きのうは柏崎でのお話をアップしましたが、
きょうは近況報告その2ということで
柏崎の2日後、富士山でのお話です(^^)

コスモ石油とTOKYO FMをはじめとする全国JFN38局が
パートナーシップを組んで毎年、日本各地で
クリーンキャンペーン(清掃活動)を行なっています。
そして、その活動を象徴するプロジェクトが
年に1度行なわれる
『コスモ アースコンシャスアクト
 クリーンキャンペーン in Mt.Fuji』
そうです、富士山をみんなで綺麗にして、
翌日は綺麗になった富士山を
野口健さんと一緒にエコトレッキングしようというものなんです!

全国のJFN38局から
パーソナリティ1人+リスナーさん2人
(東京は20人)が富士山のふもとに大集合!
親子さん、あつあつカップル、遊び仲間、ご夫婦・・・
総勢200人のチームに、今年は私も参加させて頂きました!


清掃場所はこちら!





富士山そのものではなく、
樹海にあるキャンプ場の入り口近く、
国道から脇に入って数十メートルの草むらを
みんなで大清掃です!
富士山そのものは、実は多くの方の活動の成果あって
もうかなり綺麗になっているそうです。
逆に、まだまだゴミがあるのが樹海、とのこと。

当日は曇り、気温もそう高くなく、
じっとしていると涼しいくらい・・・
ですが、出てくる出てくる大量のごみと格闘し、
みんな汗びっしょり!!!

そして・・・2トンを超えるゴミが!!

まずは燃えるゴミ。





燃えないゴミ・・・と言うか、金属ゴミ。





タイヤの山。何故こんなところに!





そして、骨董品のような家電たち。





愕然としてしまいました。
ゴミとして捨てなければ
ゴミにはならないのに・・・。

でも、野口健さんの言葉に私達は少し救われました。
と言うのも、
今回はどうやら30年ほど前のゴミのよう、と言うことです。
その時代はまだ『環境問題』の意識が殆どなかった頃なので、
新しい時代のゴミがなかっただけでも、
喜ぶべきことなのかもしれませんね・・・
こうして、ひとつひとつを自分の手で片付けていくと
一層、モノを大切にすることへの思いも強まります。

翌日は、富士山3合目から5合目を
野口健さんと一緒にエコトレッキング!
なんて贅沢な体験なんでしょう・・・
運動不足の私は必要以上に汗をかきつつ、
野口さんの
『この花を登山中に目にするとね・・・ふふふ』
のような若干恐い話に冷や汗も流しつつ。

5合目は、こんな雲海が眼下に広がっていました。





実はこの日、野口さんが
『こんなに風が強いなんて・・・
 頂上に行く人たちは大丈夫かな』と心配されるくらいに
風が強い日でした。
木々もこんな風に・・・





お昼前に到着した私達は、5合目のレストハウスで
カレーライスを頂きました。
お腹ペコペコだった私は、あっという間に完食!





本当に素敵な2日間でした。
沢山の出会いと、沢山の気付きと。
かけがえのないものを頂きました。


最後に、もう1枚!





暗いかな?
東京チームに参加してくれた
笑顔が本当に可愛い『じゃがいもくん』と、ぱちり!
バスの中で、彼のパワフルで素敵なお母さまが
『じゃがいもみたいな息子と来ました〜♪
 じゃがいもって呼んでやって下さい!』と
自己紹介なさったことから、
あだ名がすっかり『じゃがいもくん』に。
にっこにこで、勉強家さんで、優しくて、
息子にしたい子 ダントツNO1の男の子でした
家に持って帰ろうと、羽交い絞めしている私(笑)

ありがとう、じゃがいも君!

参加してくださった方、本当にありがとうございました!!
投稿者: 古賀涼子
こんにちは、古賀涼子です。
このところ、すっかり更新が滞っていました。
にも関わらず、沢山の方から毎日メッセージを頂いて
とても恐縮です。
いつもお付き合い頂き、本当にありがとうございます!

ゆっくりパソコンに向かう間もなく、
最近ちょっとバタバタしていました。
そんな私の近況を、ちょっと真面目にご紹介します

7月16日(木)。
新潟県で起きた中越沖地震から2年の日でした。
私は当日、被災地の柏崎へ。



柏崎の追悼式典の会場近くから
エフエムラジオ新潟の中村智景さんと一緒に
追悼番組を放送させて頂きました。
2年前、私は体調を崩して入院していて、
病院のベッドの上でこのニュースを耳にしました。
何も出来ない自分がもどかしかったのを覚えています。

柏崎の街は、
平日の昼間と言うこともあってとても静かで・・・
商店街で普段どおりにお買い物をする方の姿も多かったです。
でも、商店街ではところどころに更地や空き地が。
かつ、建っているお店は新しい建物ばかり。
実は、
地震で倒壊した建物を再建することが出来ず空き地が多いこと、
新しい建物が比較的被害を受けずに残ったことの
象徴だと伺いました。

そして、柏崎の駅の近くではいま、
被災者の方が入居される『復興支援住宅』の建設が最終段階に。



(右奥の建物が復興住宅)
手前に並ぶ青い紙は、復興への願いや思い、決意を書いた
柏崎市民のみなさんによる青い短冊です。
お話を伺った市民の方は『2年前は、きのうのことのよう』と・・・
地震の残した爪あとは、まだ消えてはいません。

でも、2年経って、美しい海と美しい山、
そして温かい人の笑顔は確かに戻っています。
この夏には、美しい花火大会も沢山行なわれます。
私達ができる復興へのお手伝いは何だろう。
そのひとつに、観光という形があると
現地の方々はお話して下さいました。
私も、今度は仕事ではなく
新潟のファンの一人として、また伺おうと思います。

写真は、帰りの新幹線でのお楽しみ!
長岡の駅で購入した駅弁です(^^)
実は前日の夜から、ドーナッツやらおにぎりやら
片手で食べられるものしか食べていなかったので、
ゆっくりご飯を食べられることが嬉しくて(^^)

なんと、竹で編んだお弁当箱で・・・



開けると・・・



うわー!懐かしくて、素朴で、なんて素敵!

柏崎から長岡に向かう電車の車窓からの風景も
車内のちょっとレトロな感じも
心のご馳走でした。



また来るからね!新潟さん!
投稿者: 古賀涼子