木村拓哉 Flow supported by Spotify - TOKYO FM 80.0MHz - 木村拓哉

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2024年09月29日Flow 第三百二十二回目「拓哉キャプテン × Aぇ! group 正門良規・末澤誠也」Part4

今月のマンスリーゲストは、今年の5月にデビューしたAぇ! groupから、正門良規さん、末澤誠也さん!
二人とのトークセッションも今週がラスト!末澤誠也さんにとっての「人生の1曲」も伺います。


木村:リスナーからちょっとメールが来てるので、それにも付き合ってもらってもいい?

正門・末澤:もちろんです!

木村:これはね、2人じゃないと聞けないかな? っていうメールがあるので。

【埼玉県 ドラマードラ息子 15歳 男性】
拓哉キャプテンこんにちは!
僕は最近学校の同級生3人でバンドを組みました。
しかし、ドラムの僕とギターの子は中学から楽器を触っていたのですが、ベースの子は楽器を始めたばかりでスタジオ練習でも1人だけリズムが遅れたりします。
そんなこともあって先日ギターの子が「彼と演奏していても全然気持ち良くない!新しいメンバーを探した方が良いんじゃないか?」と僕に言ってきました。
早くもバンド解散の危機に面しています(汗)。
せっかく組んだバンドなのでまだ解散したくないし、新しいメンバーを探すには時間が掛かります。
いまのベースの子もやる気もあるし、性格的にも良い奴です。
そして、彼をバンドに誘ったのは僕なのでグビにするのは非常に言いにくいです。
実力差のあるメンバーとバンドを継続するためには、どうすれば良いでしょうか?
どうかアドバイスをお願いします。


木村:これは結構難しい立場にいるな。

末澤:なるほど。

正門:そうかぁ…。

木村:これ、厳しいね。

正門:そうですね。3ピースっていうすごい潔いい格好いい編成で。
でもそれで言うと、うちはリチャード(草間リチャード敬太)が実は同じ状況やったりするんですよ。

木村:え? そうなの?

正門:2ヶ月とかなんですよね。ツアー中にもう3〜4か月経ったのか。

末澤:かな?

正門:そうなんすよ。でもそれは、もう僕らも「頑張れ。」って言うのも変ですけど、一緒にやりながら、楽しんでもらうのを優先したと言うか、楽器を好きになってもらえるように頑張りました。僕らのすることと言っては。

末澤:元々、佐野(晶哉)と小島(健)と正門は、グループを組む前からバンドをやってたんですよ。

木村:ほう!

末澤:で、リチャードと僕は全く…リチャードはサックスはやってたんですけど、ベースはやってなくて。僕も楽器をやったことなかったので、Aぇ! groupグループになってから「バンドをやります。」ってなって。「バンドか〜…。」って。

木村:じゃあグループになってから、誠也も初めてギターに触ったんだ。

末澤:そうです。もうほんま死にそうでした。なんか頭痛くなると言うか(笑)。

正門:(笑)。

木村:確かにね。

末澤:「Fとかなんなんし!?」みたいな。最初はアコギスタートやったもん。もう指痛いし(笑)。

木村:指痛いよね。最初最悪だよね。

正門:そうなんですよ。

末澤:最初は正直、もうなんか「ストレス溜まるわ!」っていう感じでした。

木村:確かに、分かる分かる。

末澤:なかなか…。それは教えてもらいながら。
ただ僕たちは特にダンスもやるんで。どっちかと言うと、ダンスは僕とリチャードが結構ガッツリとやってきてたタイプやったので、だから、お互いそっちのクオリティに近づくために頑張る、じゃないですけど…。

木村:じゃあお互いに、バンドをやってた経験者は踊りっていうものに対して若干のストレスがあったりもしたけども、そうじゃない2人は楽器っていうものに対するストレスがあった。
でもそれって、お互いがお互いのない部分を…要はウィークな部分をフォローし合えるっていうのは、強かったかもしれないね。

末澤:そうですね。それはちょっとあったかもしれないですね。

木村:でも、このドラマードラ息子の置かれている状況は結構厳しいぜ。ギターの子が「あいつとやってても面白くねーじゃん。」っていうふうになっちゃってるって、結構ハードだよね。

