この番組は、東日本大震災で発生した震災ガレキを“活かして”
津波から命を守る「防潮林を作ろう」という取り組み
「森の長城プロジェクト」の活動を追いかけています。

年内最後の放送ということで、今朝は、
森の長城プロジェクトによる 森作りの出発点を振り返ります。

森作りの出発点は、
今年4月、岩手県大槌町で行われた植樹式。

この日の植樹式は、地元の方もたくさん参加。
みなさんそれぞれの想いを込めて、小さなポッド苗をマウンドに植えました。

植樹式には、森の長城プロジェクト・理事長の細川護煕さんも参加。
プロジェクトの目的と、その先の未来について以下のようにお話されました。

「ガレキを何とかしなければ復興もあったもんじゃないでしょう。
被災地の復興にはガレキをどけることが大切なんです。
どけるには広域処理ではコストがかかるし、
焼却しても二酸化炭素が出るだけ。

地元で有効に活用するのが一番良いんです。

横浜山下公園でも関東大震災の後にがれきを活かして作られました。

外国でも、ロッテルダム、ミュンヘン、ベルリンの立派な森の下には第二次大戦
のあとのガレキ、戦車も入っているんです。

それで立派な森が出来ている。

時間のかかる話だが、日本の復興の象徴的な事業として、
世界的にも評価される、後世に残る事業になると思います。」

まあ、「いのちの森 voice of forest」をお聞きのみなさんなら、
うん、うん、もう、その通りだ。とうなずいてくれるでしょう!

植樹の指導をしたのは、もちろん副理事長・宮脇昭さん!

ニコニコ笑いながら、参加者に、混植・密植の強さや、
潜在自然植生についての話をされていましたよ!

この、大槌町に植えた木々は、10年も経つと、
高さ20メートルほどのこんもりとした森になるそうです。

その日が楽しみですね!

この番組は、東日本大震災で発生した震災ガレキを“活かして”
津波から命を守る「防潮林を作ろう」という取り組み、
「森の長城プロジェクト」の活動を追いかけています。

今回の放送は
2012年12月に東京・有明の東京ビッグサイトで行われた、
日本最大級の環境展示会『エコプロダクツ2012(にせんじゅうに)』からの
レポートです。

今回のエコプロダクツ、様々な企業による環境に関する展示が
並ぶ中、森の長城プロジェクトが推し進める、ガレキを利用した森作りに関する
企業展示もあったんです。

その展示を行っていたのは「横浜ゴム株式会社」さん。




様々な企業が、環境に関連した展示を行うこのイベントには、
森の長城プロジェクト・副理事長 宮脇さんの森作りに賛同する企業のひとつ
横浜ゴムが出展していました。

横浜ゴムは元々、創業100周年となる2017年までに、
50万本の植樹を行うという「YOKOHAMA千年の杜」プロジェクトを立ち上げていたのですが、
2011年に起きた東日本大震災のあと、被災地で「森の防潮提を作ろう」という活動も開始したそうです。

展示ブースでは、今年4月、岩手県大槌町に作られた
森の防潮堤に関する展示がありました。横浜ゴム環境推進室 篠田茂さんによると、

2012年4月30日に、岩手県大槌町で
津波対策の防潮堤作りの実験マウンドの、モデルとして3000本の植樹を行ったそう。

展示しているのはその大槌町で行った植樹の模型で、
大槌に植えたものと同じもののモデル。(写真参照)

木の種類は、タブの木、カシ、シラカシで、
実際には16種類を混植・密植でまぜるまぜるでやると、すごくよく育つんだそうです。

また横浜ゴムは、地元のドングリを地元の人が拾い、育て、森を作る、
ための教育も行っています。

大槌ではあと5年間かけて合計1万5000本を植樹。
全長300mの森の防潮堤を作る方針とのこと。
5年後、大槌の海沿いはどんな姿になるんでしょうか。
是非、番組でもこの模様を追いかけていきたいと思います!

数名のリスナーの方に、
番組のオープニングテーマの曲名についての問い合わせを頂きました!

いつも番組を聞いていただき、ありがとうございます!

オープニング曲は、
清水靖晃さんの「 Dolomiti Spring 」と言う曲です。

とても優しい、美しい調べですよね。
是非、CDなどでお聞きくださいね!

これからも「いのちの森 voice of forest」を宜しくお願いいたします!
さて、この番組は、東日本大震災で発生した震災ガレキを“活かして”
津波から命を守る「防潮林を作ろう」という取り組み、
「森の長城プロジェクト」の活動を追いかけています。

TOKYO FMとJFN全局は、このプロジェクトに賛同し、メディアパートナーとしてサポートしています。

今週は、森の長城プロジェクト 理事長の細川護煕さん、
副理事長で植物生態学者の宮脇昭さんの、インタビューを
お送りします。



今回は、被災地沿岸部からはじまる森作りに取り組むお2人に、
そのルーツとしての、子どもの頃の森の記憶について語って頂いています。

宮脇昭さんは、農家の四男として生まれたそうです。

まわりは森。歩いて200mで神社があり鬼ごっこをしていたとか。

大学生になって、飛行機やバス電車に乗れる横浜に住んだが、
科学技術に疑問を感じるようになったそう。
炭酸ガスを吸収するのは森だと。
都市に憧れて都会に来たものの、ある時期からは幼少期が懐かしくなり、
森がないと落ち着かなくなったそうです。

対して、細川護熙さんは幼い頃よく遊びに行った祖父の家に屋敷林があり、
虫も取りにいったし鳥も探したりするなど、とても森や自然と親しい幼少時代を過ごしたそうです。

詳しくは、ポットキャストでお楽しみくださいね!

