Flowからのお知らせ
- ★みなさんに嬉しいお知らせで〜す!
★拓哉キャプテンの3枚目となるオリジナルアルバム「SEE YOU THERE」が
2024年8月14日にリリース!
MVも公開されています!
詳細は「オフィシャルサイト」をチェック!
Spotifyでは現在、拓哉キャプテンの1st アルバム、「Go with the Flow」、
2nd アルバム、「Next Destination」が絶賛配信中です!
Spotify 限定配信となりますのでたくさん聴いてくださいね!
さらに!Spotifyでは「木村拓哉 Flow 〜リスナーの「人生の一曲」プレイリスト」も公開中!
番組宛に届きましたリスナーさんにとっての「人生の一曲」をまとめたプレイリストもたくさん聴いてくださ〜〜い!
★只今、Flowでは 「あなたにとっての“人生の一曲”」 を募集中です!
エピソードと共にあなたの人生の一曲を教えてくださ〜い!
みなさんからの メールをお待ちしています!
さて今回のFlowは……
拓哉キャプテンと“親交”のある方から“はじめまして”な方まで、
様々なステキなゲストをお迎えしてお送りする「Flow」!
今月のマンスリーゲストはデビュー45周年の竹内まりやさん!
拓哉キャプテンと竹内まりやさん、出会いから約30年にして初のトークセッションが実現!
どんなトークセッションになるのか?お楽しみに!
そして!!
番組公式「X」「@flowsaaaan」のチェックもお願いします!
ハッシュタグ「 #フロウさん 」を使って、
番組の感想や木村さんにやってほしい事などをポストしてみんなで繋がりましょう!
ON AIR REPORT
2024年11月17日
Flow 第三百二十九回目「拓哉キャプテン × 竹内まりや」Part2
今月のマンスリーゲストは、デビュー45周年を迎えた竹内まりやさんです!
ここでしか聞けないトークを、お楽しみに!
木村:ちょうど45周年。
竹内:はい。去年の11月に45周年を迎えて、もうちょっとで46周年目に入るんですけど。
そうは言っても、私の場合は本当に休み休みでやってきたので、正味25年ぐらいな感じ。内容的にはね。
木村:そうですか?
竹内:そんな感じ。本当にあっという間に。家にいることが結構多かったんで、そのゆったり感があったおかげで、逆に長く続けられたな。
だから、拓哉くんみたいに、毎日新しい仕事がこれだけあって、なお且つジャンルが全部違うじゃない。ドラマがあったかと思えば、映画とか、コマーシャル撮り、はたまたライブがあり、こうやってラジオのレギュラーがあって、取材があって…。どうやって頭の中と言うか、メンタリー、フィジカリーね、「どういうふうに自分をオーガナイズしてるのかな?」って、いつも思ってるんですよ。
そういう人、私めちゃくちゃ尊敬してるんですけど、どうやって、そういう頭の切り替えと言うか体の切り替えはしてるの?
木村:いや、切り替え…? 実感はそんなないですね。
竹内:もう臨機応変に、そういうふうにスイッチできるのかもね。
ねぇ、歌のことを話してもいい?
木村:歌のこと?
竹内:うん。拓哉くんの今回のアルバムもそうだし、グループ時代もそうだけど、ありとあらゆるタイプの歌を歌うじゃないですか。でも、自分の中で、例えば2枚目のアルバムで達郎が書いた曲は割とロックンロールな曲だったし…。
木村:そうですね。
竹内:で、どういう曲が、自分の声とか、「歌手・木村拓哉」としては、一番フィットすると言うか、好きなタイプなのかな? って。そんなことを聞いてみたいと思って。
木村:えー?
