Yuming Chord
松任谷由実
2021.07.02.O.A
7月5日、私のデビュー記念日直前、ということで、今日のコードは直球ストレート!「返事はいらない」です。
■今週のChordは“返事はいらない”
返事はいらない
荒井 由実
今から49年前、1972年の7月5日。この「返事はいらない」というタイトルのシングルが発売されました。
私が、シンガーソングライターとしてデビューした日、ということになります。
いわゆる7インチシングルで、ジャケット写真は私のオフィシャルサイトにも掲載されているんですけど、ヘアメイクもナチュラル。当時18歳、多摩美術大学の1年生でした。
そんな思い出深いファーストシングルからスタートした「Yuming Chord」。
7月5日、私のデビュー記念日直前、ということで、当時の出来事をふりかえりながら、私の創作活動“ことはじめ”、お話しようと思います。
そこで、今日のコードは直球ストレート!「返事はいらない」です。
私は、このシングルをリリースする前の1971年、17歳ですでに作曲家としてデビューしていました。
作曲家として契約を結んだアルファレコードの創設者、村井邦彦さんのすすめで、1972年、「返事はいらない」でシンガーソングライターデビューすることになったんですね。
ではここで1曲。シングル盤といえばB面!
私のデビューシングル「返事はいらない」のB面、「空と海の輝きに向けて」。
空と海の輝きに向けて
荒井 由実
私のデビューシングル「返事はいらない」とともに、この曲は、翌年の1973年にリリースしたデビューアルバム『ひこうき雲』に、バージョンを変えて録音し直して収録されています。
改めて、記念すべきデビュー曲となったこの2曲を聴いたあとは、デビュー当時の私がよく聴いていた大好きな曲、お送りします!
『Yuming Chord』、今日のコードは「返事はいらない」。
この曲でシングルデビューしたときのエピソードをお送りしていますが、ここで、1972年、デビュー当時によく聴いていた洋楽を1曲。Paul Williamsで「Let Me Be The One」。
Let Me Be The One
Paul Williams
今日のコードは「返事はいらない」。1972年、7月5日にリリースしたこの曲は、私のデビュー・シングルでした。
そして、この年、1972年の末からおよそ1年かけてレコーディングされたのが、翌年の11月20日にリリースされたデビューアルバム『ひこうき雲』になります。
このアルバムは、24ch録音が可能な日本初のスタジオ!アルファレコード・スタジオの初・制作作品でもありました。
アレンジと演奏はキャラメル・ママの4人。彼らとともに、まさに共同作業しながら作ったアルバムですが、アルバムには、作っていた当時の空気が完パケ、完全パッケージされていると常々思っています。
では最後に、今日のコード「返事はいらない」にちなんで、デビューアルバム『ひこうき雲』から、この曲を。
遠ひこうき雲
荒井 由実
お送りしたのは、私のデビューアルバム『ひこうき雲』から「ひこうき雲」でした。
1972年7月5日にリリースしたデビューシングルにちなんで、「返事はいらない」というコードでデビュー当時のことを思い出してみました。この機会に、私のこれまでの作品を、聴いてみてください。主要配信サイトで楽しめますので、ぜひ。
そして、現在は秋にスタートする予定のコンサートツアー『深海の街』の準備をしています。
コロナ禍を超えて、みなさんにお会いできることができるよう、心から願う日々です。
そのほか、私の最新情報や近況は、私の公式ホームページ やツイッター 、インスタグラム などでお知らせしています。
ぜひ、チェックしてみてくださいね。
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