- 2016.05.29
- 小学館の漫画編集者・山内菜緒子先生に学ぶ「梅雨も晴ればれ! 元気になれる漫画学」
「ももいろクローバーZのSUZUKIハッピー・クローバー!」略して“ハピクロ”。
ももいろクローバーZが贈る、“教養エンターテインメント・プログラム”です。毎週、様々なジャンルのプロフェッショナルの先生たちが登場して、「○○学」と題した、聴けばつい誰かに話したくなるアカデミーを開講中です。
今週は、「梅雨も晴ればれ! 元気になれる漫画学」のハピクロ・アカデミーを開講!
ゲスト講師は、小学館の漫画編集者・山内菜緒子さんです!

山内菜緒子先生は……
現在、小学館の青年漫画誌『スピリッツ』の編集部に所属し、
黒木華さん主演で、テレビドラマも放映され話題になっている、
松田奈緒子先生の漫画『重版出来!』など、数多くの作品で編集を担当されている現役の「漫画編集者」の方です。
”漫画編集者のお仕事とは?”
清野:漫画編集者は、何をするお仕事ですか?
山内先生:漫画家さんと、いちから話し合って。医療モノだとしたら、病院を当たったり、詳しい方を探したり……取材ですよね。
海外の歴史モノだと、実際に漫画家さんと行って向こうで生活してみたり。
あーりん:そうなんだ~。

山内先生:最終的に漫画家さんが物語を作られるんですけど、その間に、日々どうしたら面白いかと話し合いを重ねていって、単行本になったとき、”どうやって売っていくか”を、書店員さん達と一緒にやっていきます。
清野:「重版出来!」って、初めはタイトルが違ったそうですね。
山内先生:最初に、松田先生がプロットを作られた時に「火曜日はダメよ」っていうタイトルだったんですね。
かなこ:何がダメということなんですか?
山内先生:「火曜日は忙しいから、デートはできないわよ」っていう意味だったんです。
わたしは週刊漫画誌の編集部にいて、”週に1日だけダメよ”じゃなくて、”週6日ダメよ”なら理解できたというか(笑)。
漫画編集者って、こんな日々を送っているんですよというのを、松田先生にレポートを出しまして。そしたら、「自分が漫画家で、編集者とか周りの方々の仕事を知っているようでも、意外と理解できていないから、取材をしてみたい」ということで、取材を重ねた結果まるっと変わって、出版業界のチームのお話を描く「重版出来!」という漫画になったんですね。
あーりん:なるほど~。
清野:ここで、先生から「漫画家さんとのエピソード」にまつわるクイズを出題していただきます。
山内先生:はい、それでは問題です。
「単行本の発売日、漫画家と編集者のよくある光景はなんでしょうか?」
あーりん:それは、CDの発売日に、私たちとマネージャーさんとかでもその行動はあったりしますか?
山内先生:あり得ると思いますね。
あーりん:自分たちとして考えると、やっぱりランキングが気になるんですよね。
「何万部いった?」とかが、気になるんじゃないですか? それを一緒に……待つ?
かなこ:私たちも、発売日にCD屋さんに行きたくなるんですよ。
”私たちのCD並んでるかな~?”って、並んでたときの”あった!”っていう喜び(笑)。
あーりん:ちょっと目立つところに置いてみたりね(笑)。
かなこ:本屋さんに一緒に行って、お嫁に出した漫画が並んでいるのを見に行く!
清野:先生、答えをお願いします!
山内先生:百田さん、正解です。
自分の目の前で、全然知らないお客さんが手にとって、”買うか? 買わないか?”っていうのを、後ろから、念を込めて見守るみたいな(笑)。

かなこ:わかります! 私も、視聴スペースみたいなところにももクロがあって、聴いてくれてる人がいたりとか、PVを見てくれてる人が”持ってるけど!? レジに行くのか? この人!”みたいなのを、影から見てたりします(笑)。
山内先生:買った後に、おうちへ帰ってどうやって聴くんだろう?とか、勝手に想像するのがすごい幸せです。
あーりん:みんなの手に届いているんだな~って、改めて実感しますよね。
山内先生:特に新人作家さんだと、なかなか実感が湧きづらいから、本屋さんへ連れて行って、「買ってくれたね~」みたいなのを一緒にやったりしますね。
かなこ:最初、うちら無かったもんね! CDショップに行っても、「そのCDはありません」って言われて(笑)。
あーりん:「ま、み、む、め、も」の「も」を見たけど、なんもない! みたいな(笑)。
清野:気持ち的には、漫画もCDも共通するのかもしれないですね。