正門:いやぁ、きついなー。ハードですね。
でもバンドを続けたいんですもんね。継続。

木村:でも誘ったのはこのドラ息子だから。

末澤:もう個人的に個人レッスンに付き合ってあげるしかないんじゃないですか? この3人で練習するのとは別に。

正門:3人でスタジオに入るためのリハをする。

末澤:そうそう。それまでに。

正門:確かに。ドラマーとリズム隊同士でね。

木村:そうそう。だから、それが唯一の救いだよね。

正門:そうですね。共通点があるっていうのが。

木村:そのギターの子の「じゃあどういう演奏が楽しいのか?」っていうのを知ることも必要だよね。

末澤:確かにそうですね。

木村:できないベースの子のことばっかり見るんじゃなくて、考えるんじゃなくて、「そのギターやってくれてるやつが、どういう演奏を楽しいって思えるのか?」っていう。誘ってしまったドラ息子的には、ギターの子が「俺こういう演奏したいんだよ。」っていう、曲なのか曲調なのか、ベースの子とちゃんと理解し合えて、そんで続けるなら続けるでやってかないと。
今2人が出してくれた「スタジオに入るためのリハをする。」っていう、陰ながらの努力も現実的なのかもしれないけど、理想としては、バンドを続けるんであれば、ベースの子だけを見るんじゃなくて、ギターの子が「いや、俺はこれができたら楽しいんだけど。」っていうのを分かっておかないと。ベースの子の方向性だったりとか、「いやこれぐらいできるようになったら最高なんだけど。」っていうのが共有できた方がいいんじゃないかな、とは思うんですよね。

正門:確かに。

木村:で、3ピースっていうのがバンドとしては相当大きい要素になるからさ。目指すところが何なのか。

正門:確かに交通整理大事ですね。

木村:これ大事だね。

正門:もしかすると聴いてる音楽のジャンルが違うだけで、求めてるリズムが違ったりするかもしれない世界じゃないですか。そこで共通の「このアーティスト」が見つかったら、もしかしたらぐっと縮まっていくかもしれないっていう余白もある。

木村:その会を1回開いた方がいいかもね。ドラ息子もスティックを持たずに、ギターにも「今日ギターを持ってこないで。」って言って、ベースやってくれてる子にも「今日持ってこなくていいから。」って言って。で、楽器なしの日を作って、「誰が好きか」、「推し曲」を、例えば5曲なのか3曲なのか、「推しアーティスト」も3バンドなのか3アーティストなのか、っていうのを出し合う。メンバー間のチューニングを合わせた方が、僕はいいのかなと思って。
ぜひぜひ、いいバンドになってほしいなと思いますし。かと言って、無理やり続けるのもね。

末澤:まぁそうですね。難しいですけど(笑)。

木村:そこ難しいよね。

正門:その先がどうしても。

木村:ぶつからないで終わるよりかは、ぶつかってもいいのかなっていうふうに。だって、15だよ? ぶつかり時でしょう。

正門:(笑)。

木村:まぁ怪我しない程度にぶつかってください。

正門:本音でね。

木村:本音でね。そうそう、大事大事。
今月のマンスリーゲストは、今年の5月にデビューしたAぇ! groupグループから、正門良規、そして末澤誠也のお二人をお迎えしたんですけれども、10月の9日水曜日にセカンドシングル「Gotta Be」をリリースということで。

末澤:ありがとうございます。

木村:今後、「Aぇ! groupグループとしてどんな旅をしていきたいか」とか、「グループとしての夢」だったりとか、「個人的にこんなことやってみたい」っていうのはそれぞれあったりしますか?

正門:僕はグループで言うと、今のところの目標、「最終目標」と言っちゃうとアレですけど、「国立競技場は立ちたい!」って思ってるんです。

末澤:それは言ってるね。

木村:おお、マジ?

正門:はい。

木村:しかも新国立競技場だもんね。

正門:そうです。うちの会社やと、関西のグループで(新国立競技場に)立ってる方が多分まだいないんじゃないかと。っていうので、ちょっとそこの初をやってやりたいなって。

末澤:誰でも立てる場所じゃないっていうところで。

木村:あ〜、すごいね。新国立競技場はすごいね。

正門:野心は持ってます。立ちたいっすね。

木村:いいですね。
個人的には?

正門:個人的には、お芝居が大好きなので、今舞台をやらせて頂いているんですけど、「ドラマも映画も色々極めたいな。」って思ってる時期でして。

木村:え? もう極めちゃうの?

正門:いやぁ、極めていきたい。ですね。

木村:極めらんねーぞぉ。

正門:でも、そこに行きたいんですよ。

木村:自分も、全然まだまだだもん。なかなか厳しいっすね。

正門:いやもう、それすら知りたいです。色々。全部。

木村:色々。酸いも甘いも(笑)。

正門:本当にそうです。もう全力でぶつかっていきたいです。

木村:へぇ〜。
逆に、誠也は? グループとして何かありますか?

