- 2016.02.14
- プラントハンター・西畠清順先生に学ぶ「知られざる植物学」!
『ももいろクローバーZのSUZUKIハッピー・クローバー!』
この番組は、「ももクロ」と一緒に、家族をつなげる幸せのクローバー”ハッピー・クローバー”を探していく番組!
“ハッピー・クローバー”とは……例えば、家族がみんなで楽しめる「遊び」だったり、一緒に使える「雑学」だったり、見つければ見つけるほど幸せが増えること!
毎週、様々なハッピー・クローバーを持った先生たちが登場して「○○学」と題したアカデミーを開講してくれます!
今週は、「知られざる植物学」のハピクロ・アカデミーを開講!
ゲスト講師にお迎えしたのは、プラントハンターの西畠清順先生です!
西畠清順先生は…
幕末から150年続く、花と植物の卸問屋「株式会社 花宇」の5代目である一方、プラントハンターとして日本全国、世界数十カ国を旅して植物を数千種にわたり収集。
さらに、現在は人の心に植物を植える活動「そら植物園」として、植物を用いた色々なプロジェクトを多数の企業、団体などと各地で展開し、反響を呼んでいます。
れに:数千種の植物を、清順さんがご自身で採ったということですよね?
西畠先生:そうだね、今もスペインから60トンくらいの植物が日本に向かってるんですよ。
しおりん:最近では、どの国でどんな植物に出会いましたか?
西畠先生:意外とハワイなんですよね。向こうでお洒落なフードコートを作るから、そこのお庭をプロデュースしてほしいということで。
れに:パイナップルのへたを土に植えると、パイナップルが栽培できるという噂を聞いてやったんですけど、一向に出来なくて……それって本当ですか?
西畠先生:パイナップルのへたの中の”成長点”という部分を、上手く切り取って土にさしておいたら本当に出来るよ。
しおりん:本当だったんだ! 見せてもらったけどシュールだったよね、植木鉢からパイナップルのへただけが出てるっていう(笑)。
かなこ:じゃあ、上手くやれば育つんですね。
西畠先生:全然育つ! パイナップルは簡単だからね。
しおりん:わたし達、結成当初から気になってるんですけど、ピンクのクローバーって世界にあるんですか?
西畠先生:どこまでピンクかっていうのもあるけど、紫とか、濃い赤みたいなクローバーは園芸品種としてあったと思う。
ももか:四つ葉のクローバーを見つける方法ってありますか?
西畠先生:以前、友達の結婚式でリクエストされたのが、「四つ葉のクローバーを持ってきて」と言われて、琵琶湖の島にいっぱいあるという噂を聞いて、そこに行って探したら100枚以上見つけた(笑)。
ももか:え〜! そこ行きたい! 私まだ見つけたことないんですよ!
西畠先生に学ぶ、「知られざる植物学!」
”身近にある植物の秘密!”
かなこ:私たちの身の回りにも沢山の木や花がありますが、身近な植物で意外と知られていないことって、どういうことがありますか?
西畠先生:今、タイムリーな植物と言ったらオリーブの木が意外に知られていないよね。
あーりん:オリーブオイルとか、実とかのイメージだよね。
西畠先生:なぜ、今かと言うとオリンピックが決まりましたよね。オリンピックが生まれた時は、勝者にオリーブの冠が与えられたんだよね。
しおりん:なんで、オリーブなんですか?
西畠先生:”平和と繁栄の象徴”ということで、オリンピックや国連のシンボルになったりしていて。オリーブの木は、果樹としては世界で一番長生きって言われてて、意外と知られてないよね。
エルサレムには、まだキリストが触った木が生き残ってる……っていうことは2000年だね。
しおりん:2000年!? すごい!
かなこ:わたし、最近、生まれ変わったら木になりたいと思っていて。木はその場所で、いろんな世界をずっと見てるじゃないですか。すごく興味がある中で、その話は嬉しかったです。そうやって聞いたら、オリーブの木になりたい!(笑)
れに:今日からオリーブの木だね!(笑)
なぜ果物はおいしくて、野菜はおいしくないのか?
西畠先生:果物は好きだけど野菜嫌いみたいな子供っているでしょ? これって植物の性質上は当たり前のことで、何ででしょうか?
れに:お野菜は種が実の中にないけど、果物はりんごとか果実の中心に入ってるから?
西畠先生:かすったね〜、種はめちゃくちゃ関係ある!
しおりん:土の中に出来るのが野菜とか、聞かなかったっけ? あ、違うかな(笑)。
かなこ:では先生、正解をお願いします!
