
愛知県安城市立丈山小学校6年生・神谷明日香さん(12)が、磁石を使った箱でスチール缶とアルミ缶を分別する仕組みを開発して特許を取得しました。
投入口の下に磁石4個を貼り付け、その下にプラスチック板をつり下げ、アルミ缶は2分された箱の真下に、スチール缶は磁石に引き寄せられもう一方の箱に落ちる。
店舗を兼ねた自宅前にある自動販売機の缶が分別されず、祖父が仕分けするのを見て「何とかできないか?」と考え、3年生で学んだ磁石の性質を思い出し夏休みに研究して父親と試作を重ねたということです。
昨年12月に特許を申請し、ことし8月に「低コストで分別できる空き缶分別箱」として認められました。「発明は好き」と語る神谷さんに校長先生は、「アイディアを工夫すれば役立つことができるというお手本を示してくれた」と称賛しています。
ちなみに神谷さんのこの夏休みの研究は、「本棚の本が倒れないように、木の棒で固定する装置」を考えたということです。


