木村拓哉 Flow supported by Spotify - TOKYO FM 80.0MHz - 木村拓哉

木村拓哉 Flow supported by Spotify - TOKYO FM 80.0MHz - 木村拓哉

2024年09月08日Flow 第三百十九回目「拓哉キャプテン × Aぇ! group 正門良規・末澤誠也」Part1

9月のマンスリーゲストは、今年デビューしたAぇ! groupから、正門良規さん、末澤誠也さんの2人をお迎えしました。
どんなトークになるのか、お楽しみに!


まずはメールを1通紹介します。

【大阪府 TAMA 59歳 女性】
木村さん、こんにちは。
今年デビューしたAぇ! groupってご存知ですか?
メンバーの正門君とは「グランメゾン東京」で共演されたのでご存知かと思うのですが、その正門君もジーンズが好きで、もう1人末澤君は木村さんをリスペクトしていて、その話を聞いてから同じ関西人としてAぇ! groupを応援しています。
どうか番組にゲストとして呼んでいただけないでしょうか。よろしくお願いします。


木村:もちろん存じ上げております。
正門とは、2024年の今年の冬に公開予定になっております、映画「グランメゾン・パリ」の方でご共演させて頂きましたね。

正門:お世話になりました。ありがとうございます。

木村:はい。役名が…?

正門:小暮佑という、見習いの…。

木村:皆からは「グレちゃん」とか「グレグレ」って呼ばれるキャラクターでしたね。

正門:そうです。愛され関西人をやらせて頂きました。

木村:撮影はどうでしたか?

正門:いや、めちゃくちゃ痺れましたよ! 初日から、ト書きで言うと「戦場のような厨房」っていうところから撮影が始まったんですよ。で、皆さんはやっぱり「グランメゾン東京」からのチーム感があってすごい連携も取れてる中なんですけど、撮影にしろ何にしろ、僕はもう本当の見習いなんで、もうもうあたふたしながら、いかに怒られずに、いかにミスがバレずに、ドライをこなすか、みたいな、ちょっと変なマインドになってましたね(笑)。痺れてました。

木村:あ、そっち系だったんですね。

正門:そっち系って言うわけでもないんですけど(笑)。

木村:「いかに皆に怒られずにこなすか」っていうところだったんですね?

正門:いや、それ言うとめちゃくちゃ語弊があるんですけど。役として…。

木村:まぁ小暮としてね。グレちゃんのキャラ的に、そういうキャラでしたもんね。

正門:そうです。皆さんにそう作って頂いて。

木村:パリでもご一緒させて頂きまして。その時に伺ってたんですよ。「同じグループで1人末澤っていうのがいまして、ちょっとものすごい熱量の奴がいるんですよ。」っていうのを伺って。

末澤:(笑)。ありがとうございます! そうなんです。さすが! ありがとう!

木村:こうやってしっかり会うのは、自分のライブに来てくれた時ぐらい? それ以来。

末澤:そうですね。それ以来ですね。その時に楽屋でお写真を撮って頂いて、もう僕、それからずっと携帯の待ち受けにしてるんです。

正門:ほんまにずっと。

末澤:多分携帯落としたらヤバイんですけど。

正門:なんぼ機種変わろうとも、待ち受けだけは変わらずに。

末澤:そのままですね。

木村:じゃあ、今日のラジオが無事終了した暁には、新しい待ち受けを…。

末澤:マジですか!? いいんですか!?

木村:(笑)。
お2人ともね、俳優さんとしても活躍されてるということで。本当にAぇ! groupはデビューし立てということで相当忙しい中、今日2人が駆けつけてくれたんですけど。だから今、2人とも舞台の稽古中?

末澤:そうですね。

正門:僕が10月8日から「Touching the Void タッチング・ザ・ヴォイド 〜虚空に触れて〜」っていう、雪山に遭難するお話があるんですけど、そこで主演として出させて頂くので。

木村:パルコ劇場で。

正門:パルコ劇場です。ありがとうございます。

末澤:僕が、9月8日から「ミュージカル『三銃士』」という舞台に。坂本(昌行)くんが主演をされてて、ご一緒させて頂いてます。

木村:坂本をよろしくお願いします(笑)。

末澤:めちゃくちゃお世話になってます(笑)。

木村:2人以外のAぇ! groupの他のメンバーについて説明させてもらいたいんですけども。
他にも、草間リチャード敬太くん。そして小島健くん。佐野晶哉くん。プラス3名で計5人組のAぇ! group。今年の5月15日に「《A》BEGINNING」でデビューした、と。

末澤:はい、ありがとうございます。

木村:これなんか予備知識で書いてあるんですけど、末澤誠也…これ面倒くさいから「誠也」でいいですか?

