2007年11月10日
11月10日放送分『強運なお酒で復興支援』
毎週土曜日の19:55〜、
最新の防災・災害情報をお届けしている『防災5Minutes Check』。
今週のキーワードはこちら!
↓
『強運なお酒で復興支援』
これからの季節、美味しいものに日本酒が挙げられます!
(・・・よね?私だけではないはずです・・・)
熱燗をきゅっと飲むのもいいですし、
逆に暖かい部屋で冷酒を飲むのも、また素敵。
コガ個人的にはビールも好きなんですが、
一番好きなのは、実は日本酒だったりもします。
さて、そんな私の話はさておき、
『越の誉(こしのほまれ)』という日本酒、ご存知ですか?
有名な日本酒なので、日本酒は飲まないという方も
名前は耳にしたことがあるのでは。
この『越の誉』を作っているのは柏崎市の原(はら)酒造さん。
そして、実は今年7月に起きた新潟県中越沖地震で
原酒造さんは7000坪の敷地に立つ建物の3分の2が
『瓦礫になった』そうです。
幸い、従業員の方はご無事でしたが、沢山のお酒がダメに・・・。
そして撤去は、やはり1本でも多くのお酒を救いたいと言う思いで
瓦礫を注意深く取り除く作業を行なったために
1ヶ月以上もかかったそうです。
でも。
撤去作業中、瓦礫の下から奇跡的に
無傷のお酒のタンクが発見されました!
震災に負けなかった、強運なお酒!!
そして原酒造では11月12日(月)から
限定8000本で、この強運なお酒を一般販売することになりました。
売り上げ1本につき30円を柏崎市に寄付する
『越の誉 復興祈願酒』。
そこには、原酒造の社長、原吉隆さんのこんな願いが込められています。
『会社はこの9月から仕込みを始めることができて、
10月からは通常出荷もできるようになりました。
でも、復興はまだまだこれからという状況・・・
柏崎市も、建物だけじゃなく地盤そのものから
割れてしまっているので、建物の建て直しが難しいんです。
でも、地震に負けたくない!
なんとか、我々が元気な姿を全国に発信して
商品が少しでも柏崎のみんなを元気付けられればとの想いから
柏崎の復興ののろしとして今回、この復興祈願酒の販売を決めました。
新しい歴史を作ると言う強い気持ちをもって頑張っていく考えです!』
取材裏話ですが、『通常出荷ができるようになりました』との言葉の後、
原さんがほうっと一息、本当に無意識でしょうが
安堵のため息をつかれたのが、とても印象的でした。
でも、その後にはまだまだ厳しい現実を語る言葉。
正直な話、中越沖地震の被災地の状況は
いまは殆ど報道されることがありません。
でも、私自身もそうなんですが、今回お話を伺って
まだこんなに復興は進んでいないんだ!と驚いた方、
決して少なくはないと思います。
お酒を1本購入すると30円の寄付金、
限定8000本なので、全部売れれば24万円の寄付・・・
人によっては、24万円では復興の足しには
殆どならないじゃないか、と思う方もいるかもしれません。
でも、金額以上に、被災地の方々がご自身たちの手で
なんとか元気を取り戻そうとしている、
その事実こそが復興への大きな力になるんではないでしょうか。
私は、そう考えます。
私も購入するので、届いたら写真をアップしますね!
もちろん、飲んだ後のうまうまレポートも・・・
原酒造 0257−23−6221
http://www.harashuzou.com/new/index.html
ちなみに、『越の誉 復興祈願酒』は一升瓶で2625円です!
最新の防災・災害情報をお届けしている『防災5Minutes Check』。
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『強運なお酒で復興支援』
これからの季節、美味しいものに日本酒が挙げられます!
(・・・よね?私だけではないはずです・・・)
熱燗をきゅっと飲むのもいいですし、
逆に暖かい部屋で冷酒を飲むのも、また素敵。
コガ個人的にはビールも好きなんですが、
一番好きなのは、実は日本酒だったりもします。
さて、そんな私の話はさておき、
『越の誉(こしのほまれ)』という日本酒、ご存知ですか?
有名な日本酒なので、日本酒は飲まないという方も
名前は耳にしたことがあるのでは。
この『越の誉』を作っているのは柏崎市の原(はら)酒造さん。
そして、実は今年7月に起きた新潟県中越沖地震で
原酒造さんは7000坪の敷地に立つ建物の3分の2が
『瓦礫になった』そうです。
幸い、従業員の方はご無事でしたが、沢山のお酒がダメに・・・。
そして撤去は、やはり1本でも多くのお酒を救いたいと言う思いで
瓦礫を注意深く取り除く作業を行なったために
1ヶ月以上もかかったそうです。
でも。
撤去作業中、瓦礫の下から奇跡的に
無傷のお酒のタンクが発見されました!
震災に負けなかった、強運なお酒!!
