2024年12月01日Flow 第三百三十一回目「拓哉キャプテン × Kis-My-Ft2 玉森裕太」Part1
今月のマンスリーゲストは、Kis-My-Ft2の玉森裕太さんです!
どんなトークセッションになるのか、お楽しみに!
玉森:よろしくお願いしまーす! お邪魔しまーす!
木村:よろしくお願いします。
玉森:ちょっと木村さん!
木村:なんだよ?
玉森:今日せっかくお会いするということで、誕生日プレゼントを直接渡そうかなと思って。
木村:(笑)。そういうの本番前にやるやつね。
玉森:いや、ちょっと見てくださいよ。選ばしてもらいましたよ。
木村:あのね、玉ちゃんが手渡してくれるプレゼントってね、ガチで考えてくれてるプレゼントがすごく…。今まで過去もそうなんですけど。実際に「グランメゾン東京」をテレビシリーズでやらせて頂いてご一緒してる時も、「おめでとうございまーす。」って言ってくれたんですけど、そういうものとかは、本当に今でもガチで使ってます。
玉森:いや〜嬉しい。真剣に、木村さんが必要だろうな、使って欲しいなっていうものを考えています。
木村:いいですか? この場をお借りして中を確認させて頂いて…。
玉森:ちょっとこれはめちゃくちゃ悩みました。正直。
木村:何これ? ヘッドホン?
玉森:ダイソンのヘッドホンなんですよ。
木村:は? 頭ん中掃除されちゃうの(笑)?
玉森:いやいや(笑)。頭の中じゃないです(笑)。ダイソンは空気清浄機だったり、掃除機だったり、空気を綺麗にする会社じゃないですか。
木村:うん、まあそうだね。
玉森:で、まだツアー中っていうのもあり…。音楽も聴けて、空気もずっと綺麗に吸えるっていうヘッドホンなんですよ。
木村:(笑)。
玉森:でも、これ海外でめちゃくちゃバズってるんですよ。ちょっと見た目が、すごくサイバーっぽくはなってしまうんですけど。
木村:そうだね。「ミュージックビデオの撮影してるんですか?」っていう感じにはなっちゃうかもしれないけど。
玉森:これは僕もまだ使ったことがないし、レビューを知りたいなっていうのも気になってて、是非使ってもらいたいな、と。
木村:ん? それ使った後のレビューを、俺は返せばいいわけ?
玉森:是非レビューを聞きたいですね。
木村:(笑)。すごいね、これ! すいません、ありがとうございます!
玉森:もう1つ入ってるんですよ。
木村:え!?
玉森:これ、はい(笑)。知ってますか?
木村:いや、知らない。確かに、もう1つ入ってた(笑)。
もう1つ、「これ何のサプリだ?」みたいな袋に入ってるんだけど、これを読む限り、「塩二郎」って書いてある。
玉森:「えんじろう」って言うんすけど、僕もこれ気になって買って、「これはめちゃくちゃいい塩だな!」と思って、木村さんにも是非、と思って。僕のテーマが、日常生活の中で「あ、これいいな。」っていうものを探すのが好きなんで。
木村:こういうの多いのよ、玉ちゃんって。本当に、撮影してる時もそうだよね?
玉森:(笑)。そうです。
木村:なんかね、すごい大切そうに500mLの水のボトルを持ってるから、「そんな大事そうに持ってっけど、それ水だよな?」って言ったら、「水です。」って。「でも、これ飲んで頂けたら、本当にウワッて分かって頂けると思うんですけど。」って言ったんですよ。で、「またまた〜、そんなお水じゃん!」って言って、それで「じゃあ良かったら、僕の飲み掛けになっちゃいますけど、2ゴクでいいんで、してもらっていいですか?」って玉ちゃんに言われて。「まあそこまで言うなら頂きます。」って言って、その場でゴクッゴクッて飲んだんですけど…。
そっから、僕、そのお水買ってます(笑)。
玉森:(笑)。よしっ…!