末澤:あ、いいっすか!? えっ!

木村:誠也が、今現在の「デビュー時点での年齢が29歳と5ヶ月」っていうのが、「史上」っていうのも変だけど(笑)、「史上最年長」っていう言葉の使い方がちょっと違うんじゃないかなと思うんだけど(笑)。

末澤:いやでもやっぱり史上最年長なんで。事務所歴としては最年長で、ギリギリ30手前でデビューさせて頂きました。

木村:いやでもさ、「事務所史上最年長記録」って(笑)。これ別に記録しなきゃいけないことではないような気はするんだけども。

末澤:なかなか更新されないかもしれないんで。

木村:結果は今があるわけだから、そこを大きくワーワー言うもんでもないかな、と僕は思うんですけども(笑)。
でも、実質5月15日にデビューさせてもらって、今約4ヶ月経ちましたけど、どうですか? 2人、日頃の生活は変わりました?

末澤:びっくりするぐらい、変わってなくてですね。

木村:え?

正門・末澤:(笑)。

末澤:いや、正直、先輩方を見てて、やっぱりデビューしたら何か色々変わるんかな、みたいなのはあったんですよ。あったんですけど、本当に…。 もちろん歌番組とか今まで出たことない色んな番組に出させて頂いたりはしてるんですけど、「じゃあ他に何が変わったやろ?」と言われたら、本当に何も変わってなくて。

木村:じゃあデビューする前も、今も、同じ場所に帰ってたりするんですか?

正門:そうです。まだ僕らは関西に住んでまして。

木村:今もベースは、拠点は大阪。

正門:大阪ですね。もう行ったり来たり。移動はやっぱりデビューしてから増えましたね。僕らからすると出張ですもんね。

末澤:そうね。

木村:出張! Aぇ! groupって出張してんの!?

正門:それで言うと、イメージ的には今は単身赴任です(笑)。

木村:あ、そういうことなんだ。なるほど。

正門:やっぱ大阪を大事にしたいって気持ちもあればって言うか、それこそデビューしてから、今色んな欲が出てきましたね。

木村:ちょっと話の流れで聞いちゃうけど、自分と同じようなタイミングで(事務所に)入ってた人たちっていたわけじゃん。そういう人たちって案外さ、Snow Manとしてデビューしてたり、なにわ男子としてデビューしてたり、してたよね?

正門・末澤:してますね。

木村:その時のモチベーションっていうのは、2人はどういう感じで持ってたんですか?

末澤:僕、今芸歴16年目なんですけど、後輩がどんどんデビューしていってたんですよ。だからそこに対する(気持ちが)「あ、またか。」ぐらいでした。なんかもう、「あ、それは行くよな。」みたいな感じの感覚だったんで、なんか「自分は自分で頑張ろう。」と言うか、「後輩がデビューしても別にそれは関係ないや。」ぐらいの感じのマインドでいたので。

木村:ちゃんとそこは整理して。

末澤:そうですね。だから割とほんまにAぇ! groupになるまでは、もう全員ライバルだと思ってたんで。

木村:おお、全員。

末澤:全員、年齢関わらず。チビッ子であろうが。だからほんまに闘志むき出しと言うか。

木村:へぇ〜。じゃあ周りがそうやって、Snow Manだったり、なにわ男子だったりとか、WEST.もそうだし、結構慌ただしい中にずっといたんだね。

末澤:そうですね。

正門:関西Jr.で言うと、結構激動の時期やったかもしれないです。2018年、2019年とか、あの辺は激動でした。

木村:でも、今で言うSUPER EIGHTの大倉(忠義)くんとか横山(裕)くんがプロデュースを担当してるんでしょ?

末澤:そうです。見てくださってます。

正門:めちゃくちゃ面倒見てもらってます。

木村:聞いた瞬間に「すげえな!」っていう…。だから要は、自分のこともあるけれども、そういう後輩の皆さんのことをちゃんとフォローしてるんだっていうので、話を聞いた時は「うわすご!」って思ったのをすごい覚えてるんだけど。
誠也は「あ、そっかそっか、そういうことか。OK。」って割り切って考えてたって、今言ってくれたけど、正門はどうだったんですか?

