今日のスタジオにお迎えしたのは、アーティストの久保田利伸さん!
聞いてましたよ、「Missing」に「流星のサドル」、「失意のダウンタウン」・・・。
学生の頃、久保田さんの大・大・大ファンの女の子が隣の席にいたハチドリ高柳は、
その影響もあり、常に彼女が久保田さんの歌を歌っていたこともあり、
ホントに、ほとんどの曲をそらで歌えてしまうほどになっていたのです。
だから、お目にかかれて本当に嬉しかった!


久保田さん.jpg
(しかも、お会いした久保田さんはとってもいい方!ファンキーなバイブスと優しいバイブスが、
程よく溶け合った素敵な男性だったのでした。)実は、先日の「Netz Super Live JFN Human Conscious Choise'〜Unity!」の札幌出張で、
久保田さんとKREVAさんにはお目にかかっていたのですが、
こんなにがっつりと時間をとっていただいてお話をしたのは初めて!
しかも、エコのお話が聞けるということで、とても楽しみにしていました。
一時期はNYにお住まいで、今も入ったり来たりの生活をされている久保田さんに、
NYのエコ事情をうかがいました。

何でもNYでは、どのオフィスに行っても冷房がギンギンにかかっていて、
とにかく寒いのだとか。
それがNYでは当たり前で、だからこそ、ニューヨーカーは毎日、
出勤するときに必ず上着を持っていくのだそうです。
「それが当たり前ですから、エコっていう感覚はとても薄いような気がしますね。」と、
少し残念なことを教えてくださいました。
しかも、エアコンのスイッチには温度設定のつまみなどがなく、
ONかOFFか、しかないのだそうです。
もうハチドリ高柳はビックリしてしまいました。
日本では、チームー6%などといって、エアコンの設定温度を28度にしよう!なんて、
ムーブメントにまでなっているのに、NYではまだ、そんなところ・・・?
「だから、日本のほうがずっと進んでいると思いますよ。」と、
これはちょっぴり嬉しいニュースを、教えてくださいました。
でも、それで喜んではいられないですよね。
やっぱり、世界で足並みがそろうことが大事なんじゃないかな、と思ってしまいました。


でも、嬉しい話もありました。
NYの一部のオフィスビルでは、巨大な氷の塊がエアコンの代わりになることに気づき、
大手金融企業が氷冷システムに切り替えているのだそうです。
夜の間に水のタンクを凍らせて、昼間、氷が解ける際に冷やされる空気を、
送風機でビル全体に送る仕組み。
これはとってもエコですね!とうかがったら久保田さん、
「でも、氷を冷やすのにまたたくさんエネルギーがかかりそうですよね」と、ぽつり。うーん、確かに・・・。
やっぱり、日本とNYを行き来していらっしゃる久保田さんは、視点も鋭いのです。
また、最近の「音楽とエコ」が結びついた「LIVE EARTH」のようなイベントを挙げて、
「自分も、アーティストの一人として、そういうメッセージを伝えていくことが大事だと思ってます。
それを歌に乗せて伝えていくのが、自分の使命かもしれないですよね。」と、
力強く宣言してくださいました。
エコって、あちらがたてばこちらがたたず、みたいに難しいことが多いけど、
こんな風に、自覚を持ったアーティストの方たちがメッセージを発信し続けてくださることが、
ひょっとしたら大きな力になるんじゃないかな、と感じてしまいました。
人間的にもとても魅力的な久保田さん。
これからの歌に乗せられたメッセージにも、注目です♪