木村拓哉 Flow supported by Spotify - TOKYO FM 80.0MHz - 木村拓哉

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2024年08月04日Flow 第三百十四回目

今週は、8月14日にリリースします、僕の3rdアルバム『SEE YOU THERE』について語ろうと思います!

木村:前作、2022年1月の時に『Next Destination』っていうタイトルのアルバムを作らせてもらったんですけれども。まぁコロナ禍という状況でもあったので、今ちょっと歯を食いしばらないといけないけども、「歯を食いしばる」とかそういう力みが必要な表現はやだなと思って。それで「次の目的地」っていうもうそのままのワードで『Next Destination』っていうふうに、「こんな状況だからこそ、みんなで次の目的地探そうぜ!」っていう意味合いでつけさせてもらったんですけども。
今回は、『Next Destination』っていうものが前回あったので、「あの場所で会おうよ!」、「あそこで会おうぜ!」っていう意味で、単純に『SEE YOU THERE』にしました(笑)。
一応、自分がそうやって色んなアーティストの方から魅力、才能をおすそ分けして頂いて作らせて頂くんだったら、何かそういう場を設けたいなって毎回思ってるんです。そういう意味で、必ずそういうものを作った際には、「いや、会う場所は必要でしょう。会いたくなるし。」っていう気持ちだったので。
今回、AIさんだったり、さんまさんだったり、Uruちゃんだったり、久保田の兄ぃだったり、竹内まりやさんだったり。あと、堂本剛ね。そして、SUPER BEAVERの亮太、あとは拓郎さんなどにも楽曲提供して頂きまして。さっきも言いましたけど、本当にたくさんの魅力のお裾分けをして頂いて完成させることができました。

アルバム『SEE YOU THERE』の1曲目に収録されてます、久保田の兄ぃに提供して頂きました、「No Night, No Starlight」。
久保田さんなんですけども、6月にこちらFlowのゲストに来て頂きましたね。その時に、兄ぃならではのトークを色々聞かせて頂いたのをすごい覚えてるんですけど…。
この曲を頂いた時、ゲストに来て頂いた時もそういうトークになったと思うんですけど、まさに「久保田利伸さんっていうフィールドの中で育った果実ど真ん中」っていうものが届いたので、何かめちゃくちゃ嬉しかったのを覚えてるし。歌い方なんかも色んなアドバイスを久保田さんから頂いて、今回それでやりましたね。

続いて2曲目なんですけども、こちらは作詞・作曲が竹内まりやさんになってます。「10月の恋人たち(Lovers in October) 」。
これを頂いた時は、最初、結構照れたかな。照れた。照れて、照れ隠しで「ちょっとハードにするのはどうでしょう?」っていうふうに思い、その「ハードにしたらどうでしょう?」っていうところでまた力を貸してくれたのが、元Superflyの多保孝一さん。編曲してくれました。
まりやさんからのコメントがこちらです。

<竹内まりやさんからのコメント>
この度は光栄にも作曲のご依頼をいただきありがとうございました。
曲を作るにあたって真っ先に考えたのは、「50代の拓哉君だからこそ少年のような胸キュンラブソングを歌ってみてほしい」ということでした。
多保孝一さんの編曲によるギターサウンド全開のゴキゲンなトラックが完成し、さらに拓哉君の伸びやかな歌声が乗って、みごとにその願いは叶えられました。
ライブでこのロッカバラードが聴ける日を心から楽しみにしています!


木村:まりやさんからのコメント、本当にありがたいなと思いますし、コメントから完全にもう「私はその場所にいますからね。」っていう(笑)。「はい!」っていう。そうですよね。まりやさんが来てくれる日は、ある意味、発表会に近い感じになる自分が想像できるんですけど(笑)。
でも、オケを録る時に自分のボーカルを聴きながらすごい嬉しかったのが、もちろんミュージシャンの方たちは曲の進行があるので、「次、このメロだよな。このコードだよな。」っていうことを皆さん楽譜を見ながら進行していくっていうのはあるんですけど、同時に、ボーカルブースで自分がやらせてもらっている歌を聴きながらみんな弾いてくれてるので、たまに来るアイコンタクトって言うか、ギターをプレイしたりカッティングしながらも、自分が歌って、曲のストーリーが…それこそ歌詞の中にもありますけど、「指を絡めた君は帰れそうもない目をしてた」っていう瞬間のストーリーの盛り上がりを音で体現してくださる皆さんがその場に実在してたので、すごい楽しかったのを覚えてますね。
まぁでも、お陰様でこういった形になったので、「ステージでどういうふうにやろうかな?」っていうのも、非常に想像のしがいのあるナンバーにはなってるんじゃないかなと思っております。

