒー豆を引いたのを入れて、80度くらいでちょっと周りに泡がたったらもう大丈夫。沸騰したらアウトなんです。味噌汁と一緒ですね。同じコーヒーでも全然味が変わっちゃいます。アイスとホットと温めるのでは全然違う。それを氷でやるというのをうちはやっています。水の代わりに氷を置いておくと、氷が溶けてもっと冷たい温度で、もっと味わいが深くなる。ワインのようですよ。それを温めればホットコーヒーになるし。日本茶でやってもおいしいですよ。日本茶でやると甘みが出るんです。あと、おいしい豆だと、紙が油分を吸っちゃっておいしい成分がなくなっちゃうので、ペーパーフィルターじゃないほうが良いですね。ステンレスのフィルターだと豆の味が直接出ます。僕なんかはフレンチプレスといって、ただ押すだけのやつ。あれなんかおいしい豆の場合は最高です。味が全部出るんです。だけどスーパーで買ってきた安物にそれを使うとよくないから、そういう場合はペーパーを使って変なものを取ったほうがいいんじゃないかと思うので一概には言えませんが。
日本では酸味を嫌う人が多いんですよ。でも実際、僕もずっと30~40年やってきたんですが、実は酸味のコーヒーは古いコーヒーには出せないんです。ちょっと知っている人は「浅く焼けば酸味は出るよ」と言いますが、そうではなくて生豆の時点で酸味は減っていく。その酸味を近くに感じるとおいしくない感じがするし、遠くで感じるとなんとなくうまいという感じがするんです。でも実は日本人のDNAに酸味は腐っているというのが染みついてるんです。腐っているとちょっと酸っぱいと感じますよね。そのDNAが入っているので、酸味=まずいとなっちゃうんだけど、コーヒーはフルーツなんです、チェリーなんです。フルーツの酸味だと思うと味わいが変わると思いますよ。コーヒーとチーズが合うんですよ。今度やってみてください。

古民家カフェ「カフェえどもんず」マスター青山さんのお話、いかがだったでしょうか。ポッドキャストでも詳しくご紹介していますので、ぜひこちらもお聞きください!
【今週の番組内でのオンエア曲】
・レター / ハナレグミ
・Love Me / The Little Willies
カフェえどもんずは岐阜県の白川郷から移設した「合掌造り」の建物を活用した古民家カフェ。
台風の被害からもうすぐ1年。剥がれた屋根もようやく修復されたのですが、まだ、お店の中は片付け作業が続いています。
今回の取材は、お店の敷地にあるお庭のテーブルでセミの声を聴きながらマスター・青山さんのお話を伺ったのですが、このお店、「とにかくマスターがイイ!」という噂通りの方で・・・
美味しいアイスコーヒーでおもてなししてくれて、さらに、さらにコーヒーの面白い話も、いろいろと教えてくれました。

~お話によると青山さんご自身でコーヒー豆を育てているそうですね。
そんなに簡単なものじゃなくて、やはり台風の被害が大きくて、近くの農園の温室に移動して療養中なんです。ここに焼く前の豆があるんですが、それは芽が出ます。
~どれくらいの背丈になるんですか?
2メートル半ぐらいで切っちゃうんです。というのも取るのが大変だから。手摘みでやるなら低い方がいい。ただ天候が暖かいところじゃないと難しいので、温室じゃなきゃできないですね。育て始めたのは4年くらい前です。やっと3年目ぐらいに実がつくようになりました。でもこれはビジネスにはならないですね。本当に楽しむというか、もし育てるなら今日差し上げますから持って帰って家で作ってみてください。35度くらいのお湯にスポンジを入れて、接すると発芽のスイッチが入るみたいで芽が出ます。ここにコーヒーのチェリーがあります。種子がここにあるでしょう。まわりを乾燥したものがある。うちではこれも扱っています、コーヒーの花。これは世界中から集めないと集まらないんです。というのは花を取っちゃうと実ができないですからね。コーヒーの花のお茶、ジャスミンティーみたいな香りがします。

~飲むコーヒーだけじゃないんですね。
葉っぱのお茶もありますよ。
~おうちで美味しくコーヒーを飲むコツはありますか?
すごい簡単なのはね、ペットボトルに例えば30グラムのコーヒー豆の粉を入れて300 CCの水を入れる。軽く振って冷蔵庫に入れて次の日、10時間経ったらドリッパーのように出すと冷たいアイスコーヒーができておいしい。しかも酸化していないから1週間位はおいしいんです。熱が加わると酸化してどんどんまずくなる。水で出すと酸化が弱いのでおいしさがとどまるんです。やかんで麦茶を作るような感覚ですね。やかんにコーヒー豆を引いたのを入れて、80度くらいでちょっと周りに泡がたったらもう大丈夫。沸騰したらアウトなんです。味噌汁と一緒ですね。同じコーヒーでも全然味が変わっちゃいます。アイスとホットと温めるのでは全然違う。それを氷でやるというのをうちはやっています。水の代わりに氷を置いておくと、氷が溶けてもっと冷たい温度で、もっと味わいが深くなる。ワインのようですよ。それを温めればホットコーヒーになるし。日本茶でやってもおいしいですよ。日本茶でやると甘みが出るんです。あと、おいしい豆だと、紙が油分を吸っちゃっておいしい成分がなくなっちゃうので、ペーパーフィルターじゃないほうが良いですね。ステンレスのフィルターだと豆の味が直接出ます。僕なんかはフレンチプレスといって、ただ押すだけのやつ。あれなんかおいしい豆の場合は最高です。味が全部出るんです。だけどスーパーで買ってきた安物にそれを使うとよくないから、そういう場合はペーパーを使って変なものを取ったほうがいいんじゃないかと思うので一概には言えませんが。
日本では酸味を嫌う人が多いんですよ。でも実際、僕もずっと30~40年やってきたんですが、実は酸味のコーヒーは古いコーヒーには出せないんです。ちょっと知っている人は「浅く焼けば酸味は出るよ」と言いますが、そうではなくて生豆の時点で酸味は減っていく。その酸味を近くに感じるとおいしくない感じがするし、遠くで感じるとなんとなくうまいという感じがするんです。でも実は日本人のDNAに酸味は腐っているというのが染みついてるんです。腐っているとちょっと酸っぱいと感じますよね。そのDNAが入っているので、酸味=まずいとなっちゃうんだけど、コーヒーはフルーツなんです、チェリーなんです。フルーツの酸味だと思うと味わいが変わると思いますよ。コーヒーとチーズが合うんですよ。今度やってみてください。

古民家カフェ「カフェえどもんず」マスター青山さんのお話、いかがだったでしょうか。ポッドキャストでも詳しくご紹介していますので、ぜひこちらもお聞きください!
【今週の番組内でのオンエア曲】
・レター / ハナレグミ
・Love Me / The Little Willies