末澤:そうっすね。グループとして、僕ももちろん国立競技場もそうですし、やっぱスタジアムツアーとか、男祭りとかやってみたいっていうのは1個夢としてあります。

木村:男祭りって。

末澤:僕たちのライブは結構男性のファンの方も割と来てくださってて、それで男祭りができるぐらい男性のファンの方ももっと増やしていきたいなっていうのは1つありますね。

木村:へ〜、マジか。どうなっちゃうんだろうね?

末澤:どうなるんですかね?

正門:(笑)。想像つかないですよね。

末澤:でも絶対楽しいと思うんですよ、男祭り。

木村:いや楽しいかもしれないけど…。やっぱり女性がそこにいてくれるっていうエネルギーって、絶対的にでかいと思うよ。

末澤:まぁ、そうですね。

木村:だってそれがいないんだよ?

末澤:例えば、その男祭りの時だけもうほんまバンドだけで…。

木村:いや、だって分かんないじゃん。それは逆にAぇ! groupサイドが勝手にイメージしてるだけのことかもしれない。男性のお客さんも「え? 今日踊ってくんねーの?」っていう。それもあり得るじゃん。

末澤:確かに。なんかでも、1個やってみたいなっていうのがあるんですよね。

正門:本当に「やってみたい。」っていう段階です。興味です。

末澤:興味はありますね。

木村:マジか。

正門:確かに女性ファンの皆さんのパワーももちろん知ってるんですけど、ただそれがメンズとかに縛られた時に、何か楽しめそうな自信だけある、みたいな(笑)。

末澤:そうね(笑)。

木村:まぁな…。そのタイトルもタイトルだしな。「男祭り」って(笑)。

正門・末澤:(笑)。

正門:いや、まだライブのパッケージがそれで行くか分かんないですよ(笑)。

木村:個人的には?

末澤:個人的に、僕もやっぱりお芝居を頑張っていきたいなっていう気持ちはあって。
僕は舞台の方が結構多かったりするんですけど、でも映像も何回かやらせて頂いていて。やっぱ両方違う良さがあるので、舞台は舞台でナマモノの良さがものすごく毎公演であったりもしますし、映像は映像の良さがあるので、僕は両方、「お芝居」っていうのを全般的に頑張っていきたいなっていうのはありますね。

木村:なるほど。これは2人に共通して言えることですね。作品と役との出会いっていうところでは。

末澤:そうですね。はい。

木村:分かりました。これは楽しみですね。
でも今日Aぇ! groupグループから来れたのは2名っていうことなので、他の3名も掘りがいがありそうな気はしますよね。

正門:おもろいです。

末澤:でも多分その時は、僕は一緒に来さして頂きます! 僕もいた方が、もっと木村さんに他のメンバーを深掘りでお伝えできると思うんで。

木村:あーなるほど。その時はまた。でもタイミング合ったら全員の方がいいよね。

正門・末澤:是非! お願いします!

木村:スケジュールが合えばの話ですけども。こちらこそお願いします。ありがとうございます。
この番組では毎回ゲストの方に「人生の1曲」っていうのを伺ってます。今週は末澤誠也の人生の1曲を伺いたいと思うんですが、何になりますでしょうか?

末澤:僕はSMAPさんの「はじまりのうた」です。

木村:ほう! それは何故に?

末澤:いや、僕は、そもそもこの「1曲を選んでください。」っていうのが来た時に、「無理や!」と思ったんです。

木村:なんで?

末澤:ありすぎて! 僕の中で、同レベルぐらいのこの人生の1曲が、SMAPさんの曲の中で結構あるんですよ。で「1曲か〜…」ってなって、悩んだ挙句、「はじまりのうた」にしました。
めちゃくちゃ考えて「はじまりのうた」にしたんですけど。4年ぐらい仕事がない時期があったんですけど、その時期によく聴いてたのが「はじまりのうた」やったんですよ。
その歌詞の内容が、「溜め息ついてもいいんじゃない?」とか、「自分のペースでいいんじゃない?」とか、そういうところとかの歌詞がすごくその時の僕に響いて。

木村:へぇ〜。

末澤:「自分のペースで焦らず、でいいかな。」みたいな感じで。自分の年齢も含めてなんですけど、そういうのがあって、「はじまりのうた」をめちゃくちゃ聴いてましたね。

[O.A曲]
M1,はじまりのうた/SMAP

[後TM]
M. Yellow Summer/Kenichiro Nishihara
レーベル:IntroDuCing! / 規格品番:FAMC-091

M.Gotta Be/Aぇ! group

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