2024年01月14日Flow 第二百八十五回目「拓哉キャプテン × King & Prince 永瀬廉・�盒恭た諭�Part1
1月のマンスリーゲストは、King & Princeの永瀬廉さんと�盒恭た佑気鵑任后�
どんなトークになるのか、お楽しみに！
King & Prince：よろしくお願いしま〜す。
木村：海人は一昨年の9月、ちょうど『未来への10カウント』やってる時に来てもらったんですけど、永瀬廉は初めての登場ということで！
永瀬：お邪魔します。よろしくお願いします。
木村：お願いします。海人は共演させてもらったんですけど、廉は、ちょくちょく事務所の会というか。
永瀬：そういう場面でご挨拶させて頂くぐらいで。
木村：あ、永瀬廉だ！って思って。
King & Prince：(笑)。
木村：その時に色々、話をさせてもらったりとかしたぐらいですけど。
永瀬：そうですね。その時の会で木村さんのお隣に座らせて頂いて、ずっと緊張してたってすごい覚えてて。
木村：いや、緊張はしてなかったですよ。
永瀬：してましたよ、してましたよ。
木村：割とフランクな感じで話してくれたんで。あっ、なんかカジュアルですごい話しやすいなっていう印象が僕の中には。
永瀬：あ、ほんとですか？
木村：ありました、ありました。
この「Flow」という番組はですね、ゲストの方がどのように人生をFlowしてきたのかトークしていくわけなんですけど、ここでお2人のプロフィールを紹介します。
永瀬廉、1999年1月23日生まれ。
永瀬：覚えやすいんですよ。
木村：24歳。1・2・3！
永瀬：覚えやすい。もうみんな覚えてくれたんやろなって思います。
木村：そして�盒恭た諭�1999年4月3日生まれ。ともに24歳ということで。
King & Prince：はい。
木村：廉は、どういうちびっ子だったんですか？
永瀬：いや〜、からっぽのちびっ子でしたね。
木村：からっぽ？
永瀬：何にも入ってないみたいな。将来の夢とかもなかったんですよ。
�盒供�ええ〜！
永瀬：結構、人見知りで。
木村：これして遊んでたとかは？
永瀬：あ、マリオ！
�盒供�ゲーム？
永瀬：子供の頃は、ほんとにずっとゲームしかしてなかったですね。海人のダンスみたいに打ち込んだ物も無かったですし。空手も習ってたんですけど、1か月ぐらいでやめたし。そろばんも中途半端なところでやめてもうたしみたいな。だから、これといって、これがめちゃめちゃ出来たっていう物だったり、めっちゃハマってたって物がなかった子供っすね。
木村：でも、ピーチ姫はずっと助けてたっていう。
�盒供�(笑)。
永瀬：ピーチは何万回も助けてますね。
�盒供�すーごいな。
木村：なるほどね。
木村：何をやっても続かなくてゲームをやってた子が、（この仕事の）スタートは何で？
永瀬：その頃まだ大阪に住んでいて、他の子供よりも可愛かったっていうのがあったみたいで、母親が勝手に履歴書を送ってて。
木村：あ、そうなんだ。
永瀬：そっちパターンです、僕。
無理やり大阪城ホールにオーディションに行かされて。オーディションだから面接みたいな感じを想定してたんですよ。好きな食べ物とか特技とか何て言おうかなみたいな。で、すごい嫌だったんですけどオーディションに行ったら、山下くんのソロコンサートにバックで出ろみたいになって。踊りもやったことないのに。子供の頃は、人前に立つのも目立つのもすごい嫌なタイプだったんですよ。だから、いきなり1万人ぐらいの目の前で踊らされて、すっごい嫌な気持ちだったの覚えてます。今でも。
木村：え、何？行ってすぐやったって事？
永瀬：そうです。行ったら、振付師さんが目の前に来て、「これ覚えて！」覚えるだけなら、ダンスレッスンにそれあるのかみたいな納得はしてたんですけど、まさかライブに出るとは思ってなくて。そっからテンパっちゃって、フリが全部飛んで、何もせず突っ立ってた時間が何分かあったんですよ。もう真っ白になっちゃう、放心状態。「無」です。何も感じない状態になっちゃって。それが始まりでした。なんかよく分かんなかったっす。嫌でした。
木村：(笑)。すげースタートだね。
永瀬：すごい嫌でした。1公演目オーディションやって、夜公演もあったんで、夜公演はオーディション生の中で良かった人たちが出るみたいな。何かちゃんと呼ばれて。それもすっごい嫌で。
木村：え？それは呼ばれたんでしょ？
永瀬：呼ばれたんですよ。また同じ曲で同じフリを踊らされて、また真っ白になって、またステージ上でずっと突っ立ってて。
でも、なんかいるんですよ…今。その頃、それでも受かってたみたいで。
木村：そうだよね〜。
