今日スタジオにお迎えしたのは、「ミクソロジスト」でいらっしゃいます、北添智之さん!
でも、「ミクソロジスト」って一体なんだろう?って、興味シンシンでお迎えしました♪


(実は、番組初!お酒をいただきながらのオンエアになってしまったのです。嬉し♪)

「ミクソロジスト」というのは、直訳すれば「混ぜる学問」ということになります。
10年ほど前にロンドンで誕生したとされているんですが、
旬の野菜や果物、ハーブなどを使用して、
「今までバーで用いられなかった素材を使って、バーテンダーが料理人のように、
クリエイティブなカクテルを造ること」なんだそうですよ。

「例えば、どんなものを使うんですか?」という質問に北添さん、
「ホントに、何でも使いますよ。例えば今の時期だったら、栗は栗でも、
マロングラッセを使ったカクテルとか、お芋をふかして使ったり。ハーブもよく使いますね。」と、
確かに今までの常識では考えられないような素材を披露してくださいました。

そしてそして!なんと今日はスタジオで北添さんがカクテル作りの実演をしてくださることに!
使う素材は、今がまさに旬の洋ナシと、なんとトリュフ!!
カクテルにトリュフなんて、一体どうやって使うんだろう?と、ホントにたのしみでした。


洋ナシは丁寧に手でつぶして、ぎゅーっと絞って果汁を集めます。
スタジオの中は、さわやかで甘い、とってもいい香り♪
氷を入れたシェイカーをシャカシャカと振る、バーテンダーさん特有の作業も、
間近で見るとやっぱりかっこいいですねー。


そして、作ってくださったカクテルがこちら!
なんとトリュフは、薄く削って上にぱらりと乗っけるんですね!
本当に意外な組み合わせ。
これこそが、「ミクソロジスト」のお仕事なのだと実感しました。

「まず、トリュフの香りを楽しんで、その後、カクテルを飲んでみてください。」と北添さん。
確かに、グラスに口を近づけると、ふんわりとトリュフの香りが立ち上ってきます。
そしてその後、カクテルを口に含むと・・・!
あぁ、生きててよかったー、と、脱力してしまうほどのおいしさ!!
とにかく、そのフレッシュな冷たい甘さと、素晴らしい洋ナシの香り、
そこにトリュフの香りも合わさって、思わず編集長と2人で、
「おーーーーーーーーーいしーーーーーーーーーーーーいっ!!」と、叫んでしまいました。

すると北添さん、
「そうなんです。今、洋ナシは旬でしょう?
結局、旬の食材を使えば、その時々で一番おいしいカクテルが出来るんですよ。
だから、旬を意識して、旬とともに生活することは、とても楽しいことでもあるんですよね。」と、
最後にとても大切なことを教えてくださいました。

確かに。本当に説得力のあるおいしさでした。
それにしても、今日のオンエアは楽しかったなー。
編集長も、今日はもうオンエアの終わりに差し掛かるにつれ、べろべろの様相に・・・。
ま、たまにはこんな日も、楽しいですよね♪
旬の果物のおいしさを、目いっぱい味わったハチドリ高柳だったのでした。
投稿者: 高柳恭子
・・・ってタイトルを聞いて、何かがわかりますか?
実はこれ、今日来ていただいたゲストの山崎美緒さんの、本のタイトル!
『マンゴーと丸坊主』・・・?
聞けば聞くほど不思議なタイトルですよね。
謎を解きたくて、お目にかかれるのが楽しみでした。


(そしてスタジオに来てくださった美緒さんは、華奢でホントに可愛い!)

実はこの山崎美緒さん、女性ながら、単独でアフリカ縦断5000キロを、
自転車で走破された、という、日本人女性初の記録を持つ方。
こーんなちっちゃくって可愛い人が、一人で自転車でアフリカを自転車なんて、
本当に信じられない思いで、お迎えしてしまいました。

実は美緒さん、大学でスワヒリ語を勉強していらして、勉学に励むうちに、
アフリカに行きたい熱が過熱してしまったんだとか。
そしてついに、2004年8月から2005年1月末にかけて、
ケニアを出発し、タンザニアやマラウイ、ジンバブエなどを経由して南アフリカに到達する、
計8カ国、5000キロを走破されました。

「怖いこと、なかったんですか?」とうかがうと、
「ぜーんぜん!みんなむっちゃええ人やったし、すぐに友達になれて、
家にも泊めてくれはったし、怖いことなんか、一度もありませんでしたー♪」と、
これまた可愛い関西弁で、めちゃめちゃ陽気に答えてくださいました。
ちなみに、ご本の『マンゴーと丸坊主』は、アフリカにいらっしゃる間、
1番食べたのがマンゴー、そして、アフリカで散髪したときに(!)、
「ベリーショート!」というオーダーをしたら、
ホントにベリーショートな丸坊主にされてしまったから、そんなタイトルになったんですって。

でも、美緒さんが今気になっているのは、やっぱりアフリカの貧困問題や砂漠化。
実際にご覧になって、とても美しい土地だけれども、砂漠化は進んでいるのだそうです。
今美緒さんは、そんなアフリカを守るために、
「アフリカユースネットワーク」の代表も勤めていらっしゃいます。
また、11月には「自転車大使」として、エリトリアに出発される予定です。
今後も、こんなキュートな美緒さんの、ダイナミックなアフリカでの活動に、
絶対注目していきたい、と思った、ハチドリ高柳だったのでした。
投稿者: 高柳恭子
今日ゲストにお迎えしたのは、ノンフィクション作家でいらっしゃいます、岡田斗司夫さん。
最近、「いつまでもデブと思うなよ」という、
衝撃的なタイトルのご本を出版され話題になりました。
でも、何よりも衝撃だったのは、本のタイトルよりもその体型の変化!
なんと、50キロものダイエットに成功なさったのです!!