西畠先生:果物と言われるものは、木が実らせたものでしょ? その甘い果実の中には種がある。で、この種は中に子孫があるわけですよね、植物も人間もそうだけど、子孫を残すために生きてる、これは本能的に決まっていること。
種が実っている果実が熟れると、重力で下に落ちる。すると、親は自分の子供と日照権を争って戦わないといけなくなっちゃう。それは子孫繁栄のために得じゃないでしょ。だから木は、実を甘くして鳥とか動物に食べてもらって、種を遠くに運ぶということなんです。
かなこ:え〜! すご〜い!
西畠先生:そうすると喧嘩しなくていいし、遠くに子孫が運べるから得なわけよ。だから、食べられるために甘くなっている。野菜は植物の体そのもので、食べられたくないでしょ? だから、苦味があったりするわけよ。
しおりん:野菜と果物の違いって、なんですか?
西畠先生:その話が、4月に出る俺の新しい本「はつみみ植物園」に書いてあるから(笑)。
あーりん:これは買うしかない!(笑)
”世界にある、珍しい植物!”
かなこ:今まで出会った中で、 特に印象的だった植物はありますか?
西畠先生:アルガンオイルって知ってる?
かなこ:知ってる〜、流行ってるよね。
西畠先生:俺も流行りに乗っかって、アルガンオイルが採れるアルガンツリーを採りに行ったの。”日本で売ったら儲かるぞ”と思って(笑)。アルガンツリーはでっかい木になるんだけど、実がいっぱいなってて、それを食べようとヤギが木登りをするという話を聞いてモロッコに行った。
ヤギが木に登っているのがすごいんだよ〜(笑)。
かなこ:植物の情報はどこで手に入れるんですか?
西畠先生:プラントハンター仲間は世界中にいて、例えば、”インドネシアのあの植物が欲しい”と思ったら、インドネシアのプラントハンターに相談するし、仲間同士で情報共有をしてる。
ももクロの、3rdアルバムのタイトルにもなっている”AMARANTHUS(アマランサス)”とは、どんな花?
かなこ:清順先生は、実際のアマランサスを見たことありますか?
西畠先生:毎年、何千本って畑で育ててるよ。
しおりん:アマランサスを育ててる!? どういう植物?
西畠先生:実はいろんな種類があって、ネットで検索すると食料の方のアマランサスの花も出てきたりするんだよね。
かなこ:不老不死みたいな意味があると聞いたんですけど、アルバムが”生と死”をテーマにしているアルバムなんですよ。アマランサスって、どういう魅力がありますか?
西畠先生:すごいエネルギーを持っているね。
れに:意味のひとつに、「枯れない花」という意味があるんですけど、枯れないんですか?
西畠先生:日本では一年草というか、春に種を蒔いて夏に大きな花をつける。秋には終わるっていう花だね。インドとか中国だったと思うんだけど、育っては枯れちゃうけど、種を落としてまた出てくるんだよ。
しおりん:そういうことか、輪廻転生だ!
西畠先生:要は生と死を繰り返してるわけ。
しおりん:だからか! アルバムのタイトルとしてふさわしいね!
れに:アルバム出す前にすっきりして良かった(笑)。
かなこ:先生の今後の夢や、”これをやってみたい”ということはありますか?
西畠先生:いろんなジャンルの人と、植物を出会わせてもらって、化学反応を起こして、面白いエネルギーを出していく、みたいなことを今後もやっていきたいなと思ってます。
かなこ:今日の先生は、プラントハンターの西畠清順先生でした!
ももクロ:先生、今日は本当にありがとうございました!
次回のハピクロは、「若大将学」をお送りします。
ゲスト講師には、加山雄三先生をお迎えします。
お楽しみに!
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★ももいろクローバーZからのお知らせ
・2016年2月17日ニューアルバム 2枚同時リリース!
3rd アルバム『AMARANTHUS』
4th アルバム『白金の夜明け』
・2016年 全国5大ドームツアー開催!
「MOMOIRO CLOVER Z DOME TREK 2016 “AMARANTHUS/白金の夜明け”」
2016年2月20日(土)愛知・ナゴヤドーム
2016年2月21日(日)愛知・ナゴヤドーム
2016年2月27日(土)北海道・札幌ドーム
2016年3月12日(土)大阪・京セラドーム
2016年3月13日(日)大阪・京セラドーム
2016年3月26日(土)福岡・ヤフオク!ドーム
2016年3月27日(日)福岡・ヤフオク!ドーム
2016年4月2日(土)埼玉・西武プリンスドーム
2016年4月3日(日)埼玉・西武プリンスドーム
詳しい情報は、『週末ヒロイン ももいろクローバーZ オフィシャルサイト』へアクセス!