竹内:結構バリエーション広いと思うんだけど。
木村:いやでも、本当に「自分がやってみたいな。」とか、「こういうのやっぱり好きだよな。」っていうのは、やらせてもらってたんで。
でも、すごい「あ、なるほど!」って思ったのが、それこそ自分のライブ終わった後の楽屋に、おふたりがドゥーンって座ってて、「今日は来てくれてありがとうございました。」って言った直後に、達郎さんが「木村くんはね、分かった、分かった。今日ようやく分かった。バリトンなんだ。」って(笑)。
竹内:言ってたね(笑)。「バリトンだって分かった。」って。
木村:「バリトンだっていうのはもう分かった。分かった。もう分かったから、俺書くからね、曲。」って言ってくださって。
竹内:で、「MOJO DRIVE」が出来たんだよね。
木村:「MOJO…」もそうですし、「MORNING DEW」っていうのもそうだったんですけど。
「無理やり声を出さなくても、ロックできるんだよ。」って言われたあの瞬間に、本当に視界がパーンってクリアになった。目薬をポトンと落としてもらった感じ。
竹内:よく言ってたね。「ミック・ジャガーも別にシャウトしてるわけじゃないだろ?」っていうね。「ロックだからって言って、ワーッて張り上げてるっていうわけでもない感じで、ロックできるんだ。」みたいな。
木村:そう。だから、鍵盤で言ったら、右に手をずらしていかなくても、全然ロックってできるじゃんって。そういうふうに言われた時に、「あら!」っていう。
…俺の話はいいんですよ。
竹内:(笑)。私の話は逆にね、もう色んなとこでしてるし…。
「アルバム出しました。」っていうことだけが言えたらいいかなって思ってます。
木村:『Precious Days』。
竹内:10年ぶりのオリジナルアルバムなんですけど、ここ10年で書き溜めたいろんな曲、映画の主題歌とか、ドラマとかの主題歌とか、CMとか、色々入ってます。
木村:でもこれ、主題歌とか、エンディングソングとか、ジャンルがまた強烈じゃないですか。
竹内:それぞれ違うんですよね。ポケモンのNetflixが入ってたりとか、色々それぞれ違うんだけれども。
でもこの時代を反映してるのか知らないんだけど、私にオファーが来る時、「皆を励ます歌を書いてください。」とか、「この主人公が元気になるような曲にしてください。」とか、そういうオファーがすごく多かったんですよ、今回。そういうような歌が今求められてる時代なのかな?っていう感じがしたし。
例えば、拓哉くんが歌ってる「Stay Safe」とか、それから「ここにいる」とか、そういうのも、やっぱりある意味励ましじゃない。自分への励ましと同時に、人への。なんかそういうものが求められてる時代だなって思って。
拓哉くんはこれから52歳になろうとする。その頃、私ちょうど「人生の扉」って曲を書いた記憶があって、それは、「この桜をあと何回見るのかな?」って、初めてそういうことを思った年齢だったのね。
だけども、拓哉くんの年齢で今そういうふうに思うかどうか分かんないけど、今私は60代の一番最後のところにいて、これからどういう人生を歩いていくかにしろ何にしろ、「日々を大切にしたいな。」って思いがすごく増えちゃって(笑)。何て言うの?「1日1日が愛おしい」みたいな、今自分がそういう年齢になっているんだな、みたいなことも、このアルバムに集まってて。
木村:へぇ〜。
竹内:なんかね、普通のありきたりな日常がつつがなく終えられていく、って言うか、終わっていく、っていうことのありがたみみたいなものを最近感じるのは、歳なんだなと思いますね。
木村:歳っていう…。
竹内:年齢が思わせる何かっていうのは、やっぱり変化があるんですよ。どうしてもね。
「歳なのかな?」っていうのは、要するに、「自分は歳取っちゃったな。」って言うよりは、「年齢」という部分なのかな。って、そういうことの意味なんですけど。
木村:現実として。
竹内:現実としての、年齢が重なることによって、見えてくる景色が「こんなふうに見えるんだな。」とか。ただ、自分の生き方が変わっていくわけではないんですよ。
木村:だから、今のお話を聞いてても思うんですけど、年齢を重ねれば重ねるほど、豊かになれますよ。
竹内:そうなんですよ。やっぱり見えてくるものも広がるし、あと、「蓄積されていく想いが生む感慨」みたいなものがあるじゃないですか。それが豊かになっていくことは確かだから。そこは楽しまなきゃなっていう感じ。
木村:そのプレシャスですか。
竹内:そうですね。日々を面白がったり、楽しんだり、慈しんだり…っていう、そういうふうに思える自分になってるなって。
例えば、音楽の分野においては、やりたいこととか、これからこんなこともやりたいなとか、あるの? だってギターも弾けるし、ブルースハープも上手じゃん。割と。
木村:いや、もう「なんちゃって」です(笑)。
竹内:「なんちゃって」なの(笑)。でも、拓哉くんがアコースティックをジャカジャカやりながら、ブルースハープやって、歌う、清志郎さんみたいな曲? ああいうのすごい似合ってるから、ああいうのも極めればいいのにな、とか思ったり。
木村:いや、極めるのは多分相当…想像つかないですけど。
竹内:でも、それだけチョイスの幅があるってことは豊かだよね。色んなことができるが故に、色んなところからオファーもあるでしょうし。
それを横で見てて、そういう頑張る50代がいる、みたいなことが、すごく世の中の人にとっても励みになってると思う。
木村:そうですかね?
竹内:だって、例えば、「平成が生んだアイドルスターNo.1」的な「木村拓哉」っていう人がいて、それが20代だったとするじゃないですか。30代、40代、今50代にいて、健全なファミリーを持ち、お子さんも育てて…。そういったアイドルって、今までかつていたのかな? って私思うんだけど、いないのよね。
木村:(笑)。いや、でも、たまたまじゃないですか?