山内菜緒子先生おすすめの”家族で読んでほしい漫画!”
清野:山内先生が担当されている「重版出来!」も、今年ドラマ化されて、さらに注目を集めた作品ですが、
今後注目の作品で、「家族で読んでほしい漫画」を紹介するとしたら、なんでしょうか?
山内先生:大今良時先生の「聲の形」という漫画です。9月にアニメの映画も公開されるものです。
小学校6年生のクラスが舞台なんですけど、転校生の硝子ちゃんという子が、生まれつき聴覚障害を持っている女の子なんですが、あることがきっかけで、クラスメートからいじめを受けるようになるんですね。
そのあと中学生になっていく中で、どのように関係性が変わっていくか……というお話です。
家族で読んでいただいたときに、いじめだったり、友達との付き合いって、お子さんの立場から親に言いづらかったりするじゃないですか。
漫画の話だったら「この漫画読んで、どうだった?」とか、話しやすいんじゃないかなと思って。
あーりん:確かに! この漫画がきっかけでね。
山内先生:しかも、初恋のすごくピュアな形が描かれているんです。
かなこ:第1巻の帯に、「お前なんかに出会わなきゃよかった。もう一度、会いたい。」って!
あーりん:ふぅぅ~~!(笑)
清野:甘いですね~! 手元に3巻がありますけど、「この命、どうか燃やすように生きたい。あいつの近くで。」と書いてありますね。

かなこ:わ~~お~~!(笑)
清野:なんですか、このキュンキュンくる感じは! 中の絵も可愛いですよね。
あーりん:大事! 漫画の女の子が可愛いって大事だよね!
”漫画から学んだこと”
清野:長い漫画の歴史の中でも、これは「ベスト・オブ・ベスト」という漫画を教えていただけますか?
山内先生:一作品選ぶとしたら、ゆうきまさみ先生の「機動警察パトレイバー」です。
1988年に「少年サンデー」で連載された作品ですね。
あーりん:私たちが生まれる、全然前だもんね。
山内先生:画期的だったのが、アニメと漫画が同時進行で、メディアミックスされたものでした。当時は珍しいもので、OVAから始まって、テレビアニメになり、映画にもなり……どんどん広がっていった大ヒット作品なんです。
清野:どういうお話なんですか?

山内先生:軍事用、一般でも使われている、レイバーというロボットが日本にあるという設定なんですね。
レイバーというロボットの犯罪を取り締まるために、警察の中に”パトロールレイバー=パトレイバー”という部隊ができまして、その一チームの隊員たちの青春モノだったり、組織論だったりとか、レイバーを取り巻く陰謀のサスペンスでもあります。
少年漫画なんですけど、何度読んでも新しい発見があって、いま大人になって読むと、組織の中の姿とか新しいことをたくさん知れるから、名作っていうのはすごいなと改めて感じます。
清野:ここで、先生から「機動警察パトレイバー」にまつわるクイズを出題していただきます。
山内先生:主人公が警視庁内で所属する部署の上司・後藤のセリフに「助言はしてやれ、○○○はするな」という名言があります。
さて、○○○に入る言葉は何でしょうか?」
清野:これは、漫画の読者はみんな知ってる有名な言葉ですか?
山内先生:そうですね。後藤隊長はすごく人気のあるサブキャラクターなんですけど、普段はやる気がないおじさんなんだけど、やる時はやる、”理想の上司”というキャラクターです。
清野:お2人とも、答えは固まりましたでしょうか?
かなこ:先生、もう一回問題確認してもいいですか?
山内先生:主人公が困っていて、その状況の中で他の隊員が、”協力してやろうかな、手助けしてやろうかな”と……あ! ごめんなさい! わたし、答え言っちゃいました!
答えは「手助け」なんですよ(笑)。
清野:答えが出てしまいましたね~(笑)。

