Yuming Chord
松任谷由実
2023.11.10.O.A
『ﾕｰﾐﾝ乾杯!!』収録曲へのﾘｸｴｽﾄを､曲の感想やﾒｯｾｰｼﾞをご紹介しながらお届けします｡今日のｺｰﾄﾞは｢『ﾕｰﾐﾝ乾杯!!』ﾘﾘｰｽﾏﾝｽﾘｰｽﾍﾟｼｬﾙ ～乾杯!!おかわりﾘｸｴｽﾄ｣です｡
■今週のChordは“『ﾕｰﾐﾝ乾杯!!』ﾘﾘｰｽﾏﾝｽﾘｰｽﾍﾟｼｬﾙ ～乾杯!!おかわりﾘｸｴｽﾄ”
SATURDAY NIGHT ZOMBIES
RHYMESTER cheers 松任谷由実
今､お送りしているのは､RHYMESTER cheers 松任谷由実｢SATURDAY NIGHT ZOMBIES｣です｡
いよいよこの冬ﾘﾘｰｽになる､『ﾕｰﾐﾝ乾杯!! ～松任谷由実50周年記念ｺﾗﾎﾞﾍﾞｽﾄｱﾙﾊﾞﾑ～』からの1曲です｡
通常のﾄﾘﾋﾞｭｰﾄでもなく､ﾘﾐｯｸｽでもなく､私の当時の楽曲のﾃﾞｰﾀをそのまま渡して､好きにしてもらおう！というｺﾝｾﾌﾟﾄで作ったｱﾙﾊﾞﾑの中でも､この曲は､1番最初に出来上がってきたものです｡
彼らとは長いお付き合いなんですけれど､今回､このｺﾗﾎﾞﾍﾞｽﾄｱﾙﾊﾞﾑの特典として､参加ｱｰﾃｲｽﾄのみなさんへ､私の直筆の手紙をそれぞれに書いてﾌﾞｯｸﾚｯﾄにして掲載することになっています｡
RHYMESTERには､まず､10年前のｲﾍﾞﾝﾄでRHYMESTERがこの曲を選んでくれたんですけれど､これを選んでくれたｾﾝｽが嬉しかった！ということから始まり､ﾊｲｽﾍﾟｯｸな東京の男たちだよね､ということで､感謝の気持ちを手紙にしました｡
この番組でも､すでに収録楽曲の中の6曲をﾌﾙｻｲｽﾞでｵﾝｴｱしてきて､ﾘｽﾅｰのみなさんの反応が知りたくなって､｢乾杯おかわりﾘｸｴｽﾄ｣を企画したんですけれど､ﾘｸｴｽﾄは後半でお答えするとして､ここで！新たに1曲､ﾌﾙｻｲｽﾞでお聴きいただきましょう｡
お送りするのは､GLIM SPANKY cheers 松任谷由実｢真夏の夜の夢｣です｡
GLIM SPANKYとの出会いは､2018年8月の『Yuming Chord』に､ｹﾞｽﾄとして出演してもらったのが最初なんですけれど､話しているうちに､ﾎﾞｰｶﾙの（松尾）ﾚﾐちゃんと私の共通点がすごく多いことがわかって｡
話しているうちに､というより､彼らのｻｳﾝﾄﾞを聴いた途端､｢あ､筋金入りのﾛｯｸ好きだ｣と思い･･･問わず語りで､なんか､ﾉﾘが合うんですよね｡ﾚﾐちゃんの声も大好きだし｡
3人でご飯を食べに行ったりとか､ﾗｲﾌﾞも複数回､観に行ってます｡それから､GLIM SPANKYの新年会というのも行ったりして｡
さて､そんな2人が選んだのが｢真夏の夜の夢｣だったんです｡
ちょっと意外な気もしたし､彼らの感じでやったらすごく面白いかもしれないと思い､私はちょっとだけﾘｸｴｽﾄを出して｡｢印象的なﾘﾌは使わないようにしてくれ｣と｡
｢亀｣って呼んでいるんですけれど､亀本（寛貴）君がｷﾞﾀｰﾘﾌの天才なんですよ｡それで､新しい｢真夏の夜の夢｣に生まれ変わりました｡
