放送後記〜チェリー清水さんの後ろの席から〜
2016/05/06 update
こんにちは！
４月３０日土曜午後２時！
この日はドラマ【ラヴソング】主題歌の『Soup』、
初フルコーラスでオンエアもありました。
ドラマ、そしてドラマで使われる音楽についての感想、
たくさん頂いています。
東京都 大学生 あずさちゃん（１９）
「ドラマ『ラヴソング』第３話も観ました。
さくらさんのライブは成功と言っていいんですよね？
神代が最後のアンコールに応えてあげなかったのは
ちょっと人として冷たいなあと思いましたけど、
一緒にライブを見ている気持ちになって応援している私がいました。
それにしても、藤原さくらさんの声は個性的で素敵です。
福山さんは様々な人に楽曲を提供されていますが、
藤原さくらさんの声はどんな印象ですか。」
やっぱりすごく個性的ですよね。
声もそうですし、歌い方も個性的ですよね。
ドラマでのライヴの選曲は、監督と相談しまして、
いろんな候補があったんです。
まず本人が全く知らない曲をやるのはどうかなあと思って、
藤原さくらさんがある程度知っている曲。
その中で何をやろうか・何が出来るかっていろいろ話している中で、
ジブリもの好きですということだったんですね。
『やさしさに包まれたなら』がジブリっていう風に受け止めている世代なんです。
僕らの世代は荒井由美さんの作品として、
映画で使用される前から知ってますけど。
『Your Song／ LOVE PHYCHEDELICO』は意外でしたね。
さらに『SUMMER TIME』。
これはいろんな人がカバーしているジャズの名曲ですよね。
そして『500マイル』。
実はこれもポイントなんです。
ご本人が歌えるということと、それと最後にスカウトらしき人がいたでしょう？
そういう人が反応するのは、
ちょっと洋楽チックなことをやってた方がいいかなってことで、
『500マイル』を『five hundred miles』という風に変えることで
ふらっと来たスカウトの人も「おっ！」って思うかなあと思って。
それともう１つポイントは
アコースティックギター１本だけでアンサンブルをやるというので、
実はかなり大胆にアレンジをしたんですよね。
『やさしさに包まれたなら』は特に。あえて隙間を作って。
『Your Song』を選んだのも、ギター１本のリフで成立している楽曲ですし、
『SUMMER TIME』もギター１本でアンサンブルが成立する。
これも重要なポイントでした。
ライヴシーンはTwitter上で盛り上がってましたよね。嬉しいですね。
つづいては【ふつおた】
東京都 会社員 ふらいぱんだちゃん（２６）
「突然ですが、ドラマ【ラヴソング】毎週楽しく見ています。
さくらのファーストライブを見ていてふと頭に浮かんだ質問です。
福山さんの上京後最初のライブって
どんな感じだったんでしょうか、覚えていますか？
デビューシングルだけだったらライブの曲が足りなかったでしょう。
どんな曲を歌ったんですか？もしよかったら聞かせてください。」
一番最初は、お客さんがいなかったって言うのがあったんだけど、
まあそれは本当にお客さんがいなかったライブなのか、
とりあえずその日やってって言われてやったのか、
今となっては謎ですね。
デビュー後の最初のライブはちょうど今ぐらいの季節だったと思いますよ。
５月に入って…４月だったかなあ、シングルデビューが1990年3月21日で、
アルバムももう作っていたので、その曲をやりましたね。
でもほとんどがうちの事務所の
他のバンド・アーティストに動員をかけてもらって
きてくれたお客様たちだったんですよ。
だから僕のファンの方は殆どいなかったんじゃないのかなあ笑。
ズバリ言ってもいいですか？
最初のライヴ、苦い思い出ですよ(笑)
そういえば、振り返って覚えてているものって
苦いものしかないですよ。
あれよかったなあ、
うまく言ったなあ、
って思うものって記憶として薄いですよね。
それよりもうまくいかなかったものの方が強く記憶に残ってますね。
そういう意味で他のお便りにあった
「捨てられなくて溜まる一方のもの」っていうのは…苦い思い出。
あるでしょ？ 今浪さん、そういうの。
作家・今浪： はい…たぶん…。
福山： なさそうだねえ〜