(いやーーーーーーーーんっ、本当にビックリ!同じ人とは思えない!!)

117キロあった体重が、
今は65キロ!!(本出版時には67キロでしたが、さらにおやせになったとか)。
なんと52キロのダイエットに成功なさったことになります。
ちなみに、一応40キロ台のハチドリ高柳は、優に一人分、
岡田さんの体からいなくなったことになります。
しかも、10年ほど前に、別の番組でゲストに来ていただいて、
実際に岡田さんを拝見していた高柳は、もうそのあまりの変化ぶりにのけぞる勢いでした。
まさに別人!!

そんな岡田さんがなさっていたのは、「レコーディングダイエット」という方法。
かいつまんで言えば、1日に食べたものを、時間とともに克明に記録していく、
そして毎日体重を量る、ただそれだけの方法。
え?それだけでやせるんですか?
「はい、オモシロいようにやせますよー。最初の何ヶ月かは、ダイエット禁止ですから。
記録するだけ。体重量るだけ。それだけでホントにやせるんです。」と岡田さん。
でも、説得力が違います。ご自身がこれだけおやせになっているんですから!

一刻も早く、岡田さんのご本を読まなければ、とあせった高柳なのですが、
でも、それってエコ・・・?という疑問にも、岡田さんはあっさりと、「はい。とても。」と。

実は、肉は1キロ作るのに、9〜10キロの穀物が必要なのだそうです。
そして、「ダイエットを始める=味覚が変わる=肉をあまり食べなくなる」という構図は、
地球環境にもとてもいい!と、岡田さんは力説してくださいました。

なるほど!ダイエットって、地球にも優しいのね!!
だったら、今すぐ始めなきゃ♪
クリスマスまでに、(何の予定もないのに)あと3キロはやせよう!と心に誓った、
ハチドリ高柳だったのでした。

ちなみに、ご本人の許可を得て、昔の岡田さんのお写真を掲載させていただきます。

ね?びっくりでしょ??
投稿者: 高柳恭子
今日ゲストにお迎えしたのは、女優でエコロジストの高樹沙耶さん!
以前からずーっとお目にかかりたい、と思っていたハチドリ高柳は、とても嬉しかったのです♪


(すっぴんなのに、こんがり焼けた小麦色の肌が本当に素敵♪美しい女性でした。)

17歳でモデルデビューされ、女優やレポーターなど幅広く活躍されていた高樹さん、
でも、30歳を越えた頃、「どうも違う、何かがおかしい」と思い始めたのだとか。
そして出会ったのが、ドルフィン・スイム。
イルカと一緒に泳いだ瞬間に、楽しくて楽しくてニコニコしてしまう自分がいて、
「もう私にはこれしかない!」と思ってしまい、女優業をすっぱりとやめ、
ハワイに移住してしまいました。
「でも、迷いはなかったんですか?」と言うハチドリ高柳の質問に、ピッカピカの笑顔で、
「ぜーんぜん!」と、力強く答えてくださいました。

そして今は、千葉でパーマカルチャーな生活を目指し、自給自足の生活をされています。
そんなナチュラルでエコな高樹さんですから、いろんなイベントでも引っ張りだこ!
そのひとつが、先日青山スパイラルで行われた『エコ・リュクス展』です。
「エコ」と「リュクス(=『贅沢』を意味するフランス語)」って、
なんだかどちらかというと正反対のイメージがありましたが、
今の時代は、それがきちんと両立するようになっているのだと思います。


その証拠に、会場には若い女性がいっぱい!
オーガニックの化粧品などを、全てテスティングできるとあって、
時代の流れに敏感な、オシャレな女性たちが、しきりに石鹸の匂いをかいだり、
化粧水のテクスチャーを確かめたりしていました。
ハチドリ高柳も、もちろん一緒になっていろんな化粧品を試しちゃいました♪


そしてトークショーには、高樹沙耶さんが登場♪
雑誌『マリ・クレール』の編集長と、「エコ・リュクストーク」を繰り広げていらっしゃいました。
会場は、立ち見がたくさん出るほどの盛況ぶり。
やっぱり若い女性の、エコに対する興味関心はどんどん高くなっているのだわ、と、
一人ニヤニヤしてしまった、ハチドリ高柳だったのでした♪
投稿者: 高柳恭子
いよいよ、当日を迎えました『Stand Up Speak Out』キャンペーン!
朝から、ハチドリ高柳は文字通り、パタパタと飛び回っておりました。



改めてご説明しておきますと、このキャンペーン、国連が主導し、
世界中で同時に、「貧困撲滅」と「ミレニアム開発目標の達成」のために、
行動を起こすことを呼びかけるキャンペーンです。
日本時間の10月17日午前6時から18日の午前6時間までの24時間、
実際に「立ち上がり」、貧困撲滅とミレニアム開発目標達成を「訴える」ことを目的としています。
去年は、全87カ国・2350万人が参加して、ギネスの新記録を打ち立てたんです!
そして今年は、更なる記録更新を目指して、各国で準備が進められています。

TOKYO FMの、「アース&ヒューマンコンシャス事務局」を兼任する高柳としては、
このキャンペーンに参加しないはずはありません!
だってTOKYO FMは、
「アースコンシャス〜地球を愛し感じる心、ヒューマンコンシャス〜生命を愛しつながる心」
を提唱しているんですもの!!
ということでハチドリ高柳、早々と参加登録し、着々と準備を進めてきていたのです♪
今朝は、まず国連ハウスの前で行われた、オフィシャルなイベントにお邪魔しました。


有森裕子さんや室伏広治さんからのメッセージなども寄せられ、外国の方も多く、
さすがは国連のイベント。
先日『Hummingbird』に来て下さった、幸田シャーミンさんもいらっしゃいます。(左端♪)


でも、TOKYO FMも負けてはいられません!
朝の番組『SKY』では、このキャンペーンの紹介とともに、事務局の方に、
趣旨の説明などをしていただきました。番組終了後に、スタッフとみんなでパチリ☆9人!