かなこ:言っちゃいましたね~!(笑)
実は私、問題を読んでる時に「手助け」って書いていたんですよ~! 密かに嬉しい(笑)。
清野:書いてますね~、なんでわかったんですか?
かなこ:候補として書いていたんですけど、先生がポロっと正解を言ったので(笑)。
山内先生:すごい、漫画家さんばりのセリフを考える能力があるっていう……(笑)。
あーりん:彼女、そういうところあるんですよ~(笑)。

かなこ:ちょっとだけあるんですよね~って、ないです、ないです(笑)。
清野:この正解の言葉、「助言はしてやれ、手助けはするな」
山内さんが編集者として大切にしている言葉なんですか?
山内先生:仕事をする上で、関わってるみんなが”自分がやった仕事だ”と思えたほうが、モチベーションも湧くし嬉しいんじゃないかと思うんですよね。
助言はし合うけど、”自分自身がやった”と思えるように手助けはしないっていう、そこを子供の頃にこの漫画から教わって、今となって生きています。漫画からいろんなことを教われて、自分としてはすごく大事な作品になっています。
かなこ:手伝ってもらったのに、自分だけの手柄になるのも嫌だし。手伝ったのに、相手の手柄になるのも寂しいし、っていうことを考えると確かに。
あーりん:自信持って、「わたしがやりました!」って言ったほうが、気持ちいいもんね。
”漫画編集者として、最高の瞬間!”

かなこ:編集者ならではの”こんな瞬間は最高!”って、どんなときですか?
山内先生:漫画家さんから、すごく面白いネームが届いた時に、ボロボロ泣きながら読むこともあるし、1人で机の前で大笑いしながら読むこともあるんですね。その時はすごい幸せです。
今って、ツイッターとかSNSで感想をいただけるので、最終的に読者の方とコミュニケーションがとれるんです、漫画って、読んでいただいて初めて完成するというか、その感動って2回ありますよね。
あーりん:出来上がったときの感動と、反響がきての感動ですよね。

清野:それが重版出来となったときは嬉しいですよね。
山内先生:そうですね(笑)。
清野:ちなみに、「重版出来!」は、何回”重版出来”になったんですか?
山内先生:ありがたいことに、たくさん重版がかかって、回数までは覚えてないんですけど。
かなこ:おー! ステキ~!
山内先生:1巻目の重版が決まったのが、発売から5日後だったんですよ。
漫画家さんに「重版決まりました」という連絡をしたら、「どうもありがとうございました」と仰っていただけて、
「こちらこそ、面白い漫画を描いてくださってありがとうございました」って、お互い電話越しに震えるみたいな(笑)。
かなこ:いい瞬間~!
清野:ものを作る現場のお話っていうのは、とてもためになるし、普段漫画を読んでても見えて来ないところですね。
かなこ:お話をさせていただくと、共通する部分がたくさんありました。
清野:軽い気持ちで、漫画読めなくなりましたね(笑)。
”読ませていただきます!”っていう気持ちで、裏ではこんな苦労があるんだと。
山内先生:いえいえ、普通に楽しんでください(笑)。
かなこ:ドラマ「重版出来!」でも、”読む人たちには、何も考えずに読んでほしい”と言ってるので、私たちはこれからも、読者として楽しませていただければいいなと思います。
あーりん:楽しませていただきます!
かなこ:「梅雨も晴ればれ! 元気になれる漫画学」今日の先生は、山内菜緒子先生でした!
かなこ・あーりん:先生、今日は本当にありがとうございました!


次回のハピクロは、「夏先取り! 家族で食べたいアイス学」をお送りします。
ゲスト講師には、アイスクリーム評論家のアイスマン福留先生をお迎えします。
お楽しみに!
◆番組ステッカー完成!
ハピクロの公式ステッカーが完成しました!6月いっぱいまで、毎週抽選で20名様に、どどーん!と、プレゼント!
ご希望の方は、番組メッセージフォームより「番組ステッカープレゼントに応募!」を選択して、メッセージを送ってください!