木村:マジで。
あ、ちゃんと紹介するね! 2019年、さっきもちらっと話には出ましたが、「グランメゾン東京」で尾花夏樹の弟子と言いますか、ちょっと温かくもあり、熱くも、衝突もあり、実は強い絆で結ばれている、みたいな料理人、平古祥平役を玉ちゃんがやってくれた時に、初共演させてもらったんですけども。
で、今月12月29日放送のスペシャルドラマ「グランメゾン東京」という作品でも、一緒に作業させてもらって。今盛り上がったお水は、その撮影の時に「何飲んでんの?」っていうところから始まって、今は僕も普通に個人的に買ってるという流れになってるんですけども。
そのドラマの翌日、12月30日公開の映画「グランメゾンパリ」にも出演してくれてるという、玉ちゃんです。
こんなメールも届いています!
【滋賀県 あお 40歳 女性】
キャプテンこんにちは。いつも楽しく拝聴しています。
「グランメゾンパリ」公開にむけ、「グランメゾン東京」が色々なところで配信開始されていますね。
放送当時、私は玉森くんの存在を知らなかったのですが、グランメゾン東京で平子祥平に恋に落ちました。
今回、時が経ち大人になった平子祥平を見られるのが本当に楽しみで仕方ありません。
そこでマンスリーゲストに是非玉森裕太さんをお願いします。
当時、うつむきくんだったお話や今現在のお二人のお話聞きたいです!
木村:今思い返してみて、ぶっちゃけ、あの時どうでした?
玉森:いや、僕にとって、めちゃくちゃ濃い時間でした。木村さんと初共演っていうので、もちろん緊張もありましたし、題材が「料理」っていうのもあって、自分の中では初体験がすごく多くて。
木村:役で料理を作ること?
玉森:はい。
木村:厨房に立つってあんまないもんね。
玉森:ないですね。あと、平古祥平っていう役が、最初はちょっと闇を抱えてると言うか…。
木村:そうね。今だから言えるけど、やっちまった奴だからね(笑)。
玉森:そうなんですよ(笑)。やらかした奴だったんで。
木村:こんなカジュアルに言っていいのかどうかは分かんないけど、目の前にある障害物を取り除いてって、奥の方に進んで行くと、「あ、こいつやん。」っていう(笑)。
玉森:そうなんですよ。キャラクターとして「やらかしちゃった」っていうところもあったんで、自分もちょっと「陰」でいようと思って。あんまり元気ない感じというか、現場でも自分の中でちょっと空気作りをしとこうと思ってやってたら、どんどん「うつむきくん」になっちゃって(笑)。
木村:(笑)。いや〜、これは僕も「平古祥平、基本俯いてねーか?」っていう話をして、「いや、何か気付いたらそうなってました。」っていうふうに話にはなったんですけど。
そっか。でも考えてみたら、自分はバラエティー番組の1コーナーで、20年以上、ナイフ持ったり、フライパン振ったり、僕はやるべき内容として触れてこられたから、そんなに抵抗なかったんだけど。そうだよね。普通に考えたら、レストランの厨房の中で存在するキャラクターになるって、相当違和感あるよね。
玉森:めちゃくちゃ大変でした。やっぱ料理人っていう職業を、もう当たり前のように染み付かせていかないと駄目だなっていうレベルで考えた時に、「料理したことない自分が、やっても追いつかないかもしれない。」っていう焦りから。
木村:でも、それはやる前でしょ?