午後の『ENTERMAX』では、パーソナリティーの坂上みきさんが、
とても賛同してくださいました。
番組終了ギリギリにハチドリ高柳が駆け込んだため、スタッフが少なくなってしまっていました。
ごめんなさい!ここで4人!


そして、我が報道情報センター。皆さんご存知の顔もあるでしょうね。
バイトの子たちも参加してくれ、部長も含めノリノリで13人!


お次は制作&編成フロア。6Fです。
ここの人たちは、クリエイティブ部門だけあってこういうイベントは大好きみたいです♪
楽しそうに「Stand Up」してくれて、13人♪


続いて飛び込んだのが、営業フロア。5Fです。
スーツでびしっと決めた方たちに若干恐れをなしながら乗り込んだのですが、
さすがはTOKYO FM社員。みんな率先して協力してくれて、21人!最大人数獲得!!


続くは事業&技術フロア。9Fです。
ここの方たちもとっても協力的♪忙しい時間帯だったのに18人も参加してくれました。
どうもありがとう!


そして、スタジオにふらりと突然現れた、わが社の専務(真ん中)です。
趣旨説明をしたところ、「そりゃあいい。やろう、やろう!」と、
若手のAD君にまで声をかけて、参加してくれました。
うーん、やっぱりTOKYO FMって、いい会社かも!5人確保!!


そして最後は、我がいとしの番組『Daily Planet&Hummingbird』!!
このキャンペーンに参加することを話しておいたら、
そのためだけにわざわざスタジオに駆けつけてくれたスタッフまでいるんです。
あー、やっぱりこのスタッフと一緒に、この番組が出来てよかった♪7人になりました。

結局、総数90人!!
あー、ハチドリ高柳は今日1日、本当に幸せでした。
一緒に働いている人の意識が、こんなに高いことを実感できたんですもの♪

世界中に、貧困や飢えにあえいでいる人たちは8億人いると言われています。
でも、少しずつでも、その人たちを助けようとしている人もいる。
そのことに、大きな希望を感じてしまいました。
「ハチドリのひとしずく」は、本当に小さな小さなひとしずくかもしれません。
でも、ひとしずくをたらせるチカラがある限り、
ハチドリ高柳はがんばって山火事に立ち向かおう、そんな決意を新たにした1日でした。

そして、「このブログを見て、参加しようと思った」という嬉しい報告を何通もいただきました。
本当にほんとうにありがとう!
一人ひとりが出来ることは小さなことでも、それが積み重なったら大きな力になる。
そのことを信じて、今後も一緒にかんばっていきましょうね!

ちなみに、先ほど国連のHPに報告を済ませましたので、
ひょっとするとTOKYO FMの『Stand Up』の様子が、
おいおい国連HPにもアップされるかもしれません。
その様子も、ぜひご覧になってみてくださいね!

http://www.standup-speakout.jp/

去年よりも参加者が多くなり、今年のギネスブックにこの記録が載ることを信じて♪
そしたら、TOKYO FMにはものすごくたくさんの「ギネス記録保持者」がいることになるぞ♪
それも嬉しく思う、ハチドリ高柳なのでした♪♪
投稿者: 高柳恭子
ここでひとつお知らせです。

10月17日(水)6:00am〜18日(木)6:00amまで、
国連が主催する、『STAND UP SPEAK OUT』というキャンペーンが行われます。
貧困問題の解決と、ミレニアム開発目標の達成のために、
世界中で同時に行動を起こすことを呼びかけるキャンペーンです。



このキャンペーンに、私と一緒に参加しませんか?
参加の仕方はとっても簡単!
上記の時間内に、「しゃがんで、立ち上がる」と言う行為を実際に行い、
それを写真にとって、HPに送るだけ。
去年は、87カ国2350万人が参加して、ギネスの新記録を打ち立てたんだとか。
今年はさらに更新を目指して、様々な国で準備が進められています。

ギネスに参加できるなんて、それだけでもとても珍しいチャンスですよね!
アナタも、HPを一度チェックして、ぜひ参加してみてくださいね。

ちなみにTOKYO FMでは、色々な番組でこのキャンペーンに参加します。
もちろん『Daily Planet』でも「Stand Up」しますので、楽しみにしていてくださいね!!

詳しくは、こちら ↓
http://www.unic.or.jp/info/standup/index.htm

投稿者: 高柳恭子
2007年10月16日

文字は人を表す??

突然ですが、最近、筆で文字を書いたことはありますか?
意外と筆まめなハチドリ高柳、以前は結構お礼状などを筆で書いたりしていたのですが、
最近、めっきりそんな機会も減りました。
それどころか、手紙さえも出す機会が減っている始末・・・。
ということで、今日はそんな自分にカツを入れる意味もこめて、
書道家の武田双雲さんをお迎えしました!!


(筆跡鑑定もしていただける、ということで、字を書いて待っていた私たち♪
・・・って、編集長!私の顔の上に紙をたらすの、やめてもらえますっ??)

