木村拓哉 Flow supported by Spotify - TOKYO FM 80.0MHz - 木村拓哉

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2025年03月16日Flow 第三百四十六回目「拓哉キャプテン × ONE OK ROCK Taka」Part2

今月のマンスリーゲストは、結成20周年を迎えるロックバンド、ONE OK ROCKからボーカルのTakaさん!
今週もTakaさんのロック人生に迫ります!


木村:20周年。

Taka:そうなんですよ。

木村:早くないですか?

Taka:僕、このバンドに加入したのが17歳とか18歳だったので。もうあれよあれよという間に、今年、結成してから20年が経っちゃいました。

木村:早いっすよね。あれ? だから自分の感覚としても、さっき「20周年」っていうワードを見た瞬間に「え、もう?」っていう正直な感想。

Taka:はい。自分でもこの20年っていう年月にびっくりです。「そんな経ってるんだな。」っていう。
でも、木村くんは何歳から芸能界に入ってたんでしたっけ?

木村:うーん。僕は最初は舞台だったんですけど、人前に立たせて頂いたのは17です。17の誕生日を舞台の稽古中に迎えて、その舞台を経験するまでは、全っ然(芸能界に)興味なかったんで。

Taka:えー、そうなんですか? いやもう、この世界で生きるために生まれてきたのかと思ってました(笑)。

木村:全然全然。全然です。

Taka:へえ~~。意外過ぎて。やっぱり僕がずっと思ってた「木村拓哉さん」のイメージって、もうなんかパーフェクトなイメージなんすよ。

木村:いやいや。もう、むしろ違います。

Taka:プライベートの話とか…。僕実は、YouTubeはちょっと観させて頂いているんですけど…(笑)。

木村:やめろ!(笑)

Taka:でも、結構ラーメンとか食べてたじゃないですか。博物館行ったりとか。あれとかも、僕は結構衝撃で。「あ、ラーメンとか食うんだ。」って。中華とかも行かれるじゃないですか。あれもイメージなかったんですよね。ブラウン管を通して観てる方って。
僕がこんなこと言うのも変なんですけど(笑)。

木村:え、そういうイメージないですか?

Taka:本当になかったです。逆に、普段のプライベートってどういう生活なんですか? やっぱり絶対的なルーティンはあるんですか? 何か体を動かしてから外に出るとか。
僕は結構最近ツアー前とかは、朝起きて、体を動かして、そっから1日が始まる、みたいなルーティンを一応心掛けてはいるんですけど。

木村:「体を動かす」っていうのは、多分カードが色々あると思うんですけど。Takaの言う「体を動かす」って、ストレッチから始まり、若干歩いてみたり、ちょっと早歩きして、最終的にはちょっと心拍数上げてやろうかなっていうぐらい、ちょっと息切れちゃったなっていうぐらい走って…。それも入った、「体を動かす」?

Taka:入って、ですね。自重(トレーニング)をちょっとやったりとか。

木村:バランスボールとか。

Taka:はい、やってます。スポーツ選手みたいなことやってます(笑)。

木村:それは何で?(笑)

Taka:それこそ、B'zの稲葉さんとかって、すごいストイックじゃないですか。お友達関係ではありますよね?

木村:はい、親しくさせて頂いてます。

Taka:それも、プロフェッショナル同士だから仲良くなれるのかな、みたいな。色んな話し合いとかしてるのかな、と思って。
どういうお話されるんですか?

木村:いや、まぁ犬の話もそうだし、海がお互いに好きだったり、バイクが好きだったり…。

Taka:趣味も似てるんですね。

木村:そういうところもそうだし。自分がいたグループが解散して、なくなった時、「あ、もう自分は、そういうボーカルマイクと言うか、マイクは多分持たないだろうな。」って勝手に思ってたんですよ。

Taka:え、マジっすか?

木村:本当に。そしたら稲葉さん…バッチが、「いや、待ってる人いるんじゃない?」っていうお手紙を本当にくれて。それで「え?」っていう、初めてそこに目がいって。
で、色んなラジオ…この番組もあって、「Flow」っていうタイトルではなくて「What's UP SMAP!」っていう番組だったんですけど、バッチの手紙を入口にカチャって開けてみたら、リスナーの人達の「いや、待ってるんだけど、いつ?」みたいな色んな意見とか気持ちとかがババババーって届くようになって。それで、再び、という感じにはなったんですよね。

Taka:あの時、実は僕もちょっとだけ映像を観させて頂いてたんすけど、すごい勢いで体とかも絞りましたよね。俺びっくりして。なんかもう、本当にスポーツ選手なのか、ぐらい。
何か公演だったんですかね? 下からバーンと出てきたのは。あれを観た時に、「木村くんはどこまで成長して行ってしまうんだろう?」みたいな。「何でこんな軽やかに出てこれるの?」っていう。あれももう、僕にはすごい衝撃で。

木村:そうですか?