竹内:いや、そう自分では言うかもしれないけど、それはやっぱり相当な自分の人生哲学とか、そのエネルギーを持ってしてでないと、進んで来れない道なんだと私は思う。
やっぱり今の世の中で、色んな逆風もあると思うし、色んな意見もあると思うんだけど、それをちゃんと掻い潜るって言うか、それを受けて立ちながら進んでいくことの難しさ。70代になろうとする私でもそういうふうに思うってことは、50代の拓哉くんがそれを一生懸命やっているっていうことは、本当に皆さんにとって励みになると思うんですよね。
木村:いやでも、自分1人でやってるわけじゃないので。
竹内:うんうん、仲間がいっぱいいて、支えられて。でも、そういう考え方でアイドルやれてる人って、本当にいないから。
木村:(笑)。
竹内:私は今でも「木村拓哉」って「=アイドル」だと思ってるんで。
木村:えー!
竹内:でも、すごく今までなかった形のアイドルのあり方。だから、例えば今の20代30代で、普通アイドルって言ったらティーンエイジャーみたいなところがスタートだと思うんだけど、そういう人達にとっての大きな目標になりうると思うし。何て言うのかな? ロールモデルとしてすごいだろうなって思うんですよね。
木村:いや…、ゲストの話をしてない(笑)。
竹内:私の話はいいですよ(笑)。
木村:いやいや、駄目ですよ(笑)。
ちょっとまりやさんの話に戻っていいですか? 10年単位でしかライブをやらなかった理由とかって、何ですか?
竹内:一番大きな理由は、達郎が自分のツアーをやって、私のアルバムをやれば、あと休憩して、また自分のアルバムツアー、ってやってほしいじゃないですか。達郎の音楽キャリアを考えたら。そこにもう1つ私のライブが入ると、当然彼がバンマスとアレンジをやるから、もう出ずっぱりになっちゃって、かわいそうじゃん? っていうね(笑)。単純にそういうことなんですけど(笑)。
木村:(笑)。なるほど。
竹内:「かわいそうじゃん」って言うよりは、私自身は、緻密にレコーディングをすることが、その作業が一番好きなんですよ。
こういう曲を書いて、こうアレンジして、プレイヤーを呼んできて、こういうプレーしてもらって、自分でこういう歌を歌って、ミックスするっていう、その作業が一番好きなので、それをやってる間にもう5年6年経っちゃって、アルバムができる。そこからまたライブってなると、それのためのリハーサルで皆さん集合してって言うと、達郎バンドを借りなきゃいけなくなるし。その間も達郎はずっと活動を続けていて欲しいから。…っていう、単純にそこですよね。
木村:ほう。すごい…。
竹内:本当にプロフェッショナルなスピリットを自分が持っていたら、「いや、アルバム出したんだからツアーでしょ!」、「ツアーやったらまたアルバムでしょ!」っていう形でどんどんやれればいいんだけど。そこまで貪欲になれないと言うか、リスナーの方にお礼はしたいから、そこで「皆さんに会いたい。」っていう気持ちあるんだけど、ずらーっと日本全国をツアーして何ヶ月も外に行って、っていうことが、あまり自分の中では描けない、と言うか。
なんだろうね? そこは「達郎に任せた!」って感じ(笑)。
木村:(笑)。
竹内:だから、拓哉くんみたいに、ありとあらゆることやってる人を尊敬するんですよ。
私はたまたまそんなやり方だけど。でも、珍しく来年はライブをやります(笑)。
木村:お〜。来ました!
竹内:はい。2025年は、4月から6月まで、8都市14公演かな?
この前、拓哉くんのライブを観た横浜アリーナ。あそこもやることになってます。
木村:えー!
竹内:はい。あんな広いとこでやるんだ、と思って、ちょっとビビッてる(笑)。
木村:いやいや(笑)。もう、まりやさんの右斜め後ろには、すげーバンマスがいますから。
竹内:まぁあのバンマスがいてくれれば、心強いですよね。頑張って歌おう。
木村:それ言えるのが、またすげーんだよなぁ。
竹内:そんな感じで、ライブ頑張っていきたいと思います(笑)。
木村:(笑)。
[BGM]
カムフラージュ/竹内まりや
MOJO DRIVE/木村拓哉
Days of Love/竹内まりや
All I Have To Do Is Dream(Duet with 山下達郎)/竹内まりや
[OA曲]
M.歌を贈ろう/竹内まりや
[後TM]
M.Your Eyes/竹内まりや
M. Yellow Summer/Kenichiro Nishihara
レーベル:IntroDuCing! / 規格品番:FAMC-091