Everybody Wants To Rule The World
Tears For Fears
お送りしている曲は、Tears For Fearsの「Everybody Wants To Rule The World」。
Tears For Fearsはカート・スミスとローランド・オーザバルの二人組。
当時また無名だったオリータ・アダムスを起用して、ローランドとのデュエットソングとなっています。
前作で「Shout」や「Everybody Wants To Rule The World」といった曲が大ヒットするも、自分たちの音楽的方向性に悩んでいた二人。オリータの歌声に出会って、新たな道を歩み始めた頃の1曲。フィル・コリンズも参加しています。
春爛漫のこの時期に聴きたくなるメランコリックな曲ということで、私が選びました。
そんな1曲でスタートした『Yuming Chord』。
4月も半ばを過ぎて、暦の上では春も終盤にさしかかりつつあります。
私は、11日の日曜に「SURF & SNOW in Naeba Vol.41〜Woman in the Moon」を無事終えて、東京に戻ってきたばかり。
いつもの年と違って、目の前のゲレンデにもすでに雪はなくて、春の空気に包まれていた苗場でしたが、東京もすっかり季節が進んでいました。
とはいえ、雪山から下山してくるこの時期は、ライブを終えた“祭りのあと”的なさびしさを感じたり、なんとなく自分だけ取り残されているような気持ちになったり、気分はちょっと、「愁い」を帯びています。
そこで、今日のコードは「春・愁いのメランコリックSONGS」。
せつなくて、もの悲しいときに寄り添ってくれる音楽を集めて、お送りしていきます。
この曲は、イントロだけでもの憂い気分に・・・。
では、思いっきり、メランコリックな気分になってください!
Without me
Halsey
お送りしたのは、Halsey「Without me」でした。
『Yuming Chord』、「春・愁いのメランコリックSONGS」。
続いては、私の大好きなユニット、Everything But The Girlで「Missing」。
Missing
Everything But The Girl
ベン・ワットとトレイシー・ソーンの二人からなるEverything But The Girl。彼らの音楽は、もの憂い春にぴったりですよね。やっぱり、曇り空が広がるイングランド出身のなせるワザでしょうか。ネオアコサウンドがそもそも、春っぽいともいえますね。
お送りしたのは、1994年のアルバム『アンプリファイド・ハート』から。
Everything But The Girlで「Missing」でした。