「言霊と筆と墨で表現する」アーティストである、書道家・武田双雲さん。
お目にかかると、背が高くてオシャレで垢抜けててかっこよくて、
なんだかいかめつらしい「書道家」というイメージとは大違い!
それもそのはず、フジロックフェスティバルを始め、モスクワ、ブリュッセルなどのイベントで、
数多くのパフォーマンス書道をなさった実績を持っていらっしゃるなど、
その活躍はいまや日本にとどまらず、世界中で大活躍でいらっしゃるのです。
そんな双雲さんに、さっそく編集長と私の、筆跡鑑定を行ってもらうことに。

すると、「2人とも、ホントにそっくりな性格ですね。」と、開口1番にひと言。
えっ・・・。実は番組が始まる前に、お互いの字を見せ合って、
「全然違う字だねー。」なんて言い合っていた、編集長とハチドリ高柳。
一体どこのどの辺が似ているのか、検討もつきません。


(ちなみに、私の字はこちら。編集長の字は、非公開だそうです。)

「僕から見たら、そっくり同じですよ。丸文字で、2人ともとても大雑把。(!)
でも違いと言えば、編集長は何かが入ってきてもすぐに出て行ってしまう。
だけど、高柳さんはとても『シマリ屋』ですね。」
と、双雲さん、にやり。
すごい。当たってます。大雑把なところなんか特に。
文字だけで色々なことがわかってしまうなんて、日本語の世界って奥が深いのだわー、と、
感心してしまいました。

でも、やっぱりきれいな字を書けるようになりたい、ハチドリ高柳。
「どうやったらキレイな字を書けるようになりますか?」とうかがってみたところ、
思ってもみないお返事が。

「僕にとって、美しくない文字なんかないんです。どんな文字も、クセ字も美しい。
人間に、美しくない人がいないのと一緒です。」と。

すーばーらーしーいー♪
やっぱり、書を志す方は、まずは心根が素晴らしい。そんなことを実感してしまいました。
そして、なんだか双雲さんにお会いして、お話をうかがったら、
また筆で手紙を書いてみたくなってしまいました。(←単純?)
だって、毛筆でしたためる手紙って、日本独特の、とても素敵な文化だと思いますから。
そんな文化を大切にしたいな、と改めて思った、ハチドリ高柳だったのでした。
投稿者: 高柳恭子
2007年10月16日

木の家に住む贅沢♪

今日スタジオにお迎えしたのは、雑誌『リンカラン』発行人の皆川孝徳さん!
以前にも、スペイン坂でオンエアしていた『Hummingbird』にご出演いただいたことがあったので、
ハチドリ高柳は、またお目にかかれるのを楽しみにしていました♪


(以前と変わらず、自然体の皆川さん。編集長ともすぐに意気投合です♪)

先日、林野庁の「木づかい運動」事務局の山田さんが、国産材を使う大切さについて、
お話をしてくださいましたが、今日も木を使うことの大切さのお話です。
京都議定書で約束したCO2の排出量を減らすためには、省エネだけでは難しいのが現状。
そこで期待されているのが、日本の森林の役割、というわけなんです。
でも、なかなか国産の木を使おうとしても、どこで売っているのかも、何に使えばいいのかも、
わからないのが現状。
そう言うと、ちょっと困ったように笑いながら皆川さんはこんな衝撃の告白をしてくれました。

「実は僕、国産材で家を建てちゃったんです・・・。」

えーーーーーーーっ!!!
なんて贅沢なっ!それって、普通のサラリーマンでも出来ることなんですかっ??

「ま、確かに多少お値段は張りますけど、それで長持ちすることを思えば・・・。
それに、別に国産材がそれほど高いわけではなく、実は工事をする期間が長くなるので、
結局は人件費がかかってしまう、と言うことなんですよね。
でも、普通のサラリーマンの人でも、十分に建てられますよ。」

皆川さんを見ていると、ホントにその家に満足している様子がにじみ出ていて、
うらやましくなってしまいました。
「例えば、どんなところが一番いいですか?」という質問には、
「とにかく、吸湿性がものすごくいいので、冬でも結露なんて全くありません。
しかも、乾燥する時期には湿気を吐いてくれるので、お肌の乾燥なんかも気になりませんよ。」
と、ニッコリ♪

うーん。木ってすごい。
結露って、必ずするものだと思っていましたもん。
しかも、木の家はどこにいてもいいにおい、なんて素敵なお話を、
皆川さんは聞かせてくださいました。

それにしても、国産材で家を建ててしまうなんて、究極の国産材利用法!
そうやって、少しずつ国産材の需要を増やしていくことで、値段も下がり、
森はきちんと手入れされ、元気を取り戻していくのです。
もちろん、誰もがすぐに国産材の家を建てられるとは思っていませんが、
今度洗面器を買うとき、国産材のオケでも買ってみようかな、なんて思った、
ハチドリ高柳だったのでした♪
投稿者: 高柳恭子
2007年10月11日

人間の安全保障とは?

今日スタジオにお迎えしたのは、私のあこがれ、国連広報センターの幸田シャーミンさんです!
ちょっと前に、六本木ヒルズで行われていた『人間の安全保障』写真展のレセプションで、
お目にかかってはいたのですが、じっくりお話をうかがうのは今日が初めて。
もうドキドキでお待ち申し上げておりました♪


(やっとゲストに来ていただけました♪・・・にしても編集長、その顔!!)

