Yuming Chord
松任谷由実
2021.09.03.O.A
それぞれに選んでいただいたﾍﾞｽﾄ1ｿﾝｸﾞを､ﾒｯｾ―ｼﾞとともにご紹介していきます｡
今日のｺｰﾄﾞは､｢あなたのBest Yuming Song｣です｡
■今週のChordは“あなたのBest Yuming Song”
埠頭を渡る風
松任谷 由実
お送りしているのは､1978年11月ﾘﾘｰｽのｱﾙﾊﾞﾑ『流線形'80』から｢埠頭を渡る風｣です｡
この曲は､｢SURF & SNOW in 逗子ﾏﾘｰﾅ｣（1978･79･82は｢葉山ﾏﾘｰﾅｻﾏｰﾘｿﾞｰﾄｺﾝｻｰﾄ｣）で歌う定番ｿﾝｸﾞ｡ﾗｽﾄに歌って打ち上げ花火というのがお約束でした｡
では､この曲にﾘｸｴｽﾄくださった､ﾗｼﾞｵﾈｰﾑ｢ﾁﾍﾞｯﾄのまこ｣さんからのﾒｯｾｰｼﾞをご紹介しましょう｡
ﾗｼﾞｵﾈｰﾑ＜ﾁﾍﾞｯﾄのまこ＞さん
昔､車の後部座席で､片思いしてた男子の隣に並んで座ったことがあります｡その時､この歌詞のようなｼｰﾝがあって､ﾄﾞｷﾄﾞｷしたなあ｡
♪ゆるいｶｰﾌﾞで あなたへたおれてみたら 何もきかずに 横顔で笑って･･･
どれか1曲なんて厳しいですが､よろしくお願いします！
さまざまな想いを抱えたﾒﾝﾊﾞｰで出かけるﾄﾞﾗｲﾌﾞ｡
助手席は誰で､後部座席はどう並ぶ？そんな駆け引きも楽しいものです｡
でも､そんな｢密｣な関係が作れない昨今､せめて､私の歌で､妄想ﾄﾞﾗｲﾌﾞを楽しんでください｡
そんな1曲でｽﾀｰﾄした『Yuming Chord』｡
9月に入って､いよいよ､今月30日からは｢深海の街｣ﾂｱｰが始まります｡今は､粛々とﾘﾊｰｻﾙをしていますが､正直､さまざまな不安はぬぐえません｡
ﾘｽﾅｰのみなさんも､きっと､同じような想いを抱えていらっしゃると思いますが､ここからのひとときは､番組ｻｲﾄで募集した､｢あなたのBest Yuming Song｣をお楽しみください｡
｢大切な思い出がよみがえる曲｣や｢ここぞ！というときにﾊﾟﾜｰがﾁｬｰｼﾞできる曲｣など､それぞれに選んでいただいたﾍﾞｽﾄ1ｿﾝｸﾞを､ﾒｯｾ―ｼﾞとともにご紹介していきます｡
では早速､次のﾘｸｴｽﾄをご紹介しましょう｡
Babies are popstars
松任谷 由実
ﾗｼﾞｵﾈｰﾑ＜ひとっぺ＞さん
ﾍﾞｽﾄYuming Songは､｢Babies are popstars｣です｡
2019年12月､私は結婚して､故郷の仙台から名古屋へと引っ越しました｡
しばらくして､主人が持っていたｱﾙﾊﾞﾑ『POP CLASSICO』を聴いて衝撃が走りました｡
｢Babies are popstars｣を聴いて､父と母に感謝する気持ちとともに､この時代に生まれてこられた奇跡に､胸がいっぱいになりました｡
特に｢ﾊﾟﾊﾟのﾏﾏも ﾏﾏのﾊﾟﾊﾟも｣という歌詞がお気に入りで､よく口ずさんでいます｡
引っ越してすぐｺﾛﾅ禍になり､離れた両親となかなか会えなくなりましたが､この寂しい気持ちを､ﾕｰﾐﾝはあたたかく包んでくれます｡
小さい頃から､家ではよくﾕｰﾐﾝの曲がかかっていたので､ﾕｰﾐﾝの声を聴くと､実家のような安心感を感じるんです｡
深海の街ﾂｱｰで､初めてお会い出来ること､とても楽しみにしています｡
ご実家でも､そして､結婚相手の方も､私の曲を聴いて下さっていたんですね｡
｢音楽はｲﾝﾃﾘｱ｣というのが私の持論｡
これからは私の曲とともに､旦那さんと､新しいSweet Homeを作っていってくださいね｡
｢ひとっぺ｣さん､ﾒｯｾｰｼﾞ､ありがとうございました！
では､ﾘｸｴｽﾄにおこたえして､2013年11月ﾘﾘｰｽのｱﾙﾊﾞﾑ『POP CLASSICO』から､｢Babies are popstars｣！
この曲は､ｱﾙﾊﾞﾑ『POP CLASSICO』のｵｰﾌﾟﾆﾝｸﾞを飾る1曲ですが､森本千絵さんの並々ならぬ熱意でMVを撮影したのが､なつかしい思い出｡
改めて聴くと､命を肯定する､ﾊｯﾋﾟｰな歌！こんな世の中だからこそ､お届けしたい1曲です｡
この曲には､栃木県のﾗｼﾞｵﾈｰﾑ｢よう｣さんからもﾘｸｴｽﾄいただきました｡
