2008年02月13日
スィート&ビターな現実
もうすぐバレンタインデー。
男性はソワソワ、女性はワクワクするこの日、やっぱりもらってもあげても嬉しいのは、
チョコレートではないでしょうか?
日本ならではのこの習慣、でも、チョコレートって実は、
ちょっぴりビターな現実をはらんでいるんです。
今日はそんなお話をうかがうために、
『チョコレボ実行委員会』の星野智子さんをお迎えしました!
(いつお会いしてもとってもオシャレな星野さん。今日もお帽子が素敵です♪)
人と地球に優しいチョコレートを広めたい、という思いを共有する人たちで構成された、
非営利の団体、『チョコレボ実行委員会』。
チョコが大好きだった星野さんは、その発起人でいらっしゃいます。
でも、ホントはスウィートなはずのチョコ。ビターな現実って?
「実は、チョコレートの原料のカカオのほとんどは、ガーナやコートジボワールなど、
貧しい西アフリカの国から輸入されています。そこでは、14歳以下の子供たちが、
学校にも行けず、カカオがチョコになることすら知らずに、1日中働かされているんです。
中には直接農薬に触れたり、高い木の上で作業させられたり、危険な労働も多く、
しかも近くの国から売られてきている子供たちも大勢います。その数は、推定25万人以上,とも言われています。私たちが普通に買えるチョコレートに、
そのカカオが使われていない、という保障は、実はどこにもないんですね。」
ひどい!そんな現実がまかり通っているなんて、
バレンタインで浮かれている場合じゃないですよね?
「でも大丈夫。最近は、ちゃんとそういう児童就労などがない環境で作られたカカオを、
正規の取引で輸入する、『フェアトレード』のチョコレートが増えてきました。
農薬もあまり使わず、オーガニックな生産方法ですから、身体にも地球にも優しく、
しかもフェアトレード。好きな人にあげるものだから、
そういうものを選んで欲しいですね。」
そして星野さん、たくさんのチョコレートを見せてくださいました!
そのチョコが、これ!
真ん中の下側に見える、毛糸で編んだ唐辛子みたいなのは、ホントに唐辛子入り。
エクアドルの女性たちが手編みで作った、トウガラシ君に入ってます。
そして上の方に見えるのは、私も大好きなおいしいブランド、『ZOTTER』のもの。
私が、フェアトレードのチョコレートが好きなのは、とにかくおいしいからなんです!
普通に食べるものよりもおいしく、しかも世界の裏側の誰かをいじめていないチョコ。
愛する人にチョコレートを送るこの日は、せっかくですからそんなチョコを選んで、
甘―いチョコを食べながら、ちょっぴりそんなマジメなお話をしてみるのも、
いいんじゃないかな。
バレンタインを前に、
一人でも多くの人にフェアトレードのチョコを選んでほしいと願った、
ハチドリ高柳だったのでした。
男性はソワソワ、女性はワクワクするこの日、やっぱりもらってもあげても嬉しいのは、
チョコレートではないでしょうか?
日本ならではのこの習慣、でも、チョコレートって実は、
ちょっぴりビターな現実をはらんでいるんです。
今日はそんなお話をうかがうために、
『チョコレボ実行委員会』の星野智子さんをお迎えしました!
(いつお会いしてもとってもオシャレな星野さん。今日もお帽子が素敵です♪)
人と地球に優しいチョコレートを広めたい、という思いを共有する人たちで構成された、
非営利の団体、『チョコレボ実行委員会』。
チョコが大好きだった星野さんは、その発起人でいらっしゃいます。
でも、ホントはスウィートなはずのチョコ。ビターな現実って?
「実は、チョコレートの原料のカカオのほとんどは、ガーナやコートジボワールなど、
貧しい西アフリカの国から輸入されています。そこでは、14歳以下の子供たちが、
学校にも行けず、カカオがチョコになることすら知らずに、1日中働かされているんです。
中には直接農薬に触れたり、高い木の上で作業させられたり、危険な労働も多く、
しかも近くの国から売られてきている子供たちも大勢います。その数は、推定25万人以上,とも言われています。私たちが普通に買えるチョコレートに、
そのカカオが使われていない、という保障は、実はどこにもないんですね。」
ひどい!そんな現実がまかり通っているなんて、
バレンタインで浮かれている場合じゃないですよね?
「でも大丈夫。最近は、ちゃんとそういう児童就労などがない環境で作られたカカオを、
正規の取引で輸入する、『フェアトレード』のチョコレートが増えてきました。
農薬もあまり使わず、オーガニックな生産方法ですから、身体にも地球にも優しく、
しかもフェアトレード。好きな人にあげるものだから、
そういうものを選んで欲しいですね。」
そして星野さん、たくさんのチョコレートを見せてくださいました!
そのチョコが、これ!
真ん中の下側に見える、毛糸で編んだ唐辛子みたいなのは、ホントに唐辛子入り。
エクアドルの女性たちが手編みで作った、トウガラシ君に入ってます。
そして上の方に見えるのは、私も大好きなおいしいブランド、『ZOTTER』のもの。
私が、フェアトレードのチョコレートが好きなのは、とにかくおいしいからなんです!
普通に食べるものよりもおいしく、しかも世界の裏側の誰かをいじめていないチョコ。
愛する人にチョコレートを送るこの日は、せっかくですからそんなチョコを選んで、
甘―いチョコを食べながら、ちょっぴりそんなマジメなお話をしてみるのも、
いいんじゃないかな。
バレンタインを前に、
一人でも多くの人にフェアトレードのチョコを選んでほしいと願った、
ハチドリ高柳だったのでした。
投稿者: 高柳恭子
コメント
それでは、その様なものを買わないということをして本当に大丈夫なのか?
という疑問が出ませんか? 彼らは失業してしまうことが危惧されます。
これも“貧富の差”問題に帰結してしまいます。
子供の労働条件を改善してもらうのが該当国の行政に期待しましょう。
では私はちにできることとは何か? 今の私にも名案はありません。
こういうのはどうでしょう。
『Hummingbird』の番組で有識者に討論してもらうというアイデアです。
子供達は、全く悪い事をしていないのに、酷い話です。
(普段購入しているチョコはフェアトレードではなかったら、ちょっと購入意識も変わってしまいますね…)
「フェアトレード」のチョコなら、正規のルートで日本に入っているのであれば、チョコの甘さだけでない人から人への温かさも感じられそうですね!
トウガラシ君のトウガラシチョコは、興味がありますね^^
ちなみに、私はJIM-NETを通じて、チョコを購入しました。微々たるモノですが、イラクの子供達の命が1人でも多く助かってほしいと思います。
先日、チョコと一緒にイラクの子供達が作ったちっちゃなトートバックがついていました!
これは大切にしないといけないなと思いました!
失礼しました。