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★ももいろクローバーZからのお知らせ
■「ももクロ男祭り 2015 in 太宰府 LIVE Blu-ray & DVD」発売中!
■ニューアルバム絶賛発売中!
3rd アルバム『AMARANTHUS』
4th アルバム『白金の夜明け』
■ライブ
「ココロノセンリツ ~Feel a heartbeat~ Vol.0」
【公演日時】2016年7月3日(日)
【会 場】神奈川県・横浜アリーナ
「ももたまい婚」
【公演日時】2016年9月4日(日)
【会 場】新潟県・新潟県民会館
「佐々木彩夏 ソロライブ」(仮)
【公演日時】2016年9月19日(月・祝)
【会 場】神奈川県・横浜アリーナ
「GIG TAKAHASHI」
【公演日時】2016年11月3日(木)
【会 場】群馬県・高崎 club FLEEZ
「高城れに ソロコンサート」(仮)
【公演日時】2017年3月9日(木)
【会 場】神奈川県・神奈川県民ホール
詳しい情報は、『週末ヒロイン ももいろクローバーZ オフィシャルサイト』へアクセス!
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ももいろクローバーZが贈る、“教養エンターテインメント・プログラム”です。毎週、様々なジャンルのプロフェッショナルの先生たちが登場して、「○○学」と題した、聴けばつい誰かに話したくなるアカデミーを開講中です。
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山内菜緒子先生は……
現在、小学館の青年漫画誌『スピリッツ』の編集部に所属し、
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清野:漫画編集者は、何をするお仕事ですか?
山内先生:漫画家さんと、いちから話し合って。医療モノだとしたら、病院を当たったり、詳しい方を探したり……取材ですよね。
海外の歴史モノだと、実際に漫画家さんと行って向こうで生活してみたり。
あーりん:そうなんだ~。

山内先生:最終的に漫画家さんが物語を作られるんですけど、その間に、日々どうしたら面白いかと話し合いを重ねていって、単行本になったとき、”どうやって売っていくか”を、書店員さん達と一緒にやっていきます。
清野:「重版出来!」って、初めはタイトルが違ったそうですね。
山内先生:最初に、松田先生がプロットを作られた時に「火曜日はダメよ」っていうタイトルだったんですね。
かなこ:何がダメということなんですか?
山内先生:「火曜日は忙しいから、デートはできないわよ」っていう意味だったんです。
わたしは週刊漫画誌の編集部にいて、”週に1日だけダメよ”じゃなくて、”週6日ダメよ”なら理解できたというか(笑)。
漫画編集者って、こんな日々を送っているんですよというのを、松田先生にレポートを出しまして。そしたら、「自分が漫画家で、編集者とか周りの方々の仕事を知っているようでも、意外と理解できていないから、取材をしてみたい」ということで、取材を重ねた結果まるっと変わって、出版業界のチームのお話を描く「重版出来!」という漫画になったんですね。
あーりん:なるほど~。
清野:ここで、先生から「漫画家さんとのエピソード」にまつわるクイズを出題していただきます。
山内先生:はい、それでは問題です。
「単行本の発売日、漫画家と編集者のよくある光景はなんでしょうか?」
あーりん:それは、CDの発売日に、私たちとマネージャーさんとかでもその行動はあったりしますか?
山内先生:あり得ると思いますね。
あーりん:自分たちとして考えると、やっぱりランキングが気になるんですよね。
「何万部いった?」とかが、気になるんじゃないですか? それを一緒に……待つ?
かなこ:私たちも、発売日にCD屋さんに行きたくなるんですよ。
”私たちのCD並んでるかな~?”って、並んでたときの”あった!”っていう喜び(笑)。
あーりん:ちょっと目立つところに置いてみたりね(笑)。
かなこ:本屋さんに一緒に行って、お嫁に出した漫画が並んでいるのを見に行く!
清野:先生、答えをお願いします!
山内先生:百田さん、正解です。
自分の目の前で、全然知らないお客さんが手にとって、”買うか? 買わないか?”っていうのを、後ろから、念を込めて見守るみたいな(笑)。

かなこ:わかります! 私も、視聴スペースみたいなところにももクロがあって、聴いてくれてる人がいたりとか、PVを見てくれてる人が”持ってるけど!? レジに行くのか? この人!”みたいなのを、影から見てたりします(笑)。
山内先生:買った後に、おうちへ帰ってどうやって聴くんだろう?とか、勝手に想像するのがすごい幸せです。
あーりん:みんなの手に届いているんだな~って、改めて実感しますよね。
山内先生:特に新人作家さんだと、なかなか実感が湧きづらいから、本屋さんへ連れて行って、「買ってくれたね~」みたいなのを一緒にやったりしますね。
かなこ:最初、うちら無かったもんね! CDショップに行っても、「そのCDはありません」って言われて(笑)。
あーりん:「ま、み、む、め、も」の「も」を見たけど、なんもない! みたいな(笑)。
清野:気持ち的には、漫画もCDも共通するのかもしれないですね。