続いて、『SEE YOU THERE』3曲目は、SUPER BEAVERの亮太がくれました、「ここにいる」ですね。
亮太からのコメントがこうなっております。

<柳沢亮太(SUPER BEAVER)さんからのコメント>
ご縁あって「ここにいる」という楽曲を提供させて頂きました。
子どもの頃から一方的に観続けてきた木村拓哉というその「人」を、自分なりに想って想って書いた楽曲です。
デモ音源を聴いて下さった後に伝えられた木村さんの想いを伺って、この楽曲の矢印が完全にあなたへと向き切ったことを実感しました。
曲に込めた本意であり、とてもとても嬉しい瞬間でした。真っ直ぐ届きますように。


木村:いやぁ、嬉しいです。亮太の人となりというか、亮太が個人の「人」としての「男」としての魅力も理解させてもらったなって、感じさせてもらったなって思うし。そんな魅力を感じる亮太が、こういうふうに自分のことを思ってくれたっていう。そうなんですよね、「僕を僕でいさせてくれた、あなたに」っていうことなんで。それを僕も大事にして、今回はステージに立とうかなと思っている次第です。
このナンバーは最後にこの曲のタイトルである「ここにいる」っていう、このワードで終わるんですけど、「ここにいる」というのは自分を含め、もちろんステージ上にいてくれるであろうバンドメンバーもそうですし、コンサートスタッフ、ライブスタッフももちろん、客席にいてくれるであろうみんなも「ここにいる」という事実の一員なので、ここは間違いなく、「僕1人の声じゃないんだろうな。」っていうのを勝手に想像していて。だからその瞬間は、マイクは自分1人で使いたくないなと思っていて。なので、多分僕とみんなの間にきっとマイクを向けると思うので、その時は皆さん、よろしくお願いします(笑)。

続いてアルバム『SEE YOU THERE』4曲目「Head Shot」。
こちらはミュージックビデオの方で、前にやらせて頂いた『Next Destination』のライブの時以来かな? 2年半ぶりぐらいにガチに踊って、本当に次の日にね、「あれ? こんなに体動かなくなっちゃったっけ?」っていうぐらいバキバキになって(笑)。でも、その時はまだ『Believe』撮ってたんですよ。で、「やっべ! 今日体動かねぇ!」って思ったら、ラッキーなことに、最終回の磯田社長との面会のシーンでずっと座りっぱなしだったんで、助かったんですよ。
こちら、フルサイズでこの「Head Shot」のミュージックビデオが観れるらしいので。あとAIちゃんから頂いた、収録曲の「Stay Safe」の方も公開中らしいので、ぜひぜひ、今のエピソードも込みで見て頂ければ。

2年半ぶりぐらいかな? ツアーをやらせて頂く予定になっております! その名も、まっすぐ「TAKUYA KIMURA Live Tour 2024 SEE YOU THERE」ということで。大阪、横浜、名古屋、宮城、福岡にお邪魔させて頂いて、9月29日から、飛び飛びになっちゃうんですけど、最後は12月25日、福岡で終わり予定にはなってるんですけども。ぜひぜひ、来てくださる方はいい時間を一緒に過ごせたらなって、いい時間をみんなの中にも残して頂けたらなっていうふうに思いますので、お待ちしております!

[O.A曲]
M1.No night, No Starlight/木村拓哉
M2.“10月の恋人たち(Lovers in October)”/木村拓哉
M3.ここにいる/木村拓哉
M4.Head Shot/木村拓哉

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