2007年10月18日
10月13日放送 『地震のタネ!』
週土曜日の19:55から
私コガがお伝えしている防災5MINUTES CHECK。
10月13日放送のキーワードはこちらでした!
『地震のタネの発見!』
いま日本でただひとつ予知できる可能性がある地震と
考えられているのが『東海地震』なんですが、
この東海地震を引き起こす『タネ』が見つかった!と言う情報を
コガ、キャッチしました。
でも・・・タネ!?
この30年以内に起きる確率=80%以上と
政府の中央防災会議が発表しているほど差し迫っているのが東海地震。
静岡県沿岸を中心に、震度7クラスの大地震と
津波が起きると言われています。
その東海地震のタネ・・・
これはどういうことなんでしょうか?
キーパーソンに直接、お話を伺ってみました!
独立行政法人 防災科学研究所 地震地震研究部
松村正三さんです。
松村さんによると・・・
★東海地震の震源域で、プレート同士が非常に強く
くっついている部分を少なくとも3箇所発見。
★東海地震はM8を超える非常に大きな地震なので、
震源域も非常に大きい。
その震源域の中で地震を引き起こす『タネ』のイメージがこの3箇所。
なるほど、プレート型の地震というのは、
あるプレートが、隣り合うプレートの下にもぐりこんでゆく途中、
どこかでプレート同士がくっついてひっかかって、
でも潜り込もうとするのはそのままで、
どんどん力がたまり、ある日ばちん!と跳ね返るイメージ。
その、ぐぐっとくっついている場所が
見つかったということなんですね。
なんて重要な発見!
そして、松村さんは続けます。
★こういう場所を観察していく意味・・・
?東海地震が起きたときにどこがどう揺れるかを予測することが
あらかじめできる。
?特にプレート同士のくっつきが強い場所を注目してみることで、
予知の見逃しをふせぐ。
なるほど・・・研究が進むに連れて
予知がより精度を増していったり、シュミレーションを細かくできますよね。
さらに松村さんは、こんなことも仰っています。
★東海地震は静岡が中心なので、東京だと離れているために
揺れても震度5程度でそう酷いことにはならない。
でも、地盤が悪いと非常に強く揺れる場所があるだけでなく、
超高層ビルは特別な揺れが長く続くことが考えられる。
最近は色々な情報が最近出ているので、
そういうものに自分で注目しておく必要がある。
確かに、超高層ビルではたとえ震度が小さくても
ゆさゆさとした大きくて周期の長い揺れが
長い時間続くこともあると言います。(=長周期振動)
あなたは、ちゃんと地震にまつわる情報、
日ごろからチェックしてますか?
これからも番組とこのブログでは最新情報をお伝えしていくので、
参考にしていただけると嬉しいです!
私コガがお伝えしている防災5MINUTES CHECK。
10月13日放送のキーワードはこちらでした!
『地震のタネの発見!』
いま日本でただひとつ予知できる可能性がある地震と
考えられているのが『東海地震』なんですが、
この東海地震を引き起こす『タネ』が見つかった!と言う情報を
コガ、キャッチしました。
でも・・・タネ!?
この30年以内に起きる確率=80%以上と
政府の中央防災会議が発表しているほど差し迫っているのが東海地震。
静岡県沿岸を中心に、震度7クラスの大地震と
津波が起きると言われています。
その東海地震のタネ・・・
これはどういうことなんでしょうか?
キーパーソンに直接、お話を伺ってみました!
独立行政法人 防災科学研究所 地震地震研究部
松村正三さんです。
松村さんによると・・・
★東海地震の震源域で、プレート同士が非常に強く
くっついている部分を少なくとも3箇所発見。
★東海地震はM8を超える非常に大きな地震なので、
震源域も非常に大きい。
その震源域の中で地震を引き起こす『タネ』のイメージがこの3箇所。
なるほど、プレート型の地震というのは、
あるプレートが、隣り合うプレートの下にもぐりこんでゆく途中、
どこかでプレート同士がくっついてひっかかって、
でも潜り込もうとするのはそのままで、
どんどん力がたまり、ある日ばちん!と跳ね返るイメージ。
その、ぐぐっとくっついている場所が
見つかったということなんですね。
なんて重要な発見!