今日お話いただいたのは、『人間の安全保障』の問題。
ちょっと難しそうに思えますが、最近よく聞く単語でもありますよね。
そもそも『人間の安全保障』って何?っていう基本的な質問にも、
シャーミンさんは優しく答えてくださいました。

「そもそもは、1994年に国連開発計画(=UNDP)が提唱した、新しい概念です。
つまり、環境破壊や人権侵害、難民、貧困など、人間の生存・生活・尊厳を脅かす、
脅威に対する取り組みを強化しようとすることなんですね。
簡単に言えば、世界中の様々な場所で、困難な状況にある人々が、
自ら立ち上がることが出来るように、お手伝いをすることだと思います。」

なるほど。
日本は今、とても恵まれた環境にあるけれど、世界中にはまだまだ、
今日の夕食さえ食べられないで亡くなっていく人たちや、
生まれたときから紛争に巻き込まれ、明日の命もわからない人たちがたくさんいます。
その方たちを、何とか自立できるように支援していこう、ということなんですね。

そのために、今私たち日本人が出来ることは?と言う問いには、
「まずはやはり、世界でどんなことが起こっているか知ることだと思います。
例えば、途上国にはDVで夫から暴力を受け続けても、それが人権に反しているということを、
知らない女性たちがたくさんいます。
そういう人たちが「存在するのだ」ということを、まずは知ること。
そしてその次に、その人たちを支援するためにはどうしたらいいか考え、
それを行動に移すこと、だと思いますね。」とおっしゃっていました。

ホントにそう!私もまだまだ、知らないことがあまりにもたくさんありすぎて、
勉強をしてもしても追いつかない、と感じることがよくあります。
すると、シャーミンさんは10月5日に東大で行われる、
『パレスチナ難民と人間の安全保障』という、パブリック・フォーラムを紹介してくださいました。
「行ってみると、色々勉強になると思いますよ。」と。

ということで、もちろんお邪魔しました!

初めて間近で見る、『東大教養学部』の文字。
この門をくぐった瞬間、「あ、私、東大に入っちゃった!」と、
限りなく頭の悪い妄想に酔ってしまいました。


あぁ、なんと威厳のある建物でしょうか。
フォーラムに参加、と言う形とはいえ、東大に足を踏み入れたのが初めてのハチドリ高柳、
ちょっと興奮してしまいました。

ちなみにフォーラムでは、パレスチナの現状を、
わかりやすくビデオや写真でたくさん見せてもらい、
視覚的にその問題をとらえることが出来ました。
爆撃を受け、穴だらけになったボロボロのビルの、今にも崩れそうな1階にあるガレージに、
家族15人で暮らす人々、
「襲撃を受け、家族全員裸足で逃げてきた」と、目を潤ませながら語る男性、
地区を分ける、コンクリートの高い壁と、その壁の中の世界しか知らずに育つ子供たち・・・。
実際の現場を、映像で見るのはやはり衝撃度が違います。心が痛みました。

国連パレスチナ難民救済事業期間の事務局長、カレン・アブザイドさん(女性!)も来日し、
今のパレスチナの問題を、率直な言葉で語ってくださいました。
カレンさんも、シャーミンさんと同じことをおっしゃっていたのですが、
「大切なのは、まずは難民である彼らの存在を知ること。
彼らは、もうイスラエルの建国から60年もたってしまい、
世界が自分たちのことを忘れてしまったのではないか、と、それをとても恐れています。
だから、世界中の人々が意識を向け続けることが、まずは何よりも大切なのです。」
と、優しくも力強いスピーチを聞かせてくださいました。

本当に勉強になった今回のフォーラム、この後も、機会があったらどんどんこういう場に行って、
勉強をしていかなくては、と心に誓った、ハチドリ高柳だったのでした。
投稿者: 高柳恭子
2007年10月11日

農業の未来形

今日のスタジオに遊びに来てくれたのは、大手町にある人材派遣会社PASONAが、
地下2階に開設している地下農場、『PASONA O2(オーツー)』館長の、紙上忠之さん!
当日は、その地下農場で取れた菜っ葉と、特製ドレッシングを持ってきてくださいました♪


(この菜っ葉が、みずみずしくてシャキシャキで、とってもおいしいんです!ドレッシングも美味♪)

編集長も「うまい、うまい!」と、完食してしまったこの菜っ葉、
太陽の光を全く浴びずに育っています。

でも、こんなにキレイな菜っ葉が出来るんですって。
一体どういう仕組みなのか、事前にお邪魔して見せていただきました。
すると・・!


ビルの地下なのに、お花畑が!
この、『PASONA O2』では、太陽の代わりに、発光ダイオードやメタルハライドランプを使って、
このようにお花やハーブ、京野菜や稲まで育てています。
そもそもこの地下農場は、「農業を直接肌で感じることの出来る就農支援のための、
情報発信基地として開設されています。
農業を始めてみたいけれど、どこをとっかかりにしたらいいかわからない、という方、
今、意外と多いそうなんです。
そういう方たちがこの『PASONA O2』に行けば、
農業ビジネスを始めるヒントをもらえる、というわけ。


でも、バラ園まで!!
美しいバラが、今を盛りに咲き誇っていました。いい香り!
天井を埋め尽くす白色発光ダイオードは、ランニングコストが安く、熱も発しないので、
今非常に期待されている光源のひとつなのだそうです。

null
私たちがサラダとしていただいた菜っ葉も、こんな風に1週間おきに育てているので、
大きさが違います。可愛い!
人工的に温度や光を調節することで、1年に何度も収穫することが可能なんだそうです。


そしてこんなに大きくなりました♪
可動式の天井には、1万個を超える白色ダイオードが設置されていて、
開館前・開館後には照明をおろしてきて、より多くの光を当てています。
また、ダイオードが選ばれたのは、200Wという省電力で、
熱を持たない光を放ってくれるからなんですって。


天井からぶら下がるトマトなんて、初めて見ました!
しかも、白色ダイオードの光をたっぷり浴びて、真っ赤でツヤツヤ♪
こちらも試食させていただきましたが、甘くてとってもおいしいんです!