Taka:はい。「何か覚悟決めたのかな?」みたいな登場の仕方が結構僕がぐっときて。で、多分、稲葉さんが楽曲を提供されていて。それも「すげぇな。」と思って。

木村:でも、あれの「パーン!」っていう出方は、うちの会社的には割と経験あったし。あとは、やっぱマイケル・ジャクソン見てたから…。

Taka:お会いしてますもんね。今までお会いしてきた中で、で言うと、やっぱり一番トップスターでした? 木村くんは今までたくさん色んなスターに会ってると思うんですけど。

木村:いや~、分かんない。Takaが言う「スター=〇〇」では、Takaの「スター」と僕の中の「スター」っていうのが一致してるのかどうか。

Taka:木村くんの中の「スター」が気になります。どういう方が「スター」っていう認識ですか?
すいません、なんかインタビュアーみたいな。興味津々で。なかなか聞けないんで、いっぱい聞いとこうと思って(笑)。

木村:(笑)。「この人スターだな。」って思った人でしょ? お仕事を一緒にさせて頂いて、「ヤバッ!」て思った方で言うと、田村正和さんとか。
視聴者だったり受け取ってくれている人達が思う「スター」っていうのもあるだろうけど、その現場にいるプロの人達が、「さすがっすよね。」っていう…その現場にいるプロを「あっ」っていう気持ちにさせちゃう人がそうかな? って僕は思うんですけど。

Taka:かっこいい…! それは「古畑任三郎」の時ですか?

木村:それもそうだし、他にも「協奏曲」っていう作品で、宮沢りえちゃんと自分と正和さんの3人で物語を転がしていくっていうお話でもご一緒させてもらったんですけど。なんかね、「わ、なるほど。」っていう。現場にいる共演者もそうだし、スタッフの方もそうだし。
勝(新太郎)さんだったり、もちろん高倉健さんもそうですけど、何か「現場を唸らせる人達っていうのがそうなのかな?」って自分は勝手に思ってて。
ステージ上に立って、「ズバラン!」って音の中で「おお~!」って思わせてくれるマイケル・ジャクソンも、もちろん「キング・オブ・ポップ」だと思うし。

Taka:世代的に、日本で言うと、どの辺りのバンドさんになるんですかね? もちろん海外では、聴いてらっしゃったエアロスミスとか、そこら辺だと思うんですけど、90年代ですよね?

木村:国内で言ったら、もうバリバリBOØWYじゃないですか?

Taka:BOØWYなんだ! BOØWYは、木村くんから見たら、もう、上の方々って感じですか?

木村:「バンドごっこをするんだったら、まずそこっしょ。」っていう。

Taka:「カバーするなら、1回BOØWYを挟もう。」みたいな。

木村:「とりあえず『MARIONETTE』のイントロはいっとかないとね。」っていう。

Taka:へえ~~。逆に、バンドを組むってチャンスがあったら、組んだりするんですか?

木村:絶対組んでたと思う。

Taka:へえ~。下手したら、踊ったりしてなかった可能性があるんですね(笑)。

木村:本当にそのスイッチが入っちゃったら、ヤバかったかもしれない。

Taka:でもやっぱプライベートで着ていらっしゃるものとかも、ヴィンテージのものとか、何となく僕の感覚ですけど、結構語り継がれるような、すごいヴィンテージ感強いものがお好きじゃないですか。

木村:だから「ヴィンテージのものが好き」と言うよりは、その当時好きだったものを未だに持ってると、人からすると、「そりゃヴィンテージっすよ。」ってなるんだけど、「いや、これ普通に買った。」っていうやつ。

Taka:そっか。大事にずっと取って置いてるっていうことですよね。

木村:何を聞いているんだ(笑)。

Taka:やっぱ僕らの世代だと、木村くんが着てた洋服とか、着けてたネックレスもそうですけど、指輪とか、めちゃくちゃ売れてたんですよ。僕が中学校とか、小学校とかの時ですけど。高校の時も。僕らからすると、ずーっとそういうアイコンなんで。

木村:いやまぁ、その当時はそうかもしれないけど。

Taka:だから、ファッションって僕そんなに得意な方じゃないんですけど、1周も2周も回っていくとどんどんシンプルになってったりするじゃないですか。あんまり新しいもの着けなくなったりとか。

木村:まあね。トライしてたものが、どっかに落ちるよね。「あ、これ。」っていう。それが、定着なのか、要は「〇〇に行くんだったら、これは嵌めとかないとちょっと落ち着かない」と言うか、「これで俺、完成かもね。」っていう。
今の、今日お会いしたこのタイミングは、僕は映画の撮影中なので、朝着替えてスタジオに出かける時に、普段嵌めている指輪だったり、手首に嵌めているバングルだったり、っていうものはあんまり着けてないんですよね。撮影現場行って、すぐに楽屋で外しちゃうんで。

Taka:そのままスッと衣装着て役に入れるように。

木村:そうですね。

Taka:へえ~。ピアスとかは開けないですもんね?

木村:いや、全然開いてましたよ。今は通さなくなったら塞がった、っていう感じ。一時期は、それも友達の影響もすごくあるんだけど、太ければ太いほど…言いたいこと分かる?

Taka:(笑)。分かります、めっちゃ分かる。いやなんか、今日(話をしたら)ちょっとイメージと色々違いました。

木村:(笑)。どうしよう? 帰りに「あいつ、ちょっとがっかりだわ。」って状況で、このスタジオ後にするTakaがいたら。ヤバいっすよね。

Taka:いやいや、全然。僕は、親近感がめっちゃ湧きました。

木村:マジですか? いやもう、そんなもんっすよ。

Taka:そうなんですね。もっといっぱい聞きたいんですけど、僕聞きすぎですよね?(笑)

木村:だね(笑)。

[OA曲]
M1.C.U.R.I.O.S.I.T.Y. feat Paledusk and CHICO CARLITO/ONE OK ROCK

[後TM]
M. Yellow Summer/Kenichiro Nishihara
レーベル:IntroDuCing! / 規格品番:FAMC-091

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