そして原酒造では11月12日(月)から
限定8000本で、この強運なお酒を一般販売することになりました。
売り上げ1本につき30円を柏崎市に寄付する
『越の誉 復興祈願酒』。
そこには、原酒造の社長、原吉隆さんのこんな願いが込められています。
『会社はこの9月から仕込みを始めることができて、
10月からは通常出荷もできるようになりました。
でも、復興はまだまだこれからという状況・・・
柏崎市も、建物だけじゃなく地盤そのものから
割れてしまっているので、建物の建て直しが難しいんです。
でも、地震に負けたくない!
なんとか、我々が元気な姿を全国に発信して
商品が少しでも柏崎のみんなを元気付けられればとの想いから
柏崎の復興ののろしとして今回、この復興祈願酒の販売を決めました。
新しい歴史を作ると言う強い気持ちをもって頑張っていく考えです!』
取材裏話ですが、『通常出荷ができるようになりました』との言葉の後、
原さんがほうっと一息、本当に無意識でしょうが
安堵のため息をつかれたのが、とても印象的でした。
でも、その後にはまだまだ厳しい現実を語る言葉。
正直な話、中越沖地震の被災地の状況は
いまは殆ど報道されることがありません。
でも、私自身もそうなんですが、今回お話を伺って
まだこんなに復興は進んでいないんだ!と驚いた方、
決して少なくはないと思います。
お酒を1本購入すると30円の寄付金、
限定8000本なので、全部売れれば24万円の寄付・・・
人によっては、24万円では復興の足しには
殆どならないじゃないか、と思う方もいるかもしれません。
でも、金額以上に、被災地の方々がご自身たちの手で
なんとか元気を取り戻そうとしている、
その事実こそが復興への大きな力になるんではないでしょうか。
私は、そう考えます。
私も購入するので、届いたら写真をアップしますね!
もちろん、飲んだ後のうまうまレポートも・・・
原酒造 0257−23−6221
http://www.harashuzou.com/new/index.html
ちなみに、『越の誉 復興祈願酒』は一升瓶で2625円です!
投稿者: 古賀涼子
コメント
5Minutes check聴きました。
「強運なお酒で復興支援」
「越の誉」は知名度がありますし、当時、同じ職場でした同僚が美味しいお酒で必ず名前が挙がっていましたね。
「お蔵」ですが、歴史のある建物が多いです。でも、お酒造りを日々していると建物の耐震補強をする事が出来ないのではないかと思いました。
(お酒は、我が子の様に作られているはずですよね。)
今回の新潟県中越沖地震ですが、従業員にケガ人が出なかった事は本当に何よりでしたが、地震後の映像で、(原酒造さんでしたかうる覚えの為、申し訳ありませんが。)お蔵の中を見ましたが、酷い状態だった事だけは憶えています。
でも、諦めず、瓦礫を丁寧に取り除いた事により、無傷のタンク(お酒)が発見出来たんだと思います。
(我が子であるから粗末に扱えないという気持ち…、心に響きました。)
原社長様がおっしゃった通り、私も実際に行った際、あちこちの地盤に亀裂が入っていたり、倒壊した家屋があり、道路が通行止めになっていたりと大変な状況でしたが、市民の方々は、辛さを表に出さず、元気に振舞っていたんですよね…。
原社長様の安堵のため息ですが、地震発生してから、何とかもう一度励ましてくれている皆様に作ったお酒を飲んでもらいたいとの想いで、ここまでこぎつける事が出来た事に対しての「ため息」だったのかもしれませんね。
(私が想像する事の出来ない位、大変な思いをされた事だと思います。j
お金を払って地震に耐えたお酒を頂けるなんて有り難い限りです。
古賀さんがおっしゃる通り、復興にはそれなりにお金も必要ですが、石川県能登の「生牡蠣」や今回の原酒造さんの「越の誉」など、商品を購入し、地域に「活気」を取り戻す事が何よりも必要ではないかと感じました!!
古賀さん、素晴しい復興支援の行動感服しました。
1日も早い復興出来る事を祈願して、私も購入しようと思います。
(お酒の感想などは、古賀さん宜しくお願いします)
いよいよ帰宅訓練も1週間を切りました。土日とも5Km歩きましたが、20Kmは未知ですね。
本番前の5日間をうまく調整し、良いコンディションで望みたいと思います。
(私は、こちらの件についてご報告致します。)
PS:本日、野菜ソムリエ〜秋冬号の本を購入し、サツマイモの炊込みごはんを作って食べました^^
長文、失礼しました。
ここ最近、本当に能登半島沖地震、新潟県中越沖地震について、メディアは取り上げなくなりましたね。
避難所生活だった住民の方々が、仮設住宅に移って一安心ではないですよね。
これから、寒い冬が訪れます。お年寄りにとって、仮設住宅の屋根に積もった雪の撤去作業が出来ないと思います。確か、3年前の「新潟県中越地震」の時も撤去作業が大変だった様な記憶があります。
(テレビでその当時の作業風景を見ました。)
ボランティアの方々も今も手伝いされている方々も絶対いらっしゃるのではないかと思います。
暖冬になるか厳冬になるか、まだ分かりませんが、仮設住宅の皆様、ボランティアの方々には、くれぐれも体調に注意して過ごして欲しいと心から思いました。
古賀さん、テーマから離れてしまいすいません。
失礼しました。