
星空の下、耳を澄ませばコオロギやスズムシなどの虫の声が聞こえてくる・・・
そんな秋の風情を楽しむことができる環境が理想的ですが、東京などの都会ではなかなか難しくなっています。
そこで、足立区の文化施設「ギャラクシティ」にある『まるちたいけんドーム』では、ただいま「秋のプラ『音(ね)』タリウム〜虫の音night〜」を開催中です。
ここにあるプラネタリウムは2013年にリニューアルしていて、それまでドーム中央に置いてあった投影機の代わりに、壁に5台のプロジェクターを設置しました。
そして、フルハイビジョンの7倍以上の解像度を誇る7K映像を投影しているんです。
つまり、最新のデジタル装置ということですね!
でも、装置はデジタルでも、虫の音はアナログなんです!
・ ・・というのは、生きたコオロギやスズムシを、およそ100匹持ち込んでBGMにしているからなんです。
これは、足立区生物園で飼育している虫たちで、生物園の協力で実現しました。
こちらの「虫の音ナイト」は、9月23日まで、1日2回行われます。
開発のために消えてしまった秋の夜の原風景を再現するこのイベント...、いつか本当に取り戻すことができたらいいですね。