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この番組は、「ももクロ」と一緒に、家族をつなげる幸せのクローバー”ハッピー・クローバー”を探していく番組!
“ハッピー・クローバー”とは……例えば、家族がみんなで楽しめる「遊び」だったり、一緒に使える「雑学」だったり、見つければ見つけるほど幸せが増えること!
毎週、様々なハッピー・クローバーを持った先生たちが登場して「○○学」と題したアカデミーを開講してくれます!
今週は、「知られざる植物学」のハピクロ・アカデミーを開講!
ゲスト講師にお迎えしたのは、プラントハンターの西畠清順先生です!
西畠清順先生は…
幕末から150年続く、花と植物の卸問屋「株式会社 花宇」の5代目である一方、プラントハンターとして日本全国、世界数十カ国を旅して植物を数千種にわたり収集。
さらに、現在は人の心に植物を植える活動「そら植物園」として、植物を用いた色々なプロジェクトを多数の企業、団体などと各地で展開し、反響を呼んでいます。
れに:数千種の植物を、清順さんがご自身で採ったということですよね?
西畠先生:そうだね、今もスペインから60トンくらいの植物が日本に向かってるんですよ。
しおりん:最近では、どの国でどんな植物に出会いましたか?
西畠先生:意外とハワイなんですよね。向こうでお洒落なフードコートを作るから、そこのお庭をプロデュースしてほしいということで。
れに:パイナップルのへたを土に植えると、パイナップルが栽培できるという噂を聞いてやったんですけど、一向に出来なくて……それって本当ですか?
西畠先生:パイナップルのへたの中の”成長点”という部分を、上手く切り取って土にさしておいたら本当に出来るよ。
しおりん:本当だったんだ! 見せてもらったけどシュールだったよね、植木鉢からパイナップルのへただけが出てるっていう(笑)。
かなこ:じゃあ、上手くやれば育つんですね。
西畠先生:全然育つ! パイナップルは簡単だからね。
しおりん:わたし達、結成当初から気になってるんですけど、ピンクのクローバーって世界にあるんですか?
西畠先生:どこまでピンクかっていうのもあるけど、紫とか、濃い赤みたいなクローバーは園芸品種としてあったと思う。
ももか:四つ葉のクローバーを見つける方法ってありますか?
西畠先生:以前、友達の結婚式でリクエストされたのが、「四つ葉のクローバーを持ってきて」と言われて、琵琶湖の島にいっぱいあるという噂を聞いて、そこに行って探したら100枚以上見つけた(笑)。
ももか:え〜! そこ行きたい! 私まだ見つけたことないんですよ!
西畠先生に学ぶ、「知られざる植物学!」
”身近にある植物の秘密!”
かなこ:私たちの身の回りにも沢山の木や花がありますが、身近な植物で意外と知られていないことって、どういうことがありますか?
西畠先生:今、タイムリーな植物と言ったらオリーブの木が意外に知られていないよね。
あーりん:オリーブオイルとか、実とかのイメージだよね。
西畠先生:なぜ、今かと言うとオリンピックが決まりましたよね。オリンピックが生まれた時は、勝者にオリーブの冠が与えられたんだよね。
しおりん:なんで、オリーブなんですか?
西畠先生:”平和と繁栄の象徴”ということで、オリンピックや国連のシンボルになったりしていて。オリーブの木は、果樹としては世界で一番長生きって言われてて、意外と知られてないよね。
エルサレムには、まだキリストが触った木が生き残ってる……っていうことは2000年だね。
しおりん:2000年!? すごい!
かなこ:わたし、最近、生まれ変わったら木になりたいと思っていて。木はその場所で、いろんな世界をずっと見てるじゃないですか。すごく興味がある中で、その話は嬉しかったです。そうやって聞いたら、オリーブの木になりたい!(笑)
れに:今日からオリーブの木だね!(笑)
なぜ果物はおいしくて、野菜はおいしくないのか?
西畠先生:果物は好きだけど野菜嫌いみたいな子供っているでしょ? これって植物の性質上は当たり前のことで、何ででしょうか?
れに:お野菜は種が実の中にないけど、果物はりんごとか果実の中心に入ってるから?
西畠先生:かすったね〜、種はめちゃくちゃ関係ある!
しおりん:土の中に出来るのが野菜とか、聞かなかったっけ? あ、違うかな(笑)。
かなこ:では先生、正解をお願いします!