この『PASONA O2』は、あくまでも都会における就農支援のための、
「情報発信基地」として位置づけられているので、
本格的な生産は現時点では考えていないのだとか。
でも、その存在は海外からも、熱い視線を浴びているのだそうです。

確かに、今日見せていただいたお野菜やお花たちの育ち方は、もう農業の未来形。
近い将来、ひょっとして土も太陽も必要ないところで
お野菜などが育っちゃったりするのかしらん?と、ちょっと微妙な気持ちになりました。
でも、先週来て頂いた、月探査の第一人者、寺薗さんは、
2020年代には、月に「住む」っていうことが可能になるかも!
なんてお話をしてくださいましたから、
もしかすると、月のシェルターではこんなお野菜の作り方がなされるのかしら、とか、
夢のような未来に思いをはせてしまいました。
イヤイヤ、人間の技術って、こんなに進化してるものなんですねー。
投稿者: 高柳恭子
2007年10月10日

ある日の夕焼け

お仕事が忙しくなって、ちょっと疲れてくるといつも行くのが、
大好きだった祖父母が眠るお寺。
鎌倉にあります。

先日、祖父母に会いに行ってきました。
その帰りに出会った、素晴らしい夕焼け。
昨日の油井さんのお話にもあったけど、誰でも、
自分の心に思い出の夕焼けを持っているのかもしれませんね。
そして、自然にはかなわない、と、いつも感動させられてしまいます。



また明日から、がんばろう。

投稿者: 高柳恭子
2007年10月09日

夕日評論家って??

今日スタジオにお迎えしたのは、世界でただ一人の「夕日評論家」、油井昌由樹さん!
以前、黒澤作品を中心に活躍され、映画『影武者』では徳川家康役でご出演なさった、
と言うだけあって、そのたたずまいはどこか時代劇風!?


(そして何より、声が素敵!お腹の底から響く低音に、すっかりヤラれてしまった、
ハチドリ高柳だったのでした♪)

秋になって、空が高く澄んでくると、夕焼けもとてもキレイに見えるようになってきますよね。
ハチドリ高柳も、先日お墓参りに行った鎌倉で、赤・ピンク・オレンジとグラデーションに光る、
素晴らしく美しい夕焼けに出会いました。
なんだか、人間ってやっぱり自然に生かされてるんじゃないか、なんて、
神妙な気持ちになってしまったひと時でした。

そして油井さんは、その夕日の評論家でいらっしゃいます。
これまで、さぞかしたくさんの夕日をご覧になってきたのだろう、という予想の元に、
「いままでで一番キレイだと思った夕日は、どこの夕日ですか?」という、
ベタな質問をぶつけてみました。
すると、とっても意外な答えが!
「あー、西麻布の夕日かな。」

・・・・・・・・・・?
私はてっきり、アフリカのサバンナとか、ハワイの離島とか、
自分なんか行ったことがないような、偏狭の地で見る夕日が、
すごく美しいのではないかと思っていたのですが、ちょっとビックリするようなお返事。
その心は?と目で問うと、楽しそうに笑いながら油井さんは答えてくださいました。

「だってね、今僕の事務所は西麻布にあるんですよ。
そこから見る夕日ってね、どんなことがあっても、1日として同じものはないんですよ。
それに、絶対誰にでも、自分が小さい頃から見慣れていた夕日ってモノがあるはずなんですよ。
だから、その自分の心の中にある夕日が、一番美しいはずなんです。」

おぉ・・・。
なんと深いお答えなんでしょう。
もちろん、トークの合間には油井さんは、アフリカで見た夕日や、それこそハワイで見た夕日や、
鎌倉の海で見た夕日のお話をしてくださいました。
でも確かに私も、小さい頃に住んでいた部屋の窓から見えた、
西の空のビル越しに沈んでいく夕日と富士山のシルエットが、一番心に残っているかも・・・。

美しい夕日を見るために、と言って、どこか遠くへ旅する必要なんかないんですね。
美しいものは、いつも自分の心の中にある。
そんな大切なことを教えていただいた、ハチドリ高柳だったのでした。
投稿者: 高柳恭子
2007年10月09日

月に住める日

今日スタジオにお迎えしたのは、月探査の第一人者、寺薗淳也さん!
まさに「学者肌」という言葉がふさわしいいでたちの方でしたが、
語り口調はとても優しくて、難しいお話をとてもわかりやすく説明してくださいました。


(オンエアは、9月25日の中秋の名月。キレイにお月様が見えて、ぴったりの放送でした!)

実は、2007年9月14日に、JAXA=宇宙航空研究開発機構が、
月周回衛星『かぐや(=SELENE)』を打ち上げました。
寺薗さんは、その打ち上げにも立ち会った方。
この「かぐや」って、そもそも何をしにいったんですか?という素朴な質問に、
笑顔で答えてくださいました。
「この『かぐや』は、NASAのアポロ計画以降、最大の月探査計画と言われています。
ま、要するに、月に関するありとあらゆるデータをとって、これまで解明できなかった謎を、
解明しよう、ということなんですが、なんと99%がこの『かぐや』によって明らかにされる、
と言われているんですよ。」

えーっ!それじゃあ、もうすぐ月に関する情報がかなりな勢いでつまびらかになるんですか?
そしたら、月にも住めるかも♪なんて冗談で口にしたハチドリ高柳に、寺薗さんはひと言。
「はい。もうすぐできるようになります。」

えーっ!即答です〜!!
ホントですか?いつくらい??編集長も鼻息ムンムンです。
「2020年代には・・・。」

えーっ!私たちが生きてるうちじゃないですか!!
もう編集長も私も、大興奮!!
それなら、私たちが月に住むことも、ひょっとしたら夢ではないかも・・・!

