2007年06月20日
水と日本人♪
今日のスタジオにお迎えしたのは、「旅する俳優」の関口知宏さん!
常に電車で、あちこちを旅していらっしゃるイメージですよね。
(背は高いし顔はちっちゃいし、まさに「さわやか」を絵に描いたような素敵な方でした♪)2004年、NHKの「列島縦断 鉄道12000キロ」に出演、43日間かけて日本全国を旅し、
その後、そのときに乗り切れなかった電車にわざわざ乗りにいく旅までしてしまった関口さん。
もはや、「鉄道、電車と言えばこの人!」みたいな印象が強いですよね。
でも、ご本人はとってもひょうひょうとされていて、
「いや、俺ちーっとも電車とか、好きじゃなかったんですよー。」なんてサラリとおっしゃいます。
それもそのはず。
関口さんのご趣味は、クルマ、楽器いじり、縄文研究、そして特技は絵を描くこと。
(ブログにのせられた、なんとも暖かい繊細な絵が、とても素敵です!)
また、学生時代から続けてきた音楽活動では、2枚のCDをリリース。
ギターにベース、笛の演奏も手がけていらっしゃいます。
確かに、「電車」の入る余地はなさそうな・・・。
何でも関口さん、そもそも「旅」や「外国」にもあまり興味がなかったんですが、
生まれて初めて、「ちょっと旅に出てみようかな」と思われた瞬間に、
あの、電車の旅のお仕事のお話が舞い込んできたのだとか。
そして「これは何かの流れかな」と思って飛び込んでみたら、あのような大反響になってしまった、
というわけなのだそうです。
で、その旅を続けるうちに関口さんが興味を持ったのは、「水」。
あちこちで、汚い水や汚染された水、飲んだら身体を壊してしまうような水をみるにつけ、
「日本の水はすげぇっ」と思うようになったんですって。
「日本くらいでしょ、どこの喫茶店行っても、ただでお冷が出てくるのって。」と。
そして、「だって、水って全然主張もしないし、自分が自分がって前に出てこないのに、
実はものすんごく役に立ってるし、みんなを生かしてくれてるし、すごい存在でしょ?
こりゃすげえ、って思う。」と、目をキラキラさせながら話してくれました。
また、「でもね、それって日本人にも通じるものがあるんですよ。」と一言。
む?どうして??と思ったら、
「世界のあちこちに行ってると、日本や他の国からのODAとかの、援助を見るんですよ。
そうすると、日本の援助はちゃんと、
相手の国の立場に立って相手が使えるようなものを作ってる。
でも、他の国からのものは、その国にあわせるんじゃなくて、
自分の国のやり方のものを、作ったりあげたりしちゃってる。
その辺が、日本人って主張しすぎず、
すごく『水』みたいでうまいな、と思うわけなんですよね。」とおっしゃっていました。
また、最近関口さん、水の滴る音をつむいで音楽を作られたそうなんですが、
そこでも、ものすごくいいものが出来ちゃって、改めて「水ってほんとスゴイ!」と思ったとか。
だから、「僕が興味ある、水・国際協力・音楽、ってモノは、実は全部つながってるんですよ!」と、
またひょうひょうと語ってくださいました。
すごいなー。やっぱりあちこちいらしてる方は、モノの見方の視点が、ちょっと違う。
いろんなものを、大きな枠でとらえられていらっしゃる感じが、とても素敵でした。
また、後で堀内編集長ともお話したのですが、
ホンットに肩の力が抜けていて、でも言葉遣いとかがとても丁寧で、
すごくきちんとしていらっしゃって、でも堅苦しくなりすぎず、とってもオモシロイ♪
お話しする口調がすごく面白くて、編集長と本気で笑ってしまいました。
ちなみに、また関口さんは、中国の旅に出られるんだそうです。
そこでもたくさんの出会いをして、またいろんな視点を持って、
ハミングバードに遊びに来てくださいね!
またたくさん笑わせていただけるのを、楽しみにしています!!