今： 楽しかった思い出の方が覚えてないですか？
福： まじか！楽しかった思い出覚えてる？
今： それはいっぱい覚えてますね。
福： え、これみんなどうなの？
楽しかった思い出と、楽しくなかった・苦かった思い出、
どっちの数が多いの？
（スタッフに質問！）
楽しかった思い出の方が多いっていう方！
・
・
・
（爆笑して）
うちの番組を誇るアホ２トップですね(笑)
今浪さんと、ディレクター、チェリー清水さんじゃないですか！
やっぱりこのアホアホパワーでうちの番組は持ってるんだ！
じゃあ苦い思い出の方が多いなあという方？
・
・
・
ほら、圧倒的多数でこっちだよ！
今： ええ、びっくりですね！
福： すげえ、ディレクター清水さんと作家の今浪さん、
このうきゃっぽーコンビがこの番組を作ってるんだね。
今： なんか急に不安になってきました…
福： いや、いいバランスなんだよ。
どっちかっていうと、苦い思い出が多いっていう方がMajorityなんですよ。
Minorityですよ、お二人は。
でもその圧倒的少数派のお二人が支えてるわけ！
これは日本も、世界もそうだよね。
世界も圧倒的少数のうきゃっぽー人種、うきゃっぽー族が支えている、
そうじゃないと世界はどんどん暗い雰囲気になっていくから。
楽しい思い出を持ってる人ばっかりが増えると多分地球は滅びますよ。
人類はダメになります。
だって反省しないんだもん、失敗を学ばないんだもん(笑)
失敗をどんどん忘れていくでしょ、二人とも。
酒飲んで忘れちゃうでしょ、人類は滅亡するんですよ、
総人ばかりだと！
逆にいうと我々みたいな苦い思い出多数派ばっかりになっても
それはそれで人類は滅亡しますから。
今： 悩みすぎてしまうんですね。
福： そうそう。暗い星になるぞ〜、地球が。
君たちみたいなうきゃっぽー族がいることによって、
いいバランスが保たれているわけですよ。ありがとうございます。
今： こちらこそありがとうございます。
と、まさかの番組ツートップの素性があからさまになる展開に・・・。
引き続き【ラヴソング】、そして主題歌『Soup』、劇中歌『恋の中』、
ご感想、お待ちしています！
次回もまた、聴いてくださいね♪
４月３０日土曜午後２時！
この日はドラマ【ラヴソング】主題歌の『Soup』、
初フルコーラスでオンエアもありました。
ドラマ、そしてドラマで使われる音楽についての感想、
たくさん頂いています。
東京都 大学生 あずさちゃん（１９）
「ドラマ『ラヴソング』第３話も観ました。
さくらさんのライブは成功と言っていいんですよね？
神代が最後のアンコールに応えてあげなかったのは
ちょっと人として冷たいなあと思いましたけど、
一緒にライブを見ている気持ちになって応援している私がいました。
それにしても、藤原さくらさんの声は個性的で素敵です。
福山さんは様々な人に楽曲を提供されていますが、
藤原さくらさんの声はどんな印象ですか。」
やっぱりすごく個性的ですよね。
声もそうですし、歌い方も個性的ですよね。
ドラマでのライヴの選曲は、監督と相談しまして、
いろんな候補があったんです。
まず本人が全く知らない曲をやるのはどうかなあと思って、
藤原さくらさんがある程度知っている曲。
その中で何をやろうか・何が出来るかっていろいろ話している中で、
ジブリもの好きですということだったんですね。
『やさしさに包まれたなら』がジブリっていう風に受け止めている世代なんです。
僕らの世代は荒井由美さんの作品として、
映画で使用される前から知ってますけど。
『Your Song／ LOVE PHYCHEDELICO』は意外でしたね。
さらに『SUMMER TIME』。
これはいろんな人がカバーしているジャズの名曲ですよね。
そして『500マイル』。
実はこれもポイントなんです。
ご本人が歌えるということと、それと最後にスカウトらしき人がいたでしょう？
そういう人が反応するのは、
ちょっと洋楽チックなことをやってた方がいいかなってことで、
『500マイル』を『five hundred miles』という風に変えることで
ふらっと来たスカウトの人も「おっ！」って思うかなあと思って。
それともう１つポイントは
アコースティックギター１本だけでアンサンブルをやるというので、
実はかなり大胆にアレンジをしたんですよね。