でもそう大はしゃぎする私たちに、寺薗さんがひと言。
「でもね、まだやっぱり課題はあるんですよ。
月の地震『月震』は何時間も続きますし、月の1日は、地球で言う28日間なんです。
つまり、昼が14日間、夜が14日間。
と言うことは、14日間は灼熱地獄、14日間は氷雪地獄、ってわけなんですね。
ですから、それをいかに工夫して、人間が住める環境に整えていくかが、
これからの課題ですね。」

・・・そっか。そんなに簡単なことのわけがないですよね。
でも、そのお話を聞いて改めて、私たちが暮らすこの地球が、いかに素晴らしく、
人間や動物や植物が暮らすために適した環境を提供してくれているかを、実感しました。
改めて、地球ってやっぱり『奇跡の惑星』だったんだわ、と、地球に感謝する気持ちになった、
ハチドリ高柳だったのでした。
投稿者: 高柳恭子
2007年10月09日

ホロスコープとエコ♪

久しぶりの更新になってしまいました。
ホントにごめんなさい!
なかなか、新しいシステムの書き込みの仕方に慣れることが出来ず、
1度など、書いたものが全て消滅・・・!
あの脱力感って、味わった人しかわかりませんよね。
しばらく、やさぐれ&ふてくされておりました。ごめんなさーい!!

さてさて、そんな中スタジオに遊びに来てくださったのは、女性なら皆さんご存知!
占星術研究家で翻訳家でもいらっしゃる、鏡リュウジさんです!
私も、フラウやアンアンの星占いで、どれだけお世話になったことか・・・。
お目にかかれて、とても光栄でした!

(実際にお会いする鏡さんは、物静かな語り口。とても知的で素敵な方でした!)

そもそも占星術とは、太陽系の太陽・月・惑星・小惑星などの天体の動きなどと、
人間・社会のあり方を経験的に結びつけて占う技術。
中でも「ホロスコープ」とは、地球を中心とした太陽系の星の配置を図表にするもの。
今日は、編集長のホロスコープを持ってきていただきました。

それによりますと、編集長は今年、何か引越しやお仕事を始めるなど、
何か新たなステップを踏むのにいい年、だとか。
「え、僕今年、引越ししたんです。それに会社も立ち上げました!」と、
さっそく興奮気味の編集長。
「星占いって、あーんまり信じてないんだよな。」なんていっていたオンエア前とは、
だいぶ風向きが変わっています。
また、「人柄がとても温かくて、相手の心に寄り添うのがとてもうまい人。
でも、あまりにもそれが強すぎてつらくなってしまうので、ちょっと壁を作るかも。」という、
鏡さんの分析には、「ふむふむ。」と、まんざらでもなさそう♪
でも、最後の鏡さんのひと言に、愕然とします。
「だけどね、とっても怒られるのが大好きみたいですよ♪」

うっしっし。いいこと聞いちゃった♪
これからは、びしびし怒っていきましょう♪♪

そして鏡さんは最後に、素敵なことを教えてくださいました。
『エコロジー』の語源は、ギリシャ語の『オイコス』という言葉なのだそうです。
『オイコス』とは、「惑星」とか「家」、「生活の場」と言う意味で、
古代の人たちは太陽や月、星までも、自分たちの「家」や「生活の場」として、
とらえていたのだそうです。
惑星や星たちまでも、はるかかなた、宇宙の果ての自称ととらえずに、
自分たちの身近な生活の場としてとらえていた古代の人々。
そう思うと、占星術と環境問題が、急に身近に感じられるようになった、
ハチドリ高柳だったのでした。
投稿者: 高柳恭子
今日スタジオにお招きしたのは、作家で翻訳家の、
星川淳さん!
普段は屋久島にお住まいなのですが、
今はたまたま東京暮らし、ということで、
ゲストにお越しいただくことが出来ました。

(グリーンピースジャパンの、
事務局長でもいらっしゃる星川さん、
さすが、クジラに関する知識は膨大でした!)

最近、
「日本人はなぜ世界で一番クジラを殺すのか」という、
ちょっと衝撃的なタイトルのご本を発表された星川さん、
単純に「なぜですか?」と聞いた私に、
ちょっと困った顔をして答えてくださいました。
「それがね、なぜかわからないんですよ。」と。

ご存知の通り、グリーンピースジャパンは、
国際的な環境保護団体で、世界41カ国に支部を持ち、
森林や海洋、エネルギーなどの分野で、
独自の活動を展開しています。
中でも、クジラの保護に関する活動は、
まれに尖鋭的な映像と共に紹介されることがあります。


ちなみに、星川さんがお書きになった本がこちら。
日本人として、知っておいた方がいい事柄が満載です。

でも、グリーンピースも反捕鯨国も、
先住民らの行う「沿岸小規模捕鯨」には、
全く反対していないのだとか。
そうではなく、日本などの「調査捕鯨」を含めた、
「大規模捕鯨」に対して、反対しているのだそうです。
日本は「文化」として捕鯨をしていますが、
日本人が1年に食べるクジラの肉は、たった30g。
確かに、「ここ数年、クジラを食べましたか?」
ときかれたら、20年以上、食べていないような・・・。
問題は、「それなのになぜ、捕り続けるのか?」
と言うところにあるのだとか。