西畠先生:果物と言われるものは、木が実らせたものでしょ? その甘い果実の中には種がある。で、この種は中に子孫があるわけですよね、植物も人間もそうだけど、子孫を残すために生きてる、これは本能的に決まっていること。
種が実っている果実が熟れると、重力で下に落ちる。すると、親は自分の子供と日照権を争って戦わないといけなくなっちゃう。それは子孫繁栄のために得じゃないでしょ。だから木は、実を甘くして鳥とか動物に食べてもらって、種を遠くに運ぶということなんです。
かなこ:え〜! すご〜い!
西畠先生:そうすると喧嘩しなくていいし、遠くに子孫が運べるから得なわけよ。だから、食べられるために甘くなっている。野菜は植物の体そのもので、食べられたくないでしょ? だから、苦味があったりするわけよ。
しおりん:野菜と果物の違いって、なんですか?
西畠先生:その話が、4月に出る俺の新しい本「はつみみ植物園」に書いてあるから(笑)。
あーりん:これは買うしかない!(笑)
”世界にある、珍しい植物!”
かなこ:今まで出会った中で、 特に印象的だった植物はありますか?
西畠先生:アルガンオイルって知ってる?
かなこ:知ってる〜、流行ってるよね。
西畠先生:俺も流行りに乗っかって、アルガンオイルが採れるアルガンツリーを採りに行ったの。”日本で売ったら儲かるぞ”と思って(笑)。アルガンツリーはでっかい木になるんだけど、実がいっぱいなってて、それを食べようとヤギが木登りをするという話を聞いてモロッコに行った。
ヤギが木に登っているのがすごいんだよ〜(笑)。
かなこ:植物の情報はどこで手に入れるんですか?
西畠先生:プラントハンター仲間は世界中にいて、例えば、”インドネシアのあの植物が欲しい”と思ったら、インドネシアのプラントハンターに相談するし、仲間同士で情報共有をしてる。
ももクロの、3rdアルバムのタイトルにもなっている”AMARANTHUS(アマランサス)”とは、どんな花?
かなこ:清順先生は、実際のアマランサスを見たことありますか?
西畠先生:毎年、何千本って畑で育ててるよ。
しおりん:アマランサスを育ててる!? どういう植物?
西畠先生:実はいろんな種類があって、ネットで検索すると食料の方のアマランサスの花も出てきたりするんだよね。
かなこ:不老不死みたいな意味があると聞いたんですけど、アルバムが”生と死”をテーマにしているアルバムなんですよ。アマランサスって、どういう魅力がありますか?
西畠先生:すごいエネルギーを持っているね。
れに:意味のひとつに、「枯れない花」という意味があるんですけど、枯れないんですか?
西畠先生:日本では一年草というか、春に種を蒔いて夏に大きな花をつける。秋には終わるっていう花だね。インドとか中国だったと思うんだけど、育っては枯れちゃうけど、種を落としてまた出てくるんだよ。
しおりん:そういうことか、輪廻転生だ!
西畠先生:要は生と死を繰り返してるわけ。
しおりん:だからか! アルバムのタイトルとしてふさわしいね!
れに:アルバム出す前にすっきりして良かった(笑)。
かなこ:先生の今後の夢や、”これをやってみたい”ということはありますか?
西畠先生:いろんなジャンルの人と、植物を出会わせてもらって、化学反応を起こして、面白いエネルギーを出していく、みたいなことを今後もやっていきたいなと思ってます。
かなこ:今日の先生は、プラントハンターの西畠清順先生でした!
ももクロ:先生、今日は本当にありがとうございました!
次回のハピクロは、「若大将学」をお送りします。
ゲスト講師には、加山雄三先生をお迎えします。
お楽しみに!
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★ももいろクローバーZからのお知らせ
・2016年2月17日ニューアルバム 2枚同時リリース!
3rd アルバム『AMARANTHUS』
4th アルバム『白金の夜明け』
・2016年 全国5大ドームツアー開催!
「MOMOIRO CLOVER Z DOME TREK 2016 “AMARANTHUS/白金の夜明け”」
2016年2月20日(土)愛知・ナゴヤドーム
2016年2月21日(日)愛知・ナゴヤドーム
2016年2月27日(土)北海道・札幌ドーム
2016年3月12日(土)大阪・京セラドーム
2016年3月13日(日)大阪・京セラドーム
2016年3月26日(土)福岡・ヤフオク!ドーム
2016年3月27日(日)福岡・ヤフオク!ドーム
2016年4月2日(土)埼玉・西武プリンスドーム
2016年4月3日(日)埼玉・西武プリンスドーム
詳しい情報は、『週末ヒロイン ももいろクローバーZ オフィシャルサイト』へアクセス!
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