『やさしさに包まれたなら』は特に。あえて隙間を作って。
『Your Song』を選んだのも、ギター１本のリフで成立している楽曲ですし、
『SUMMER TIME』もギター１本でアンサンブルが成立する。
これも重要なポイントでした。
ライヴシーンはTwitter上で盛り上がってましたよね。嬉しいですね。
つづいては【ふつおた】
東京都 会社員 ふらいぱんだちゃん（２６）
「突然ですが、ドラマ【ラヴソング】毎週楽しく見ています。
さくらのファーストライブを見ていてふと頭に浮かんだ質問です。
福山さんの上京後最初のライブって
どんな感じだったんでしょうか、覚えていますか？
デビューシングルだけだったらライブの曲が足りなかったでしょう。
どんな曲を歌ったんですか？もしよかったら聞かせてください。」
一番最初は、お客さんがいなかったって言うのがあったんだけど、
まあそれは本当にお客さんがいなかったライブなのか、
とりあえずその日やってって言われてやったのか、
今となっては謎ですね。
デビュー後の最初のライブはちょうど今ぐらいの季節だったと思いますよ。
５月に入って…４月だったかなあ、シングルデビューが1990年3月21日で、
アルバムももう作っていたので、その曲をやりましたね。
でもほとんどがうちの事務所の
他のバンド・アーティストに動員をかけてもらって
きてくれたお客様たちだったんですよ。
だから僕のファンの方は殆どいなかったんじゃないのかなあ笑。
ズバリ言ってもいいですか？
最初のライヴ、苦い思い出ですよ(笑)
そういえば、振り返って覚えてているものって
苦いものしかないですよ。
あれよかったなあ、
うまく言ったなあ、
って思うものって記憶として薄いですよね。
それよりもうまくいかなかったものの方が強く記憶に残ってますね。
そういう意味で他のお便りにあった
「捨てられなくて溜まる一方のもの」っていうのは…苦い思い出。
あるでしょ？ 今浪さん、そういうの。
作家・今浪： はい…たぶん…。
福山： なさそうだねえ〜
今： 楽しかった思い出の方が覚えてないですか？
福： まじか！楽しかった思い出覚えてる？
今： それはいっぱい覚えてますね。
福： え、これみんなどうなの？
楽しかった思い出と、楽しくなかった・苦かった思い出、
どっちの数が多いの？
（スタッフに質問！）
楽しかった思い出の方が多いっていう方！
・
・
・
（爆笑して）
うちの番組を誇るアホ２トップですね(笑)
今浪さんと、ディレクター、チェリー清水さんじゃないですか！
やっぱりこのアホアホパワーでうちの番組は持ってるんだ！
じゃあ苦い思い出の方が多いなあという方？
・
・
・
ほら、圧倒的多数でこっちだよ！
今： ええ、びっくりですね！
福： すげえ、ディレクター清水さんと作家の今浪さん、
このうきゃっぽーコンビがこの番組を作ってるんだね。
今： なんか急に不安になってきました…
福： いや、いいバランスなんだよ。
どっちかっていうと、苦い思い出が多いっていう方がMajorityなんですよ。
Minorityですよ、お二人は。
でもその圧倒的少数派のお二人が支えてるわけ！
これは日本も、世界もそうだよね。
世界も圧倒的少数のうきゃっぽー人種、うきゃっぽー族が支えている、
そうじゃないと世界はどんどん暗い雰囲気になっていくから。
楽しい思い出を持ってる人ばっかりが増えると多分地球は滅びますよ。
人類はダメになります。
だって反省しないんだもん、失敗を学ばないんだもん(笑)
失敗をどんどん忘れていくでしょ、二人とも。
酒飲んで忘れちゃうでしょ、人類は滅亡するんですよ、
総人ばかりだと！
逆にいうと我々みたいな苦い思い出多数派ばっかりになっても
それはそれで人類は滅亡しますから。
今： 悩みすぎてしまうんですね。
福： そうそう。暗い星になるぞ〜、地球が。
君たちみたいなうきゃっぽー族がいることによって、
いいバランスが保たれているわけですよ。ありがとうございます。
今： こちらこそありがとうございます。
と、まさかの番組ツートップの素性があからさまになる展開に・・・。
引き続き【ラヴソング】、そして主題歌『Soup』、劇中歌『恋の中』、
ご感想、お待ちしています！
次回もまた、聴いてくださいね♪
@fukunoradio