正門:僕も正直、WEST.さんとかはだいぶ大先輩なんで、デビューした時は悔しいとかはなかったんですよ。むしろ僕もすごい好きな先輩やったんで、「やった! 良かった!」と思ってて、ツアーを回らせてもらったりしてたんですけど。
なにわ男子は、関西Jr.時代から結構仲いいメンバーがいたんですよ。西畑大吾とか大橋和也とかは、結構プライベートでもご飯行ったりするぐらいで。すごい仲良くしてたメンバーがグループを組んだ、とか。例えば、何かのCMに出ますとか、ライブの会場が自分たちより大きいとこに行きましたとか、1個1個段階上がっていくのを見て、やっぱちょっと焦りとか「くそ!」っていうのは正直ありました。

木村:うんうん。
Aぇ! groupの今の5人っていうのは、どのタイミングでこのメンバーになったの?

正門:2019年の年明け…1月ぐらいです。関西ジュニアが毎年1月にあけおめライブ…ニューイヤーコンサートをやるんですよ。それが終わってから横山くんとご飯行って、「グループ組んで、4月にちょっと公演をやろうと思ってる。」っていう話を聞いたのが、もう本格的な始動のタイミングですね。

木村:へぇ〜。

末澤:だからもう本当に、別に仲いいとかじゃなかったんですよ(笑)。それで言うと僕は最年少の佐野とかは一言も喋ったことなかったんで。存在は知ってたんですけど全く喋ってなかったんで、「初めまして」みたいなところから始まったんですよ。

正門:佐野と芸歴もめちゃくちゃ離れてますもんね。

末澤:そうですね。

木村:なるほど。すげぇな。もう完全に人の人生というかライフワークに完全にタッチしてるよね。すごいわ。
なんか逆に、大倉くんも関西だっけ? 横山ももちろん…。

正門・末澤:そうです。

木村:だからそうなんだよ。なんかね、江戸にはない…何て言えばいいんだろう。何かを感じる。

正門:僕らも「家族感」っていう言葉にはしてるんですけど、「ファミリー感」と言うか、そういうのはありますね。

木村:なるほどね。
グループ結成から5年経った、今年の3月16日に、ついに大阪の京セラドームにて単独公演。サプライズっていう形じゃなくて、自分たちの口からファンの皆さんにデビューを発表させて頂いたっていう。これ、会場の空気ヤバかったでしょう?

正門・末澤:ヤバかったっすね…!

木村:今の2人の表情を見てすぐに確信したんだけど、その瞬間のあの熱量と、歓声と、自分たちに向けられた気持ちは、多分もう「自分」っていう金庫の中にずっと持っていた方がいいね。本当に。それだと思うよ。自分たちが、今までも、そしてこれからも何かやらせてもらえる最初の源と言うか、湧き出る場所っていうのを大事にして頂けたら僕は嬉しいかなと思うんですけど。もちろんファンの皆さんもそういうふうに思ってると思いますし。
実際に「デビューしよっか。」っていうふうに言われた時はどうだった?

末澤:もうずっと念願やったわけですけど、聞かされた時、メンバー皆が「やった!」とかじゃなかったです。

木村:じゃあ実際に実物として皆の前に現物がドーンって実在した瞬間は、今誠也も言ってたけど、「やったー!」じゃなくて、割と自分自身を整理してる感じ?

末澤:そうですね。なんかそっちの方が近いかもしれないっすね。

正門:「咀嚼」っていう感じのニュアンスです(笑)。で、じわじわ実感湧いてきて、「っし!」っていうちっちゃめの籠もったガッツポーズが出たって感じですね。

木村:お互いに。お互いのちっちゃなガッツポーズはわかった? 他のメンバーの子たちも「あ、ちっちゃいのやってんな。」っていうのは。

正門:空気感は、もちろん。

末澤:多分全力で「よっしゃー! デビューしたぞ!」ってなったのは、この京セラドームでファンの子らに伝えた瞬間。

正門:そうですね。だから知ってはいましたけども、気持ち的にはその場で聞いたファンの方と一緒というか、京セラが「おっしゃ、デビューや!」、「次に行けた!」っていう感じがした場所です。

[O.A曲]
M1.《A》BEGINNING/Aぇ! group

[後TM]
M. Yellow Summer/Kenichiro Nishihara
レーベル:IntroDuCing! / 規格品番:FAMC-091

NEW

ARCHIVE

LINK

    TOKYO FM

top_back