新しい春は懐かしい春です。

川べりの道に桜の花が咲き始めた夜。
れんが屋ではなつかしい人たちが再会していました。

カプセルの中田ヤスタカさん、こしじまとしこさん。
そして、かつてカプセルのマネージャーだった、
今はジブリの内野友美さん。

そんなカプセルの活動をサポートしてきた
ヤマハの佐多美保さんも加わって、
ジブリ汗まみれ、今週は桜の森の音楽夜話。

たぶん新しい音楽も、いつも懐かしい音楽です。

鈴木敏夫のジブリ汗まみれ。
今夜の出演は、スタジオジブリ、鈴木敏夫、内野友美、
ヤマハミュージックコミュニケーションズ 佐多美保さん
そしてカプセルのこしじまとしこさん、中田ヤスタカさんでした。

そういえば、桜の花には、作者はいません。

だいたい桜の花ってオリジナルじゃなくて、
江戸時代に作られたソメイヨシノの遺伝子のコピーなんですよね。

でもコピーだからこそ、今も夜桜のまわりには、
遠い江戸の春がボーっと漂っているんです。

音楽や映画もホントはそんな遺伝子のコピー、
何か伝えたいものがいっぱい詰まった、カプセルなのかもしれません。


それは、今から7年前の事でした。

デビューしたばかりで、まだ名前も知られていなくて、
CDもあまり売れていなかった2人のサウンドが鈴木さんの耳にとまりました。

2004年ジブリのももせよしゆき監督が制作したコマーシャルに起用されました。

若い2人のグループ名はカプセル。
その曲の名前は、レトリメモリーというナンバーです。

7年前に初めて会ったときの印象は?

そんなわけでジブリ汗まみれ。
今週と来週は、鈴木さんとカプセルの中田ヤスタカさん
こしじまとしこさんとの音楽夜話。

あの、そこで裸足になってあぐらかいている鈴木さん、
収録中にポケットから靴下出さないで下さい。

鈴木敏夫のジブリ汗まみれ。
今夜の出演はスタジオジブリ、鈴木敏夫、内野友美、
ヤマハミュージックコミュニケーションズ 佐多美保さん、
そしてカプセルのこしじまとしこさん、中田ヤスタカさんでした。

世代を越えて、時空を越えて、
鈴木さんと中田さんをつなぐものは、
そんな新しさを探す、変わらない姿勢なのかもしれません。

3月3日のももの節句にリリースされたカプセルのニューアルバム
プレイヤーから、ハローをお送りしています。

鈴木さんとカプセルのお2人の春の宵の音楽夜話。
もしかしすると桜が咲くかもしれない来週に続きます。
お楽しみに。
やはりアカデミー会員は、押井守監督の感性にはついていけなかったようで、
映画アバターは、アカデミー賞の作品賞や監督賞を手にすることはできませんでした。

でもアカデミーとは関係なく、アバターは、
全世界で大ヒットして興行収入世界一を独走!
世界中にいまもアバター熱が広がっています。

というより、そのウィルスは、もうとっくの昔に潜伏していたようです。

たぶんそれは、だれもがインターネットで情報を共有し始めた頃、
そして、押井さんが空手をはじめた頃だったのかもしれません。

ジブリ汗まみれ!今週は、押井守、鈴木敏夫対談の後半戦!
このトークバトルを収録した押井さんの本「勝つために戦え!監督篇」の編集者、
コミックリュウの大野修一編集長!押井守専属ライターの野田真外さん!
そして、スカイクロラのプロデュサーをつとめた
プロダクションIGの石井朋彦さんも加わって
キャメロンに勝つ方法を考えたいと思います。

というかアバターに敗北宣言したのに、キャメロンみたいに働くのは御免!
そんな押井さんの今後について、じっくり話し合いたいと思います!

そういえば、あの「1Q84」の女性主人公は、肉体を神殿と呼ぶ武闘派なのに、
男性の主人公が描く小説と言う意識の世界へ迷い込んで行きます。

ま、とにかく、空手と映画、肉体と意識が共存する新しい押井ワールド、
ぜひとも実現させてほしいんですけど、大丈夫でしょうか?

鈴木敏夫のジブリ汗まみれ。
今夜の出演はスタジオジブリ・鈴木敏夫、伊平容子、
プロダクションアイジー プロデューサー・石井朋彦さん
株式会社徳間書店 アニメージュ統括プロデューサー/
COMICリュウ 編集長・大野修一さん、
有限会社グラナーテ ディレクター・野田真外さん、
そして、押井守さんでした。


今夜のれんが屋は賑やかです!
あの押井守監督が軍団を引き連れて殴り込みをかけて来たからです。

押井守原理主義者 ライター野田真外さん。

かつてジブリで鈴木さんのアシスタントを勤め、
今はプロダクションIGでスカイクロラや東のエデンといった話題作の
プロデュースを手がけて来た石井朋彦さん。

そして、徳間書店のコミックリュウの編集長 大野修一さん!

実は押井さんがコミックリュウに連載していた映画トーク
「勝つために戦え!監督篇!」が単行本化!
その巻末に収録する押井さん鈴木さんの対談が、
この夜行なわれようとしていたんです!

アカデミー賞前夜のジブリ汗まみれ!
今夜は、勝つために戦い続ける二人、押井守監督と鈴木さんとの、
あのアバターをめぐる大激論の模様をお届けしたいと思います。

でも、いきなり押井さんの口からこぼれたのは、ちょっと意外な言葉でした。

押井守監督が二月の末に刊行した本「勝つために戦え!監督篇!」
そこには、宮崎駿監督から、ジェームスキャメロン監督、
そして北野武監督やゴダール、ヴェンダース、リンチまで!
古今東西の巨匠たちが登場!
いつもの毒舌とともに押井さんの人生の戦い方も語られています。
たとえば、キャメロン監督の章には、こんな押井さんのつぶやきがありました。

「個人的にはよかったと思ってる。
 ハリウッドの真似をしてもしょうがないってことが、
 これだけあからさまになっちゃったんだから。」

ナウシカやもののけ姫、
さらにエヴァンゲリオンや攻殻機動隊の影響も指摘される映画アバター!
この映画がアカデミー賞の最有力候補となり、
世界の興行収入ナンバーワンとなる時代。
日本のアニメーションはこれからどう戦っていくのか?
れんが屋では、その先の闘いのための準備が、、、

どうも、まだなんにも始まってないみたいなんですけど、
来週はアバターに敗北した押井さんの
今後の人生についてじっくり語りあいたいと思います。
おたのしみに!