木村拓哉 Flow supported by Spotify - TOKYO FM 80.0MHz - 木村拓哉

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2022年03月20日Flow 第百九十回目「拓哉キャプテン × RED RICE」Part3

3月のマンスリーゲストは、 湘南乃風のリーダー、RED RICEが登場!
今日は、みなさんから届いたメッセージを元にトークしたいと思います。
そしてRED RICEの「人生の1曲」も伺います。最後までよろしく!


木村: ここからはですね、この番組に届いているリスナーからのメッセージに自分と匠(RED RICE)とでお付き合いをしてもらいます。

RED RICE: はい(笑)。

木村: まずは、こんなメッセージが届いておりやす。

【千葉県 えだまめんちょ 17歳 女性】
木村さんこんにちバン!
私は、ほとんど恋愛経験がない高校生です。突然ですが恋ってなんですか?
私は女性に対して「この人と仲良くなりたいな」という感情があるように、男性に対しても同じようなことを思います。
しかし、それは恋愛感情というよりは友達になりたいという気持ちです。
どうして友達は異性に対してだと、その気持ちが変わってしまうのか分かりません。


木村: 友達っていう…まだ(気持ちが)振り切ってないのかな? えだまめんちょは。振り切ったタイミングが今までないから、異性に対しても友達っていう回転数で留まっているのかな。

RED RICE: 自分でどこかブレーキを踏んでるんですかね?

木村: でも”好き”ってなっちゃったら…。

RED RICE:それでしょうね。自分が(相手との)回転数を合わせたり、スピード速度を合わせて、今も濃度を測って人と付き合ってるけど、それを勝手に振り切っちゃう時が「恋」とかなんじゃないですかね。

木村: いやもう、「恋」と「愛」の…色々あるじゃん。
待てよ、17歳が聞いてるから、ちゃんと考えないとな。「恋って何ですか?」って、すげぇぞ、コレ。

RED RICE: ああ…電話する時にためらっちゃう感じ、どうですか?

木村: 声を聴いただけで嬉しくなってる自分。きっと、その人のことが好きな場合、その人の声とか絶対好きなはず。

RED RICE: なるほど。校門とかで、同じタイミングでバッタリ会っちゃった時、嬉しいみたいな。

木村: それもそうだと思うよ。「恋」って嬉しいと思いますよ。「愛」って、その嬉しさが…なんだろう、“内側に入る”というか。漢字で書くとわかりやすいんだけど、「恋」ってさ、まだ”心”が下にあるじゃん。どっちかていうと「恋」って、下ネタじゃないけど下心なんですよ。「愛」って書いてみるとわかるんですけど、”心が中に入る”んですよ。

RED RICE: “真心”ってことですかね。

木村: 真ん中に心が入るので”下心”ではなく”真心”なので。うーんでも、えだまめんちょにはそういう説明じゃねぇなぁ…違うなぁ(笑)。

RED RICE: まず「恋はなんぞや」ってことですからねぇ。

木村: (初恋は)いつだった? (自分は)気持ちを相手に初めて伝えたのが中1だったと思う。

RED RICE: ほぼほぼ一緒ですね。中1の時に同じクラスの子を好きになって。ちゃんと告白したことはないんですけど、3年間振られ続け。
(中学を)卒業して、すっげぇ気持ち悪いんですけど、僕と違う高校の受験発表だったんですけど、なんとなく“(彼女が)受かった”みたいなのを聞いて。その子の家の前にその子の自転車が停まってるんですけど、その籠に、メッセージとかは書かなかったですけど、高校に受かった日に花を置きました。でも振られ続けて終わったという。

木村: (笑)。

RED RICE: これ、カットして(笑)。

木村: グッジョブ!グッジョブ!だよ。

RED RICE: 3年間紆余曲折ありましたけど、ずーっとその子が良くて、(告白しても)全然ダメで。でも高校を出て、後々風の噂で聞いたら、その子は飲み会に行くとめっちゃキス魔になるって噂を聞いて、超へこみました(笑)。俺の3年間!

木村: (笑)。でも、それがちゃんと風の噂で伝わって来たのも、伝わるべくして伝わった情報だったんじゃないですか?

RED RICE: それで1つ僕も大人になったかもしれないですけど(笑)。でもあの頃は、その子のことを“いいなぁ”ってすごい思ってましたね。

木村: あ〜でも、「恋」って何ですかね? またメーターの話になっちゃうけど、ちょっとした“レッドーゾーン”ですよね。タコメーター。
レッドゾーンでいいんじゃないかな。まだそこまでえだまめんちょが回転数が上がってないだけで、いつか上がると思うし。

RED RICE: まだ出会ってないのもあるかもしれないですね。

木村: 惚れやすいとか惚れにくいっていうのも、それぞれの個性だと思うし、育ってきた環境も全然違うからね。
でも、えだまめんちょ的にはすごい冷静だね。異性に対しても“友達になりたい!”っていうのはわかるけど、“恋?”っていう。いつか、友達として一緒にいたのに、友達だと思っていたその男子から急に”男の匂い”がしたりとか、何かのタイミングで「あれ?」ってなってしまう瞬間がきっと来ると思うけどね。
これは引き続き、えだまめんちょの現状報告をしてほしい感じはしますね。お願いします!
続いてはこんなメッセージを頂いております。

【兵庫県 りりか 13歳 女性】
木村くんこんにちは!私は最近、夜寝むれないとき、動画配信サイトで「囁きASMR」(エーエスエムアール)を聴いて寝ます。
「囁きASMR」とは、出演者がマイクに向かって囁き声で話すという単純なことなのですが、それがびっくりするほど熟睡できます。そこで木村くんにお願いがあります!!
マイクに向かって囁き声で喋っていただき、私を昼寝の世界へと引きずり込んで欲しいです!!!
喋る内容はなんでもいいです!ぜひ!お願いします!