永瀬：マジで何で受からせたの？みたいな。今、自分でも思うくらい、何にもできなかったっすね。
木村：へー。
永瀬：いいとこ無かったっすね。
木村：でも、いるもんね。
�盒供�(笑)。そうなんですよね。だから、どっから気持ちが変わったんだろうって。
永瀬：あ〜、仕事に対して。
�盒供�うん。
木村：仕事っていうか、嫌だなっていうモチベーションがどの辺りのタイミングで、「あ、これ、やったろうかな」っていうチャンネルに切り替わったの？
永瀬：正直2〜3年はずっと嫌なまんまやってて。マジで嫌で。毎年、関西Jr.で舞台をやってたんですよ。ずっとやる気ない中やってたんですけど、舞台でなぜかいい役をもらう事になって。うわ、マジか。めんど！って思ってたんですよ。
木村：(笑)。
永瀬：正直ね。
木村：今、すごい、あまり言わないぐらい正直に話してくれたね。
�盒供�(笑)。
永瀬：ほんまに、めんどって思ってました。その頃は…ですよ。過去の自分ですから。
木村：OK、OK！
永瀬：その頃は、だるって思ってたんですけど、セリフも多いし。けど、リハとかしてく中で、先輩方はいい物を作ろうとめちゃめちゃ色々頑張って作り上げてくわけですよ。やる気ない中、僕にもアドバイスとかくださったんですよ。そういう姿に、そういう先輩とかと一緒にやる上で、この態度のままずっとやっていくのは失礼だなって中3で気づいたんですよ。
�盒供�へー。
木村：自分で？
永瀬：自分で。うわ、このままじゃ、ちょっと申し訳ないわ。こんなやる気なかったらって思ってて。それで、そっからちょっとスイッチを入れて。そっから徐々にファンの人も増えてきたんですよ、その舞台をきっかけに。“永瀬廉”って書いてある“うちわ”の枚数も増えて行って。それがちょっとずつ楽しくなっていって。そっから、この仕事悪くないかもって、人前に立つのも楽しくなってきて。頑張ることの大事さ、大切さとかも覚えて、その舞台から意識は変わりました。
�盒供�ふ〜ん。
木村：へー。でもやっぱり、自分の名前を入れたうちわを持ってくれてる子が目の前に実在してくれてるっていう力はデカいよね。
永瀬：デカいですね。お客さんが入る数が1,000人くらいで、そこまで大きくはなかったんですけど。距離も近いわけですし、あからさまに僕の（名前入りの）うちわが増えてくっていうのが、分かったんですよ。だから、すごい嬉しい。俺が頑張れば、こうやってファンの人も増えてくんやっていうのが感覚として分かったので、そこから楽しくなりましたね。ちゃんと仕事として向き合っていこうって。
木村：ありがたいね。その子たちが居てくれなかったら今ここにいないからね。
永瀬：いや〜もう、すぐやめてましたね。
木村：あぶな、あぶな。
永瀬：(笑)。ありがたかったです、ほんとに。
木村：海人との出逢いはどういう出逢いだったの？
永瀬：まだ高校生の頃だったんですけど、大阪で活動してたんですよ。東京で仕事をする事が増え始めて、「DREAM BOYS」っていう舞台があって、多分それが出逢いよね。
�盒供�その前にあるわ。
永瀬：その前にありました。
木村：(笑)。結構トークに拍車はかかってたんだけど。
�盒供�かかってましたね。自信満々な感じで。
木村：わりとメモリーはスキップしてたね。
永瀬：(笑)。そうっすね。
�盒供�抜けてます、そこ。
木村：DREAM BOYSの前にあったって事？
�盒供�前に、年末にみんなで出る舞台があって。
永瀬：あ〜っ。
�盒供�Sexy ZoneとA.B.C-Zがメインでやられてた舞台があって、そこに自分が入りたての東京Jr.として出てたんですよ。そこに彗星のごとくみたいな感じで、関西から…。
永瀬：彗星ね。
�盒供�そう。
木村：(笑)。すげートーンの低い、「あ、彗星ね」あんまり言わないよね。
永瀬：あの頃は確かに今振り返っても、ほんっとに彗星のごとく関西から現れた、その頃6人組やったんですよ、僕ら。6人で活動してて、番組のロケでお邪魔したよね。海人が出てる舞台に。
�盒供�そうなんですよ。そしたら、ステージで自分と廉と紫耀か。3人で歌うことになったんですよ。それがきっかけで、「あれ、良くない？」みたいな感じになって。その次にやったDREAM BOYSで、主役3人の弟たちみたいな感じの役をもらったっていう。
木村：なるほどね。
�盒供�そこがきっかけだね。
永瀬：あ〜、そっちだ。そうでした。
木村：色んな経験をし、それこそ海人の横に廉がいたり、廉の横に海人がいるっていう時間と空間を過ごし、2018年の5月に「シンデレラガール」というシングルでKing & Princeとしてデビュー。