それでは､GLIM SPANKY cheers 松任谷由実で｢真夏の夜の夢｣｡
真夏の夜の夢
GLIM SPANKY cheers 松任谷由実
そんなわけで､原曲にない新たなｷﾞﾀｰﾊﾟｰﾄを追加して､GLIM SPANKYらしいｻｲｹﾃﾞﾘｯｸなﾛｯｸﾅﾝﾊﾞｰになりました｡
間奏でｲﾝﾄﾞ音楽みたいになっちゃうところが､すごく好きです｡ｻｲｹで｡そして私とﾚﾐちゃんの声が似ているので､“倍音多し”なところもすごく好きです｡
今日のｺｰﾄﾞは｢『ﾕｰﾐﾝ乾杯!!』ﾘﾘｰｽﾏﾝｽﾘｰｽﾍﾟｼｬﾙ ～乾杯!!おかわりﾘｸｴｽﾄ｣｡
番組の公式ｻｲﾄで募集した『ﾕｰﾐﾝ乾杯!!』収録曲へのﾘｸｴｽﾄを､曲の感想やﾒｯｾｰｼﾞをご紹介しながらお届けします｡
では､ﾒｯｾｰｼﾞからご紹介しますね｡
千葉県 ﾗｼﾞｵﾈｰﾑ｢ﾁﾘﾍﾟｯﾊﾟｰ｣さん
ﾘｸｴｽﾄはYOASOBIの｢中央ﾌﾘｰｳｪｲ｣｡
ｷｬｯﾁｰなｱﾚﾝｼﾞでｷﾗｷﾗしていますね｡とても中毒性があります☆
先日のON AIRを何度もﾘﾋﾟｰﾄしてしまいました｡
浮遊感で空も飛べそうなｸﾙﾏをｲﾒｰｼﾞしました｡まさに､｢懐かしい未来 新しい過去｣ですね！
ﾄﾞﾗｲﾌﾞという2人の空間･時間｡新たに加えられた歌詞の部分､｢このまま このまま…｣のところが切なくて､ｷｭﾝってなります｡
他のｱｰﾃｨｽﾄとのｺﾗﾎﾞも楽しみで『ﾕｰﾐﾝ乾杯!!』の発売が待ち遠しいです！
ありがとう｡私も､本当にﾘﾘｰｽが待ち遠しいです！
これ､通して（聴いて）全貌を知って欲しいなあ｡私もですし､参加ｱｰﾃｨｽﾄたちのﾁｬﾚﾝｼﾞ精神がきっと背中を押してくれると思いますよ｡
YOASOBIの2人とｺﾗﾎﾞした｢中央ﾌﾘｰｳｪｲ｣､ﾎﾝﾄ､ｷﾗｷﾗしてるよね！
Ayaseくんは｢当時の中央高速を抜けて､今を走るﾄﾖﾀﾏｰｸⅡに僕らも乗り込んで大都会の夜を一緒にﾄﾞﾗｲﾌﾞ｡そんなｲﾒｰｼﾞを頭に浮かべながら作りました｣というﾒｯｾｰｼﾞを寄せてくれました｡
そして､ﾎﾞｰｶﾙのikuraちゃんは､｢歌詞に登場する風景を頭に描きつつ､風を感じながら楽しく歌わせていただきました｣と､ｺﾒﾝﾄしてくれています｡
この曲が出来上がるまでのいきさつについては､『Yuming Chord』のほか､ﾃﾚﾋﾞの取材などでも話しているんですけれど､今回､YOASOBIからの提案で｢中央ﾌﾘｰｳｪｲ｣が候補にあがってきたときに､YOASOBIは小説を原作にして音楽をつくる､というのを聞いて､私がﾃﾞﾋﾞｭｰするまでの軌跡を小説にした山内ﾏﾘｺさんの本､『すべてのことはﾒｯｾｰｼﾞ 小説ﾕｰﾐﾝ』を読んでみて！って提案したんですよ｡
というのは､最初､山内さんと話しているときに､｢物語の最後が『中央ﾌﾘｰｳｪｲ』が流れている感じ｣と言っていたので､じゃあﾋﾟｯﾀﾘじゃないか､と思いおすすめしました｡
そして原曲に新しい歌詞とﾒﾛﾃﾞｨｰが追加されていて､さすが!!と絶賛しちゃいました｡