「どんぐり拾い」のレポートを今週もお届けします。
母樹ごとにどんぐりを拾い、ジップロックにその種ごとにどんぐりを詰め、
発芽~ポット苗にするところまで管理をし、防潮提に植える、というこのプロジェクト。

今回お世話になった輪王寺の職員の方の中に、
潜在自然植生を見つける名人がいたんです!

それは、輪王寺の職員のお一人、佐々木優二さん!
http://www.tfm.co.jp/cms/nucleus/images/button-link.gif
今日は佐々木さんの「活躍」っぷりについてご紹介します。

佐々木さんは、およそ10年前から、森の長城プロジェクト
副理事長・宮脇昭博士と、潜在自然植生を植樹する活動に取り組んでいます。
そして、その長年の経験から、森の中で「自然植生の森」を見分ける名人でも
あるんです。



この佐々木さん、どうやって「潜在自然植生」を見つけていると思います?

実は、グーグルマップを使っているとのこと!

グーグルマップのページで色を見て、
常緑樹、広葉樹、針葉樹など見分けがつくそうなんです。

針葉樹と常緑樹だと同じ緑に見えるが緑の配列が違うとのこと。
そのグラデーションの違いで判断して現地に行き、見つけて確認して何の樹木か確かめるんだとか。

どこに潜在植生が多いのかと聞いてみたら、

神社仏閣。屋敷林。屋敷林と森が繋がっているところは必ずあると答えてくれました。
(理由は、伐採していないから!)

神社はほとんどのところにご神木のよう母樹があるんだとか。

また、母樹を探し始めたのは、昨年の震災後のこと。
宮脇先生と住職が海岸線を見てあるき、
屋敷林に囲まれたところは家が残っていたのが現実だったとのこと。

実際に佐々木さんが出会ったお宅では、
田んぼの周りに家があり垣根はコンクリだったところは全て家がなくなったけれど、
垣根の家は波を軽減して家が残ったとのこと。

その家のおじさんが2階に避難した時、波が垣根を避けるように割れたのを見て、
屋敷林が津波被害を軽減するのが実感できたので、
「森の防潮提」の構想を思いついた、などいろいろお話いただきました。

しかし、グーグルマップ…ちょっと意外でした。
そして、やはり森は優しく家を守る力があるんですね。

さて、このどんぐり拾いのあと、佐々木さんは
輪王寺の敷地にある、苗木を育てるためのビニールハウスに案内してくれました。
どんぐりは発芽して、1年くらいたつと、こんな大きさのポット苗になるんですね。



佐々木さんによれば、冬を迎え、これからさらに管理が大変になるそうです。
特に常緑樹は、常に水が必要。水をあげないといけないのですが、
真冬に水をやると凍ってしまうからだそうです。

番組では、「森の長城プロジェクト」への質問やご意見、
「あなたの森の記憶」「ドングリから木を育てた方の経験談」もお待ちしています。
メッセージはこちらのサイトからどうぞ。
この番組は、東日本大震災で発生した震災ガレキを
“活かして”津波から命を守る「防潮林を作ろう」という取り組み
「森の長城プロジェクト」の活動を追いかけています。

11月9日(金)から3日間、仙台市を中心に行われたこのイベント、
3日目の11日(日)には、「森の長城」財団の細川護熙理事長も参加しました!

細川護熙理事長と高橋真理恵さんがどんぐりを拾ったのは、
仙台市青葉区の「輪王寺」や「青葉神社」など、神社の境内。

地元の方、子どもたち、そして細川理事長。
みんな一緒に、神社の大きな木の下でしゃがみこんで、
どんぐりを拾う様子は、なんだかすごくほのぼのしていました。

今回おどんぐり拾いツアーで拾ったどんぐりは、
輪王寺敷地内に建てられた「ビニールハウス」で育成し、
30センチほどになったら、防潮提になる「敷地」に植樹されると言うことです。



ちなみに、輪王寺は、震災前から、森作りに力を入れているお寺。

お寺に向かう参道の左右には、まだちょっと細くて若い樹木が、
たくさん生えていたのですが、
実はこれが、宮脇先生の 森作りのノウハウを活かして植樹された若い森なんです。

お話を伺ったのは、輪王寺の日置道隆(みちたか)住職。

輪王寺は、室町時代から続く、仙台・伊達家ゆかりの由緒正しいお寺で、
明治の大きな火事を乗り越え、今も大地に根を張る自然がたくさん残っています。
そうしたこともあって、近年は森や自然を保護し、
育てる活動を積極的に続けているんだそうです。

ちなみに、宮脇先生と輪王寺日置住職ののスタートは、平成16年。

宮城県が行うトンネル工事に協力するため、
輪王寺の参道の杉並木を一旦伐採することになったそうです。
新しい参道にどのような木を植えようか迷っていた時、
宮脇先生の本に出会い感銘を受けたそう。

その本に書いてあった「地元由来の潜在自然植生」や、「混植、密植」の理念に共感し、
宮脇先生に、参道の植樹へ協力を依頼。

快諾された宮脇先生の下、参道の植樹を行ったとのことです。

輪王寺の参道の8年前に植えた樹木、まだ細いけど、確実に育っていました。
私たちが拾い集めた、小さな どんぐりたちもきっと、
数十年後には大きな木に育っているんでしょうね!
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高橋万里恵
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