木村拓哉 Flow supported by Spotify - TOKYO FM 80.0MHz - 木村拓哉

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2024年10月27日Flow 第三百二十六回目

今週は、皆さんから頂いたメッセージをご紹介します!
いつもたくさんのメッセージありがとうございます。


まずは、先日届いた悲しいニュースについてのメッセージから。

【福島県 なつき 52歳 女性】
俳優の西田敏行さんがお亡くなりになってしまいました。
子供の頃にドラマ「西遊記」で猪八戒(ちょ はっかい)を演じる西田さんを見て以来、ずっと大好きな俳優さんでした、とてもとても悲しいです。
木村さんは「華麗なる一族」や「アイムホーム」などで共演されていましたが、木村さんにとってどんな方でしたか? 西田さんとの印象的な思い出などありますか?


木村:僕もあの訃報を耳にした時には、何か、非常に落ちてしまいましたね。
実際76歳というお年だったらしいんですけど。
メールをくれたなつきは、作品を2つほど、『華麗なる一族』だったり『アイムホーム』だったり、挙げてくださってるんですけども。
僕は1998年だったと思うんですけど、TBSの時代劇のドラマで『織田信長 天下を取ったバカ』っていう作品があって、その作品の中で、西田さんが義理の父、斎藤道三っていう「蝮(まむし)の道三」をやってくださって、一緒に撮影をしたのが、初めてご一緒させて頂いた感じだったかな?

でも本当に、僕自身もなつきと同じように、子供の頃『西遊記』で、堺さんが悟空をやられてて、夏目雅子さんがお師匠様をやってて、で、沙悟浄やってたのが岸部さんですよね。で、猪八戒で西田敏行さんっていう。
もうあれは見てたな〜。本当に見てた。「うわ、面白い!」って思ってたし、すごいエンターテイメントを、わくわくさせてもらったっていう意味でもすごい見させてもらったし。
西田敏行さんって、実在された植村直己さんの物語をやられたりとか、そういう作品がすごく多くて。僕は知らないうちに好きな方になってましたね。
そういう方が、それこそ先輩の男闘呼組が『オトコだろッ!』っていうドラマをやってたんですけど、そこにいらっしゃったペンションのスタッフの…もうだから、そこの親父、みたいな感じで、男闘呼組のメンバーの皆さん達と毎週喧嘩するっていう役やってくださってて。
僕ね、若干趣味で釣りとかもやってたんで、『釣りバカ日誌』をやられてたのを見てた。実写版。
だから、何だろう? 本当に好きな俳優さんになるのが当然の、視聴者と出演者、っていう感じだったので。

それこそ、自分が若かりし頃の信長をやらせてもらった時に、義理の父の斎藤道三を西田さんがやってくださるって、実際に現場でお会いして「よろしくお願いします。」ってご挨拶させて頂いた時に、「よろしくね」だったり、「素敵だね」だったり、「こちらこそよろしく」だったり、「一緒に楽しもうね」だったり、その全てが込められたような「こんにちはこんにちはこんちは〜。」って言ってくれて。それでもう次の瞬間、ふってそのシーンの撮影をさせてもらったのを覚えてるんですけど。
いや〜、他にも、『SPACE BATTLESHIP ヤマト』でも機関士の役をやってくださったりとか、そこでも「あ、お久しぶりでーす。よろしくお願いしまーす。」って言ったら「あ〜〜〜!」って言って。もういっつも笑顔なんですよね。

で、すごい印象的に覚えてるのが、『華麗なる一族』で、その時も義理の父だったんですけど、唯一味方してくれる義理の父の役をやってくださったんです。
もの凄い名立たる出演者がうわーって一同に会する、政界のパーティーみたいなシーンを、「今から撮ります」っていうロケ現場で、西田さんがそのシーンでご自身が担うセリフを入れられてるそのテーブルに、ちょっと待ち時間があったので、僕も同席させてもらったんですけど。
その時にね、すごい印象的なのが、簡易的なプレーヤー…、今で言う、皆が持ってるスマホみたいなので、ジャズかな? を、薄ーく流しながらセリフを覚えられてて。「覚えてる」って言うか、ちょっと書き込み入れたりとか、西田さんなりのアレンジをちょっと加えてみたりとか、されてたのをすごく覚えてて。
音楽を流しながらセリフを入れるっていう作業を、僕はあんまりしたことがないので、思わず、「え、いつも西田さんって、そうやって音を一緒に流しながら、本を入れたりするんですか?」っていうふうに質問したら、「うん〜。」って言って、「ん〜だって気持ちいいじゃん〜。」って言って。
「その返しですか?」っていう(笑)。「だって気持ちいいじゃん〜。」っていうふうに言ってくれて、「はぁ〜…」っていう。
その質問させてもらった時に、要は、「セリフを体に入れるっていうことを、気持ちいいことに変換しちゃうんだ。」っていうのを、すごく覚えてるなぁ。

いや、常に笑ってくれてた。本当。
この間、その訃報を聞いた時は、本当に止まったな…。うん。
今は逆に、ああいう素敵な現場の過ごし方とか、作品に対する向き合い方もそうですけど…。自分に真似はできないと思うんですけど、本当に素敵な先輩が、現場でこうやって俺に接してくれたなっていうのを忘れずに、自分も色んな作品に向き合っていきたいなと思いますし、「本当にたくさんの笑顔をありがとうございました。」っていう言葉もそうですし、「本当に素敵な作品をありがとうございました。」っていうふうに言いたいですね。
もう、虹の橋を渡った向こう側では、きっと、好きな「気持ちいじゃ〜ん。」っていう音楽を聴きながら、大好きなお酒だったりとか、楽しんで頂きたいなと思いますね。

ここからは、先月末からスタートしたコンサートツアー「SEE YOU THERE TAKUYA KIMURA Live Tour 2024」に参加されたクルーからのメッセージをご紹介します。
たくさんのメッセージ、感想をありがとうございます!