山内菜緒子先生おすすめの”家族で読んでほしい漫画!”
清野:山内先生が担当されている「重版出来!」も、今年ドラマ化されて、さらに注目を集めた作品ですが、
今後注目の作品で、「家族で読んでほしい漫画」を紹介するとしたら、なんでしょうか?
山内先生:大今良時先生の「聲の形」という漫画です。9月にアニメの映画も公開されるものです。
小学校6年生のクラスが舞台なんですけど、転校生の硝子ちゃんという子が、生まれつき聴覚障害を持っている女の子なんですが、あることがきっかけで、クラスメートからいじめを受けるようになるんですね。
そのあと中学生になっていく中で、どのように関係性が変わっていくか……というお話です。
家族で読んでいただいたときに、いじめだったり、友達との付き合いって、お子さんの立場から親に言いづらかったりするじゃないですか。
漫画の話だったら「この漫画読んで、どうだった?」とか、話しやすいんじゃないかなと思って。
あーりん:確かに! この漫画がきっかけでね。
山内先生:しかも、初恋のすごくピュアな形が描かれているんです。
かなこ:第1巻の帯に、「お前なんかに出会わなきゃよかった。もう一度、会いたい。」って!
あーりん:ふぅぅ~~!(笑)
清野:甘いですね~! 手元に3巻がありますけど、「この命、どうか燃やすように生きたい。あいつの近くで。」と書いてありますね。

かなこ:わ~~お~~!(笑)
清野:なんですか、このキュンキュンくる感じは! 中の絵も可愛いですよね。
あーりん:大事! 漫画の女の子が可愛いって大事だよね!
”漫画から学んだこと”
清野:長い漫画の歴史の中でも、これは「ベスト・オブ・ベスト」という漫画を教えていただけますか?
山内先生:一作品選ぶとしたら、ゆうきまさみ先生の「機動警察パトレイバー」です。
1988年に「少年サンデー」で連載された作品ですね。
あーりん:私たちが生まれる、全然前だもんね。
山内先生:画期的だったのが、アニメと漫画が同時進行で、メディアミックスされたものでした。当時は珍しいもので、OVAから始まって、テレビアニメになり、映画にもなり……どんどん広がっていった大ヒット作品なんです。
清野:どういうお話なんですか?

山内先生:軍事用、一般でも使われている、レイバーというロボットが日本にあるという設定なんですね。
レイバーというロボットの犯罪を取り締まるために、警察の中に”パトロールレイバー=パトレイバー”という部隊ができまして、その一チームの隊員たちの青春モノだったり、組織論だったりとか、レイバーを取り巻く陰謀のサスペンスでもあります。
少年漫画なんですけど、何度読んでも新しい発見があって、いま大人になって読むと、組織の中の姿とか新しいことをたくさん知れるから、名作っていうのはすごいなと改めて感じます。
清野:ここで、先生から「機動警察パトレイバー」にまつわるクイズを出題していただきます。
山内先生:主人公が警視庁内で所属する部署の上司・後藤のセリフに「助言はしてやれ、○○○はするな」という名言があります。
さて、○○○に入る言葉は何でしょうか?」
清野:これは、漫画の読者はみんな知ってる有名な言葉ですか?
山内先生:そうですね。後藤隊長はすごく人気のあるサブキャラクターなんですけど、普段はやる気がないおじさんなんだけど、やる時はやる、”理想の上司”というキャラクターです。
清野:お2人とも、答えは固まりましたでしょうか?
かなこ:先生、もう一回問題確認してもいいですか?
山内先生:主人公が困っていて、その状況の中で他の隊員が、”協力してやろうかな、手助けしてやろうかな”と……あ! ごめんなさい! わたし、答え言っちゃいました!
答えは「手助け」なんですよ(笑)。
清野:答えが出てしまいましたね~(笑)。

かなこ:言っちゃいましたね~!(笑)
実は私、問題を読んでる時に「手助け」って書いていたんですよ~! 密かに嬉しい(笑)。
清野:書いてますね~、なんでわかったんですか?
かなこ:候補として書いていたんですけど、先生がポロっと正解を言ったので(笑)。
山内先生:すごい、漫画家さんばりのセリフを考える能力があるっていう……(笑)。
あーりん:彼女、そういうところあるんですよ~(笑)。