グリーンピースの発表によれば、
日本の調査捕鯨は21世紀に入ってから、
捕獲頭数が増え、ナガスクジラやザトウクジラなどの、
絶滅危惧種も捕獲しているのだそうです。
それはなぜか?
星川さんは、
「もはや、意地と言うしかないでしょうね」と、
ちょっと冷めた視線でおっしゃっていました。

それが事実とすれば、かなりショッキングな現実。
気になった方は、
グリーンピースが開催する映像展がありますので、
ぜひお出かけになってみてください。

「海洋環境映像展2007 もうひとつの地球への旅
   〜グリーンピースの見た海」
日時 : 10月10日(水)〜14日(日)
場所 : 横浜赤レンガ倉庫3階ホール
                    *入場無料!
投稿者: 高柳恭子
2007年10月02日

木のぬくもり♪

今日のスタジオにお迎えしたのは、
「木づかい運動事務局」の山田啓雄さん。
もともとは、X-JAPANのマネージャーをされたり、
業界系のお仕事をされていただけあって、
スタジオでもリラックスしてお話くださいました♪

(そして、とってもイケメン!優しそうだし、
ドキドキのハチドリ高柳でした♪♪)

そんな山田さんがお話してくださったのは、
「国産材利用の大切さ」。
例えば、私たちがお弁当を食べるとき、
必ずと言っていいほど使う、割り箸。
木でできた割り箸は、森林破壊を誘発し、
環境によくない!と思われがちですが、実は、
「国産の割り箸」を使うことは環境にとてもいいのです。
なぜなら、日本の森林は80%が人工林。
一度人の手が入った森は、
人が手入れし続けなければ、衰えてしまうのです。
その「手入れ」とはつまり、間伐のこと。
その「間伐材」を使った割り箸などは、
逆にどんどん使ったほうがいい、というわけ。
あるいは、間伐材を使った木のおもちゃや紙、
材木などを積極的に使っていくことは、
日本の森林を守る大切なエコ活動だったりします。

でも日本では国産の木材があまり使われていません。
このため、手入れが行き届かない、
ヒノキ、スギなどの人工林が増えてしまっています。

植える→育てる→収穫する→上手に使う、という、
「木づかい」の理想的なサイクルがきちんと回れば、
CO2をたっぷり吸収してくれる元気な森が出来ます。
つまり、国産の木をきちんと使わないと、
日本の森はだめになってしまうのです!

小学校のとき、「森を切ってはいけません!」と、
繰り返し教えられてきた私たち。
なんとなく木を切る事は罪悪の様な気がしていました。
でも、きちんと切って手入れをしてあげないと、
森が元気でなくなってしまうなんて!
新しい意見に、目からうろこのハチドリ高柳でした。

また、今度の土曜日、10月6日、
お台場のヴィーナスフォートで、この、
「木づかい運動」のイベント&公開収録を行います!
14時から、多彩なゲストをお招きして、
ハチドリ高柳がトークショーを開催します♪
お台場にいらっしゃるご予定がおありの方は、
ぜひ遊びに来てくださいね。
また、その模様は8日(月)の19:00〜19:55まで、
東京エリアで放送されますので、
そちらも楽しみにしていてくださいね!!
投稿者: 高柳恭子
2007年10月02日

惑星は思考する??

今日スタジオに遊びに来てくださったのは、
最近『惑星の思考』をお書きになったばかりの作家、
宮内勝典さん!

ご自身で、「ちょっとコワモテで・・・」なんて
おっしゃっていましたが、
いえいえ、とってもお優しい穏やかな方でした♪


(「黒いシャツに髪が短いから、怖く見えるのかな」と、
ポツリとおっしゃった宮内さん。
いえいえ、ちっとも怖くないですよー!)


1974年に『南風(なんぷう)』で文藝賞を受賞され、
作家生活に入られてた宮内さん、
以前マーシャルでダイビングをなさったとき、
目の前にぽっこりと浮かんできたウミガメに遭遇し、
「神に出会った!」とまで思われたのだとか。
今では『海亀通信』というサイトまで、
作っていらっしゃいます。

そんな宮内さんの考える『惑星の思考』とは、
「物事を、惑星単位で考えること」。
アフリカのサバンナで看板を読み間違い、
40キロも歩くことになってしまった宮内さんは、
ふと、大自然と野生動物に囲まれていてもなお、
「日本語で物事を考えている自分」に、
お気づきになったのだそうです。

どこまで行っても日本人の感覚が抜けない・・・。
そのことに違和感を覚えた宮内さんは、
それ以来、務めて「人間」として物事を考えるように、
注意されるようになったのだとか。

また、何人もの宇宙飛行士のお友達を持つ宮内さん、
ある日その中の一人とお話していたら、
「宇宙遊泳しているとき、宇宙からも、
地球の一角で花火のように明滅する戦火が見えた」
という、衝撃的な発言を聞いたのだそうです。
それ以来、「反戦」ではなく、
「非戦=戦わないこと」をモットーに、
執筆活動を続けられています。
そのモノずばり、「非戦」と言うご本も、
坂本龍一さんと一緒に出版されました。

まさか宇宙からも、
人間の究極のエゴのぶつかりあいが見えるなんて・・。
今日のお話には衝撃を受けてしまい、
しばし考え込んでしまった、
ハチドリ高柳だったのでした。

投稿者: 高柳恭子
2007年10月02日

ブログのお引越し!

システムメンテナンスの関係で、
先日からブログをお引越しさせていただきました。

そして、その新しいシステムの入力の仕方に、
なれることができず(←筋金入りの機械オンチ!)、
更新が大幅に滞ってしまいました・・・。

ごめんなさい!

これから、また続々とアップしていきますので、
めげずにご覧になってくださいね!

高柳恭子






投稿者: 高柳恭子