木村:現在、9月29日・30日の大阪公演だったりとか、10月13日・14日の横浜アリーナの公演を終えたところなんですけれども。
まずはこの大阪の方に参加してくれた方のメッセージを、何通かご紹介させて頂きます。

【大阪府 Yumiko 56歳 女性】
キャプテン!こんにちは!
「TAKUYA KIMURA Live Tour 2024 SEE YOU THERE」始まりましたね。
初日の大阪に参加しました。キャプテンがステージに登場する時「声を聴かせてくれよ」って言われて声を出していいんだ!ってハッとしました。
どれくらいの声を出したらいいのか最初は戸惑ったけど気付けば自然と規制前の声出しになっていました。
この2年間辛いこと、しんどいことあったけど、腐らず乗り越え、キャプテンに会うことができました!
これからは胸を張って進んで行きます!
その先にキャプテンが待ってくれていると思って!


【三重県 なる 18歳 女性】
キャプテンこんにちは!初メッセージです!!
2024年のライブ、「SEE YOU THERE」が始まりましたね!!
私は大阪公演に参戦しました!
受験やコロナ禍でなかなか行くことができず、10年ぶりにやっとキャプテンに会いに行くことができて本当に嬉しかったです!!
早速、実習で壁にぶつかってしまいましたが、キャプテンが「胸を張っていてください」とおっしゃっていたことを忘れずに頑張って乗り越えていきたいと思います。
また母と一緒にキャプテンにお会いできる日を楽しみにしています!


木村:ありがとうございます。
およそ2年半ぶりぐらいだったのかな? やっぱり自分自身も、非常にこの瞬間をどっかで待ってたんだなっていうふうに思う、そんな空間だったし、やっぱりとんでもない嬉しい感情に包まれましたね。
何だろう? 僕も、この瞬間をすごく待ってたなっていうふうに思ってたのと、皆が待っててくれた感のちょうど接点が、この瞬間にピタッて嵌ったなっていう、そんな空間だったかな。もう堪らなかったですね。

続いても、大阪公演に来てくれた方からのメッセージです。

【大阪府 あい 32歳 女性】
キャプテンこんにちは!先日、「SEE YOU THERE」大阪公演にお邪魔させていただきました!
前回のツアーでは出せなかった声をたくさん叫ぶことができて、最高に楽しかったです!!
実は今回の大阪公演では、私の長年の夢を叶えることができました…!
それは、遠距離をしていた彼と今年結婚し、7月に神奈川から大阪へ引っ越してきました。
2歳の頃からキャプテンのことが好きな私は、キャプテンのことをもはや家族のような存在だと失礼ながら勝手に思っているので、いつか旦那さんを連れてキャプテンに結婚報告がしたいとずっと夢見ていました。
当日は旦那さんとお揃いのツアーTシャツを着て、「私たち結婚しました!」の団扇を作って、会場に向かったら、なんとアリーナのトロッコ横!そこで一方的に結婚報告をさせていただきました!
視界に入っていたかは分かりませんが、私は旦那さんを連れてライブに行き、一方的にキャプテンに報告ができただけで大満足で、本当に嬉しかったです!
旦那さんは初めてのライブでしたが、キャプテンが客席に向かって「メンズー!」と叫んでくれた時には控えめに「うぇーい」と言ってくれたり(笑) 家に帰ってからもずっと歌っていたり、とても楽しんでくれたみたいです。
新しい環境に慣れるまで大変でしたが、引っ越してきてすぐにキャプテンが大阪に来てくれて、この大阪公演があるから頑張ることができました!
これからもずっと応援させてください。本当にありがとうございました!


木村:いやいや…。お礼を言うのはこっちだよね? 新しい家族と言うか、出会った旦那さんを連れて、共にあいがライブに来てくれたことに対して、本当にありがとう。なんですけど。
家族のような存在として認知をしてくれて、「結婚したら報告しないとね。」みたいなその感覚を持ってくれたことに対しても、ありがとうですし。本当にそういう存在にしてくれて嬉しいですね。
『パワーをもらえました。』っていうメールが多いんですけど、何だろうな? これ、俺の言葉なんだよな(笑)。これこそが「俺のセリフ!」っていうやつですよね。…っていうふうに思います。

ということで、このメールをくれた大阪府のあい、32歳、女性。結ばれた旦那さんと共にライブに来てくれたということもありましたし、お2人に「結婚おめでとうございます」も含めて、まりやさんが書いてくれた「“10月の恋人たち(Lovers in October)”」というナンバーも今回ライブでやらせてもらってるので、大阪府のあいちゃんにこの曲を贈らせて頂きます。
メールをくれた大阪府のあいちゃん、結婚おめでとう。

改めまして 「TAKUYA KIMURA Live Tour 2024 SEE YOU THERE」、この後は、愛知、宮城、そしてラスト12月25日の福岡公演まで駆け抜けてみようと思っております!
11月の23日・24日は、ポートメッセなごや第1展示館、そして12月14日が、宮城セキスイハイムスーパーアリーナ、12月25日が、マリンメッセ福岡A館の方でお邪魔させて頂こうかなと思っております。
来てくださるという方、皆と会えるのを非常に楽しみにしておりますので、ぜひぜひ良いコンディションでお越しください。お待ちしてます!

[OA曲]
M.“10月の恋人たち(Lovers in October)”/木村拓哉

[後TM]
M.ここにいる/木村拓哉

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