常に電車で、あちこちを旅していらっしゃるイメージですよね。
(背は高いし顔はちっちゃいし、まさに「さわやか」を絵に描いたような素敵な方でした♪)2004年、NHKの「列島縦断 鉄道12000キロ」に出演、43日間かけて日本全国を旅し、
その後、そのときに乗り切れなかった電車にわざわざ乗りにいく旅までしてしまった関口さん。
もはや、「鉄道、電車と言えばこの人!」みたいな印象が強いですよね。
でも、ご本人はとってもひょうひょうとされていて、
「いや、俺ちーっとも電車とか、好きじゃなかったんですよー。」なんてサラリとおっしゃいます。
それもそのはず。
関口さんのご趣味は、クルマ、楽器いじり、縄文研究、そして特技は絵を描くこと。
(ブログにのせられた、なんとも暖かい繊細な絵が、とても素敵です!)
また、学生時代から続けてきた音楽活動では、2枚のCDをリリース。
ギターにベース、笛の演奏も手がけていらっしゃいます。
確かに、「電車」の入る余地はなさそうな・・・。
何でも関口さん、そもそも「旅」や「外国」にもあまり興味がなかったんですが、
生まれて初めて、「ちょっと旅に出てみようかな」と思われた瞬間に、
あの、電車の旅のお仕事のお話が舞い込んできたのだとか。
そして「これは何かの流れかな」と思って飛び込んでみたら、あのような大反響になってしまった、
というわけなのだそうです。
で、その旅を続けるうちに関口さんが興味を持ったのは、「水」。
あちこちで、汚い水や汚染された水、飲んだら身体を壊してしまうような水をみるにつけ、
「日本の水はすげぇっ」と思うようになったんですって。
「日本くらいでしょ、どこの喫茶店行っても、ただでお冷が出てくるのって。」と。
そして、「だって、水って全然主張もしないし、自分が自分がって前に出てこないのに、
実はものすんごく役に立ってるし、みんなを生かしてくれてるし、すごい存在でしょ?
こりゃすげえ、って思う。」と、目をキラキラさせながら話してくれました。
また、「でもね、それって日本人にも通じるものがあるんですよ。」と一言。
む?どうして??と思ったら、
「世界のあちこちに行ってると、日本や他の国からのODAとかの、援助を見るんですよ。
そうすると、日本の援助はちゃんと、
相手の国の立場に立って相手が使えるようなものを作ってる。
でも、他の国からのものは、その国にあわせるんじゃなくて、
自分の国のやり方のものを、作ったりあげたりしちゃってる。
その辺が、日本人って主張しすぎず、
すごく『水』みたいでうまいな、と思うわけなんですよね。」とおっしゃっていました。
また、最近関口さん、水の滴る音をつむいで音楽を作られたそうなんですが、
そこでも、ものすごくいいものが出来ちゃって、改めて「水ってほんとスゴイ!」と思ったとか。
だから、「僕が興味ある、水・国際協力・音楽、ってモノは、実は全部つながってるんですよ!」と、
またひょうひょうと語ってくださいました。
すごいなー。やっぱりあちこちいらしてる方は、モノの見方の視点が、ちょっと違う。
いろんなものを、大きな枠でとらえられていらっしゃる感じが、とても素敵でした。
また、後で堀内編集長ともお話したのですが、
ホンットに肩の力が抜けていて、でも言葉遣いとかがとても丁寧で、
すごくきちんとしていらっしゃって、でも堅苦しくなりすぎず、とってもオモシロイ♪
お話しする口調がすごく面白くて、編集長と本気で笑ってしまいました。
ちなみに、また関口さんは、中国の旅に出られるんだそうです。
そこでもたくさんの出会いをして、またいろんな視点を持って、
ハミングバードに遊びに来てくださいね!
またたくさん笑わせていただけるのを、楽しみにしています!!
投稿者: 高柳恭子
コメント
茶道、酒造、庭園、・・・
東京からすぐ行ける神奈川県大山の水はとても良い水だから、酒造や豆腐に使われています。
日本人は自然や相手に合わせるのがうまいのでしょうね。
ODA も相手国で役に立っているとはうれしいではありませんか。