『小説ﾕｰﾐﾝ』で描かれているﾃﾞﾋﾞｭｰ前の10代の頃の日々が､この令和版｢中央ﾌﾘｰｳｪｲ｣に凝縮されている､みたいな､そんな楽曲に仕上がっています｡
そしてもう1通､YOASOBIとｺﾗﾎﾞした｢中央ﾌﾘｰｳｪｲ｣には､こんな感想も届いてます｡
大阪府 ﾗｼﾞｵﾈｰﾑ｢まなかの｣さん
もう一度おかわりしたいﾕｰﾐﾝ乾杯！は､YOASOBIとｺﾗﾎﾞしている｢中央ﾌﾘｰｳｪｲ｣です｡
なんとかわいい｢中央ﾌﾘｰｳｪｲ｣なんだ､と聴き入ってしまいました｡
とっても心地よい余韻が頭に残り､また聴きたいです｡
発売日､とっても楽しみです｡
嬉しいですね｡
私のﾌｧﾝの人たちは､“ﾕｰﾐﾝﾌｧﾝ”というだけじゃなくて､“音楽ﾌｧﾝ”でもある可能性がすごく高いんですよね｡だから､私を通じて新たなｱｰﾃｨｽﾄ､今､旬の人達の音楽に触れたりすることが出来るんですよね･･･なんて､恩着せちゃって（笑）｡
普通に私の実年齢で､ｺｱﾌｧﾝ層くらいの年齢だとしたら､YOASOBIの｢YO｣の字も知らない可能性だってあるじゃない？
でもね､このｱﾙﾊﾞﾑではYOASOBIだけじゃなくて､｢へえ､こういうｱｰﾃｨｽﾄがいたんだ｣って驚きもいろいろ感じてもらえると思いますよ｡
それでは､ﾘｸｴｽﾄにおこたえして､時空を超えたﾊｲﾌﾞﾘｯﾄﾞ･ｺﾗﾎﾞﾊﾞｰｼﾞｮﾝ！
YOASOBI cheers 松任谷由実で｢中央ﾌﾘｰｳｪｲ｣｡
中央ﾌﾘｰｳｪｲ
YOASOBI cheers 松任谷由実
今日は､｢『ﾕｰﾐﾝ乾杯!!』ﾘﾘｰｽﾏﾝｽﾘｰｽﾍﾟｼｬﾙ ～乾杯!!おかわりﾘｸｴｽﾄ｣というｺｰﾄﾞで､GLIM SPANKYとｺﾗﾎﾞした｢真夏の夜の夢｣を初ﾌﾙｵﾝｴｱ！
そして､｢乾杯!!おかわりﾘｸｴｽﾄ｣にもおこたえしましたが､来週も引き続き､ﾘｸｴｽﾄにおこたえしますので､曲の感想やﾘｸｴｽﾄをお送りください｡
『Yuming Chord』の番組公式ｻｲﾄで随時､募集中です！
そして！『ﾕｰﾐﾝ乾杯!!』の先行予約を会場で受付しているのが､大和証券ｸﾞﾙｰﾌﾟpresents 50th Anniversary 松任谷由実ｺﾝｻｰﾄﾂｱｰ｢The Journey｣です｡
次回は､東京の代々木第一体育館にて､11月15日･16日の2日間の公演になります｡会場で『ﾕｰﾐﾝ乾杯!! ～松任谷由実50周年記念ｺﾗﾎﾞﾍﾞｽﾄｱﾙﾊﾞﾑ～』の先行予約を受付中です｡ｺﾝｻｰﾄ会場でのご予約･ご購入につき､先着で､会場限定のﾌﾟﾚｾﾞﾝﾄがあります｡
会場でのご予約はお早めにどうぞ｡
そのほか、ﾂｱｰｸﾞｯｽﾞの詳細やﾂｱｰのｽｹｼﾞｭｰﾙ､ｺﾗﾎﾞﾍﾞｽﾄｱﾙﾊﾞﾑ｢ﾕｰﾐﾝ乾杯!!｣に関する情報も含めて､私の最新情報や近況は､私の公式ﾎｰﾑﾍﾟｰｼﾞやﾂｲｯﾀｰ改め｢X｣､Facebook､ｲﾝｽﾀｸﾞﾗﾑなどでお知らせしています｡
ぜひ､ﾁｪｯｸしてみてくださいね｡
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