で、グループ初のドームツアーをやったりとか。
�盒供�ありました。
木村：そして、2023年5月23日から廉と海人の2人での活動がスタートっていう事になるんですが、去年5月でKing & Princeとしては5周年。
�盒供�そうなんです。
永瀬：迎えさせていただきましたね。5年。5年とは思えないぐらい濃い5年というか。
木村：濃すぎるね〜。
永瀬：大分ね〜。結構、濃すぎますよね。確かに今振り返ると。
木村：５年って、何かを始めて1つの形になるには早いっていうふうにも捉えられるし、5年たてば何かしらの形にはなるよねっていう見方もできるけど。でも、形態もそうだし、元々5人っていうスタートがあったんだけど最終的な今の形、2人体制っていう物になるっていう、その変化も相当大きな流れはあったよね。
永瀬：でも、僕ら元々6人でデビューして
�盒供�そのあと…
永瀬：5人になって、５年経ったら2人です。
木村：そっか、そっか。でも、去年6月には2人体制になって初の作品となる13枚目のシングル「なにもの」をリリースし、8月には5枚目のアルバム「ピース」をリリースして。
どうですか？2人になっての活動は？
永瀬：ライブもこの前までやらせて頂いてたんですけど。それまでにも、初めての試みでファンミーティングとかを経て、2人での活動の空気感とか、お互いの間とかっていうのは結構把握できたよね。
�盒供�うん。なんか地に足ついてる感じは出てきましたね。
木村：うん。地に足はついてないとなぁ。
永瀬：そうですね(笑)。
�盒供�いやでも一気にメンバーが3人いなくなって、やっぱりフワフワしちゃうのかなっていう気持ちもあって。「2人でやってくぞ！」ってなると、どうなっていくのかな？って思ったんですけど、結構早い段階で2人の空気感っていうのをつかめたので、その状態でやったライブっていうのもあって。
木村：24公演やったんでしょ？
King & Prince：はい。
永瀬：7都市で。今回は期間が8月から12月で、ちょっと長めやったんですけど。もちろん選曲とか衣装とかも含め…。
木村：映像、構成、演出も2人を中心にして、サポートは誰かしらに入ってもらったかもしれないけど、作ってったっていう。
永瀬：そうですね。やらせて頂きました。
木村：どうだった？例えば衣装だったり、「映像こうしない？」とか、「構成こうしない？セトリはやっぱこの曲じゃなくてこっちにしない？」っていう。「この曲はもうちょっと、始まって30分以内のところに持ってかない？」っていうのは、わりと2人でキャッチボールで作ったって感じ？
永瀬：大まかなセットリストは海人が作ってきてくれてて、それを僕も含め振付師さんとかが見たときに、結構それがほとんど良かったというか、この曲の流れとかも含め。で、それがすごい良かったので、海人が初めに考えてきてくれた骨組みを元に肉付けしてったって感じでしたね、今回。
衣装とか映像とかは2人で話し合って。
でも、話し合いの上で生まれる、「こうした方がいいんじゃない？」「こうした方がいいんじゃない？」っていうぶつかりっていうのも、お互い良い意味で、「じゃー、これでいいよ」っていう妥協じゃなくて、いい着地点を見つけて納得ができた形でどっちかの意見に寄り添う事ができたので、そこはすごい大きい事やなって思いましたね。
木村：じゃー、あれだね。2人体制になって、マイナスなマインドになりがちな物がそうではなくなったっていう事ではなく、ちゃんとお互いがお互いを感じることができて、認識もできて、理解もできて、目の前では言わないかもしれないけどお互いがお互いをちゃんと尊敬しあう事ができて推進力に代わってる感じは、今現在、実在してる感じですね。
永瀬：もちろんです。
�盒供�そうですね。
永瀬：2人での活動もちゃんと楽しめてますし、その上でちゃんと心の余裕を持ってファンの人たちにも接しられるような時間を過ごせたので、この形になって１年も経ってないのに、僕ら2人がこういう気持ちで活動できてるのは大きいなって思います。
木村：2人を待ってくれているというか、求めてくださる人たちが居てくれて、それが成り立つからね。
�盒供�はい。
永瀬：そうですよね。
木村：それ、すごい大きいですよね。
�盒供�こうやってたくさん形が変わりつつも、自分たちをずっと応援して支えてくれるっていう方々は、きっと深いところで自分たちを好きでいて応援してくれてるんだろうなっていう感覚が改めてありましたね。
[O.A曲]
M.なにもの/King & Prince
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