｢よう｣さんは､ｺﾝｻｰﾄﾂｱｰ『POP CLASSICO』のｹﾞﾈﾌﾟﾛ（通しﾘﾊｰｻﾙのことですね）ご招待に当選して､お母さまと観にいらしてくださったそうです｡
｢まさかのﾜｲﾔｰｱｸｼｮﾝには驚かされました｣という感想｡
ｽﾃｰｼﾞでは､私､なんでもやりますから！
Spinning Wheel
松任谷 由実
今日のｺｰﾄﾞは､｢あなたのBest Yuming Song｣｡
続いては､埼玉県のﾗｼﾞｵﾈｰﾑ｢ﾌﾟﾙﾌﾟﾙｺｱﾗ｣さんからのﾘｸｴｽﾄで｢Spinning Wheel｣｡
お送りしているのは､1999年11月ﾘﾘｰｽのｱﾙﾊﾞﾑ『FROZEN ROSES』に収録されている1曲､｢Spinning Wheel｣です｡
では､ﾘｸｴｽﾄをくださった｢ﾌﾟﾙﾌﾟﾙｺｱﾗ｣さんからのﾒｯｾｰｼﾞ､ご紹介しますね｡
ﾗｼﾞｵﾈｰﾑ＜ﾌﾟﾙﾌﾟﾙｺｱﾗ＞さん
昨年末から心待ちにしている｢深海の街ﾂｱｰ｣が始まるというのに､ｺﾛﾅﾊﾟﾝﾃﾞﾐｯｸ､いい加減にして！っていう感じです｡
それに加え､私の住む埼玉にもﾕｰﾐﾝが来るというのに仕事でﾁｹｯﾄ争奪戦にも参戦できず､来年3月末の東京公演まで保留です｡
ﾌﾟﾗｲﾍﾞｰﾄでも､もろもろあり､両親の介護､夫婦の問題､子どものこと､自分の未来のこと･･･と､一度に考えると頭はover heat｡
そういう時は心地よいﾕｰﾐﾝのtalkと流れる楽曲を聴くことで､しばしの間､面倒なことを忘れられます｡おすすめのﾊﾟﾙﾑのｱｲｽｸﾘｰﾑ､ﾘﾋﾟしそうです｡
ﾘｸｴｽﾄは“Spinning Wheel”をお願いします｡
ﾌﾟﾙﾌﾟﾙｺｱﾗさんは50代の方｡ご家族のことを､一手に背負うことになりがちですよね｡
この文章でも､ご自身のことは後まわし｡ご両親の介護を担う娘で､妻で､母でもある､本当に､女性の50代は､いくつもの役割をもつ､大変な時期だと思います｡
ﾗｼﾞｵを聴きながらﾊﾟﾙﾑを食べる･･･そんなひとときを､大事にしてくださいね｡
今日のｺｰﾄﾞは､｢あなたのBest Yuming Song｣｡
続いて､今日最後のﾘｸｴｽﾄは､歯科助手のお仕事をされているという20代､ﾗｼﾞｵﾈｰﾑ｢ﾋﾖﾘ･ｷﾞｬﾗｶﾞｰ｣さんからいただきました｡ﾒｯｾｰｼﾞ､ご紹介しますね｡
NIGHT WALKER
松任谷 由実
ﾗｼﾞｵﾈｰﾑ＜ﾋﾖﾘ･ｷﾞｬﾗｶﾞｰ＞さん
私のとっておきの一曲は､｢NIGHT WALKER｣です｡
ﾒﾛﾃﾞｨも歌詞も大好きな曲で､洗い物をしながら歌う十八番です｡
家族の誰かが近くにいたら､ｻﾋﾞ前のWoWWoW WoWWoW♪の合いの手を､必ず入れてくれます｡ﾂｱｰ､楽しみです！
川口の公演に､家族揃って参戦いたします｡まだまだ暑い日々が続きそうですが､ﾕｰﾐﾝもｽﾀｯﾌの皆様もご自愛ください｡
いいですね〜合いの手！ご家族､ﾅｲｽです｡なんだかとっても素敵なご家庭｡ぜひ､代々､歌い継いでいってくださいね｡
｢深海の街｣ﾂｱｰにもいらしてくださるということなので､ぜひご一緒に､そっと､私の歌を口ずさんでください｡
では､｢ﾋﾖﾘ･ｷﾞｬﾗｶﾞｰ｣さんのﾘｸｴｽﾄで｢NIGHT WALKER｣｡
お送りしたのは､1983年2月ﾘﾘｰｽのｱﾙﾊﾞﾑ『REINCARNATION』から､｢NIGHT WALKER｣でした｡
今日のｺｰﾄﾞは｢あなたのBest Yuming Song｣ということで､番組の公式ｻｲﾄに届いたﾘｸｴｽﾄにおこたえしてきました｡
ご紹介できなかったﾒｯｾｰｼﾞ､まだたくさんありますので､来週も引き続き､｢あなたのBest Yuming Song｣ﾘｸｴｽﾄ､お届けします｡お聴き逃しなく！
そして､｢深海の街｣ｺﾝｻｰﾄﾂｱｰのｽﾀｰﾄまで､いよいよひと月を切りました｡
来年にかけて､全国63公演を予定していますが､さまざまな工夫をこらしながら､心ゆくまでお楽しみいただけるよう準備をしています｡
公演日程やﾁｹｯﾄ販売の詳細は､私の公式ﾎｰﾑﾍﾟｰｼﾞでご覧ください｡
そのほか､私の最新情報や近況は､私の公式ﾎｰﾑﾍﾟｰｼﾞやﾂｲｯﾀｰ､ｲﾝｽﾀｸﾞﾗﾑなどでお知らせしています｡
ぜひ､ﾁｪｯｸしてみてくださいね｡
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