かなこ:ちょっとだけあるんですよね~って、ないです、ないです(笑)。
清野:この正解の言葉、「助言はしてやれ、手助けはするな」
山内さんが編集者として大切にしている言葉なんですか?
山内先生:仕事をする上で、関わってるみんなが”自分がやった仕事だ”と思えたほうが、モチベーションも湧くし嬉しいんじゃないかと思うんですよね。
助言はし合うけど、”自分自身がやった”と思えるように手助けはしないっていう、そこを子供の頃にこの漫画から教わって、今となって生きています。漫画からいろんなことを教われて、自分としてはすごく大事な作品になっています。
かなこ:手伝ってもらったのに、自分だけの手柄になるのも嫌だし。手伝ったのに、相手の手柄になるのも寂しいし、っていうことを考えると確かに。
あーりん:自信持って、「わたしがやりました!」って言ったほうが、気持ちいいもんね。
”漫画編集者として、最高の瞬間!”

かなこ:編集者ならではの”こんな瞬間は最高!”って、どんなときですか?
山内先生:漫画家さんから、すごく面白いネームが届いた時に、ボロボロ泣きながら読むこともあるし、1人で机の前で大笑いしながら読むこともあるんですね。その時はすごい幸せです。
今って、ツイッターとかSNSで感想をいただけるので、最終的に読者の方とコミュニケーションがとれるんです、漫画って、読んでいただいて初めて完成するというか、その感動って2回ありますよね。
あーりん:出来上がったときの感動と、反響がきての感動ですよね。

清野:それが重版出来となったときは嬉しいですよね。
山内先生:そうですね(笑)。
清野:ちなみに、「重版出来!」は、何回”重版出来”になったんですか?
山内先生:ありがたいことに、たくさん重版がかかって、回数までは覚えてないんですけど。
かなこ:おー! ステキ~!
山内先生:1巻目の重版が決まったのが、発売から5日後だったんですよ。
漫画家さんに「重版決まりました」という連絡をしたら、「どうもありがとうございました」と仰っていただけて、
「こちらこそ、面白い漫画を描いてくださってありがとうございました」って、お互い電話越しに震えるみたいな(笑)。
かなこ:いい瞬間~!
清野:ものを作る現場のお話っていうのは、とてもためになるし、普段漫画を読んでても見えて来ないところですね。
かなこ:お話をさせていただくと、共通する部分がたくさんありました。
清野:軽い気持ちで、漫画読めなくなりましたね(笑)。
”読ませていただきます!”っていう気持ちで、裏ではこんな苦労があるんだと。
山内先生:いえいえ、普通に楽しんでください(笑)。
かなこ:ドラマ「重版出来!」でも、”読む人たちには、何も考えずに読んでほしい”と言ってるので、私たちはこれからも、読者として楽しませていただければいいなと思います。
あーりん:楽しませていただきます!
かなこ:「梅雨も晴ればれ! 元気になれる漫画学」今日の先生は、山内菜緒子先生でした!
かなこ・あーりん:先生、今日は本当にありがとうございました!


次回のハピクロは、「夏先取り! 家族で食べたいアイス学」をお送りします。
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お楽しみに!
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3rd アルバム『AMARANTHUS』
4th アルバム『白金の夜明け』
■ライブ
「ココロノセンリツ ~Feel a heartbeat~ Vol.0」
【公演日時】2016年7月3日(日)
【会 場】神奈川県・横浜アリーナ
「ももたまい婚」
【公演日時】2016年9月4日(日)
【会 場】新潟県・新潟県民会館
「佐々木彩夏 ソロライブ」(仮)
【公演日時】2016年9月19日(月・祝)
【会 場】神奈川県・横浜アリーナ
「GIG TAKAHASHI」
【公演日時】2016年11月3日(木)
【会 場】群馬県・高崎 club FLEEZ
「高城れに ソロコンサート」(仮)
【公演日時】2017年3月9日(木)
【会 場】神奈川県・神奈川県民ホール
詳しい情報は、『週末ヒロイン ももいろクローバーZ オフィシャルサイト』へアクセス!
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