玉森:やる前です。もう家でも。
木村:だからそう、平古祥平を自分の中に引き込んだ時に、うつむきくんになっちゃうぐらいの玉ちゃんだから、今話を伺ってて「なるほど!」って思ったんだけど、結構あれだね、「頭でっかちくん」だね。
玉森:(笑)。
木村:僕も、物によってはそうなっちゃうんですよ。「いやいや…!」っていう、ある意味、今回劇場版にさせて頂いたものも若干その気はあったんだけど。だから初だったかな? 表紙を左に開く台本。
玉森:はい。僕も初めて見ました。
木村:今までは右開きで縦書きの台本を僕らは手にしてきたけど、今回「グランメゾンパリ」に関しては、左開きで、かつ、ト書きもセリフも横書きだったじゃん。「うーわ!」と思って。あれはちょっとね、非常に頭でっかちくんなりましたね。
玉森:いや〜、あれは痺れますね。台本見た時、「すごいな」と思いましたもん。
木村:マジ?
玉森:はい。俺、すぐ閉じましたもん。
木村:(笑)。
玉森:「おっと、何だこれ?」って思って(笑)。「すごい台本ができてるな。」と思って。
木村:「おっと、何だこれ?」だったんですけど。共演者の皆さんもそうだったし。
だから京ちゃんもいっくんもミッチーも、何かね、それぞれが抱えてる不安とか、プレッシャーとか、ストレスも込みで、「果たして私の(僕の)発音だったり、音、感情の乗せ方っていうのは、これでいいんだろうか?」っていう、各々の頭でっかちをお互いが理解し合ってるから、「今日撮るシーン、ミッチーやべーな。ベラ喋りだな。」っていう時は、何て言うの? スタジオの外の撮影のスタンバイの合間とかに、たまたま一緒になったりとかするんだけど、そうすると、それに対して何も触れないミッチーが、空をスンッて見てるのね(笑)。いつものミッチーと言えばいつものミッチーなんだけど、「この後、どうよ?」って一言言うと、「いや〜、聞いてくれたよ。ようやく聞いてくれたよ! たっくん!」って言うから(笑)。
玉森:やっぱ不安なんですね(笑)。
木村:いや〜、もう、すごかったっすね。
玉森:え〜、そんな苦労があったんですね。
木村:でもそれはさ、苦労としては、観てくれる観客の方達には全く関係のない話だし、そこの気持ちの整理の付け方っていうのは、だから京ちゃんは京ちゃんで、「今日、早見倫子としては大変だな〜。」っていう日は、お互いがお互いを感じ合って撮影してましたね。
玉森:でも、すごい良い絆と言うか。
木村:でもさ、「グランメゾン東京」で撮影一緒にさせてもらってた時、皆いたよね。そこのスタジオの前にちょっとした廊下があって、着替える部屋があるんですけど、そこに横1列になって、全員いたよね。
玉森:全員いましたね。楽屋に戻る人、たぶんいなかったんじゃないですかね?
木村:で、たまに寛一郎が、人と人のちょっと斜め後ろぐらいの椅子に座って、「あれ? 寛一郎の声しねーな。」と思ったら、「あ、落ちてる。」っていう(笑)。
玉森:(笑)。寛一郎、いつもあそこで落ちてましたね。
木村:落ちてたよね。それを萌絵ちゃんが「こいつまた落ちてやがる。」って感じで、遊んでましたね。
玉森:ありましたね〜。いや、でも僕、その時も結構気持ちはシュンとしてたんで。だから、皆が楽しそうにしているところを、ただ見てる傍観者みたいになってましたもん。
木村:そう?
玉森:いや、結構そうですね。とりあえず「楽しくしたいけど、したら何か自分の大事なものが飛んでいくかもしれない。」と思って(笑)、結構「暗くいよう。」って気持ちでしたもん。
木村:「暗くいよう。」っているのに、ちゃんとバースデープレゼントは持ってきてくれたりするから、僕も間合いの取り方がすごい微妙だったんですけど(笑)。
玉森:(笑)。
[OA曲]
M.RECIPE(レシピ)/山下達郎
[後TM]
M. Yellow Summer/Kenichiro Nishihara
レーベル:IntroDuCing! / 規格品番:FAMC-091