木村: (囁きモード)囁き声は好きですか?

RED RICE: (囁きモード)囁き声ですか? 好きです。耳の近くとかで囁かれるとゾクゾクしてしまいます。ダメですか(笑)。

木村: (囁きモード)嫌いじゃんないですけど、いい感じの大人の男2人が、このアクリル板越しに囁き合ってるって気持ち悪くないですか?(笑)

RED RICE: (囁きモード)気持ち悪いですけど(笑)、昔を思い出しますよね。

木村: (囁きモード)どんな昔?

RED RICE:(囁きモード)学校とかで、授業中友達とこうやって「あのさ、(学校)終わったらさ、あそこ行かない?」みたいな(笑)。違いますかね?

木村: (囁きモード)これは僕の物差しでモノを言うだけなんだけど、小さい声とか囁き声で言うことって、”本音”だと思わない?

RED RICE: (囁きモード)確かに!

木村: (囁きモード)すごくその人の本音を伝えてるんだなぁって、いつもわりと思って人の話を聞いたりするんだけど。

RED RICE: (囁きモード)考えたこともなかったです!

木村: (囁きモード)マジで! いや俺、けっこう思ってましたね。
でも、このボリュームでやってて全国38局ネットで、キツイと思うんだよね…。

RED RICE: (囁きモード)そろそろ…。

木村: (囁きモード)でもさ、これ、ラジオやってるわけじゃん? ラジオ聴きながらみんなに寝られちゃうとさ、ラジオやってる意味ないよね(笑)。

RED RICE: (囁きモード)木村君はお願いされてるけど、俺、お願いされてないですよ?(笑) それなのに言っちゃってるんですけど、大丈夫ですかね。

木村: (囁きモード)わりと匠(RED RICE)の囁きの方が、芯があって俺は良いんじゃないかと(笑)。

RED RICE: (笑)。それが本心ですか?(笑)

木村: 本心本心(笑)。これ、そろそろヤバい。

RED RICE: すいませんでした(笑)。

木村: ということで、今月は湘南乃風のリーダー、RED RICEさんとお送りしてきましたが、今後の目標とか夢とかはありますか?

RED RICE: まずは、来年の「20周年」を、湘南乃風として成功させていきたいというか。こういう世の中なので、来年がどういう状況になっているかわからないですけど、ここは本当に大きな節目になると思うので、来年に向けて今年できることを精一杯…っていう感じですかね。

木村: 自分も(アルバム発売やツアーを)やらせてもらってすごく思うのが、お客さんが“声を出せない”っていうストレス。だから、そのストレスを何かに変換させられるようなパフォーマンスをこっちがしなきゃいけないなと思うし、感じる。みんなの、客席のストレスを。

RED RICE: ありますよね。感じますよね。僕達も去年ツアーをやってて、会場によっては(曲に合わせて)タオル回すのとか、(飛沫が)飛ぶからダメみたいなのがあって、その状況をネガティブに捉えてもしょうがないんですけどね。そこに気づきもあったりするから、プラスに変えて来年に向けてやりたいなぁとは思いますけど、早く終息してほしいなと思いますね。

木村: でもここは踏ん張るしかないしね。
この番組では、毎回ゲストの方に「人生の1曲」を伺っているんですが。

RED RICE: 地元(湘南)のアーティストでMOOMINさんっていう人がいて。その人の『MOONLIGHT DANCEHALL』という曲が、「人生の1曲」です。

木村: なぜ、それなの?

RED RICE: 21、22歳くらいの時に(これからの人生)何をしていいかわからなくて、地元でフラフラとバイトしてて、その流れから海の家でバイトを始めたんです。ちょうどその頃からレゲエを聴き始めて、自分の仲間たちの中でもすごいレゲエが流行ってて。
そしたら、自分がバイトをしてる海の家を建てた(建設の)バイトをしてたのが、MOOMINさんだったんです。地元のアーティストだからめちゃくちゃ聴いてて、大好きだったんです。そしたら「ここで(建設の)バイトしてたよ」って言うので、すごく親近感を覚えて。
10代の頃から音楽とか聴いてたけど、自分がプレーヤーになるって意識は全然なかったし、別世界の話だと思ってたんです。けど、この曲を聴いて“地元でバイトしながら音楽をやって、こんな良い歌を作ってる人がいる”っていう事実に、急に“自分がプレーヤーになれるかも”とか“なりたい”とか、そういうスイッチが入ったんですよ。
(MOOMINの)ライブとかもすごい観に行ってたし、“俺もここ(地元)から音楽やってみたいなぁ”って思って。その後、どんどんメンバーと出会ったりしたんですけど。
だから、「自分がプレーヤーになるスイッチを入れてくれた曲」というか。地元の大先輩です。

木村: なるほど、色々あるんだなぁ。そういう瞬間が。すごいね。
ということで、今月3月のゲストは、湘南乃風のリーダー、RED RICEさんでした! ありがとうございました!

RED RICE: ありがとうございました!

[OA曲]
MOONLIGHT DANCEHALL(A NIGHT IN JAMAICA MIX)/MOOMIN

(後TM:MOJO DRIVE/木村拓哉)

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