そして、松村さんは続けます。
★こういう場所を観察していく意味・・・
?東海地震が起きたときにどこがどう揺れるかを予測することが
あらかじめできる。
?特にプレート同士のくっつきが強い場所を注目してみることで、
予知の見逃しをふせぐ。
なるほど・・・研究が進むに連れて
予知がより精度を増していったり、シュミレーションを細かくできますよね。
さらに松村さんは、こんなことも仰っています。
★東海地震は静岡が中心なので、東京だと離れているために
揺れても震度5程度でそう酷いことにはならない。
でも、地盤が悪いと非常に強く揺れる場所があるだけでなく、
超高層ビルは特別な揺れが長く続くことが考えられる。
最近は色々な情報が最近出ているので、
そういうものに自分で注目しておく必要がある。
確かに、超高層ビルではたとえ震度が小さくても
ゆさゆさとした大きくて周期の長い揺れが
長い時間続くこともあると言います。(=長周期振動)
あなたは、ちゃんと地震にまつわる情報、
日ごろからチェックしてますか?
これからも番組とこのブログでは最新情報をお伝えしていくので、
参考にしていただけると嬉しいです!
投稿者: 古賀涼子
コメント
不肖コガ様、筆不精ゴガ様、
パンダ子パンダ古賀ンダム様(^_^;
憎いニクいにくい29い291。。。σ(-_-;)
こうして防災タネ・・・ネタを書かれたり、
いろんなシーンで元気なお姿を拝見できると
改めてホッと一安心です!
ひょっとしたら、来年だったりする事も全くないとは言い切れません…。
そう考えると、色々な情報を吸収する事が出来れば、
もし、発生したとしても被害を最小限に抑える事になるのではいかと思いました。
まだまだ地震についての情報は新聞の記事で読んだりしてます。、また、先日の新聞に、新潟中越地震、能登半島地震、新潟中越沖地震のその後についての記事を読みました。中越沖地震後の柏崎や長岡の姿を実際に見ましたが、新聞だけではなく、その現場に行かなれば分からない事(地震の影響によって国立公園の被害など)が沢山あるのだなぁって感じました。
古賀さん、これからもしっかり聴いて、自分の為だけでなく、皆の為になればと思ってますので、今後とも宜しくお願いします。たった5分間ですが、為になる情報が凝縮されていて、大変参考になりますし、考えさせられてます。
失礼しました。
(更新して間もないですし、防災のことですから、こちらにコメントさせて頂きます。)
キーワード「ストップ ニョキニョキ」
「地震によって思いがけないモノが、地面からニョキニョキ…」と古賀さんがおっしゃったので、多分マンホールかなぁと思いましたら、当りました!!
液状化現象によるマンホールの隆起ですが、
7月末に新潟県柏崎市を訪れた時に隆起したマンホールを見ましたが、道路の真ん中に隆起したマンホールがあると車が本当に通れないですよね。
(実際に通れなくて辛い思いをしました。)
そのまま走行するとフロントバンパーに衝突してしまう為、震災後の消防車・救急車は大変苦労されたのではないかと感じました。
東京都下水道局のナカジマさんが「液状化現象」について教えて下さいましたが、初めて知りました。地震によって、土が液状化する事をいうのですね。
通常はマンホールの中は空洞になっているが、地震による地下水圧が発生した水をマンホールへ導く様にして、水圧の上昇を抑えて液状化現象を抑制し、マンホールの隆起を防ぐしくみ…。
う〜ん、難しいですが、何となく分かります。
2010年までに緊急車輌が通る道路で、都内東部を中心にマンホールの隆起を防止対策する事ですね。
自転車の時は、マンホールを避けて走っておりますが、自動車だとどうしても、マンホールを踏んでしましますが、これから、都内東部を自動車で走る時に、このマンホールは、隆起防止対策を施しているのかなぁと考えすぎると事故を起こしてしまうので、頭の片隅に今回の防止対策をしている事を憶えておこうと思いました。
古賀さん、今回は、勉強になりました。有り難うございました。
明日(21日)のサンデースペシャルを聴く事は出来ませんが、心に残るユーミンのミュージックを沢山かけて下さいね。
長文、失礼しました。
地震のタネって「アスペリティ」のことですね。
2007年10月号のNEWTON(ニュートンプレス)で
地震に関する特集が組まれていてました。
もう、既にお読みでしたら、
余計な事を申し上げてすみません。
普段は防災意識の弱い私ですが、少しだけ備えをしてみました。
これも防災キャスターの古賀さんの影響を受けてしまったのかな?
先日から始まった緊急地震速報ですが、個人向けのサービスを登録してみました。
これは民間気象会社ウェザーニューズが始めたもので、個人向けの緊急地震速報サービス”The Last 10-Second”というものです。
緊急地震速報が発令されると、パソコンのデスクトップ上に警告音とともに警告画面が出て知らせてくれます。
実際に大地震が起きて警告を数秒前に受けても、果たして即行動できるかわかりませんが、心構えくらいはできるでしょう。