EURO MUSICとの出会い、私の場合はなんといっても、「ユーロビジョン・ソング・コンテスト」でしょうか。
これは、欧州放送連合の加盟放送局をもつ国々から選ばれたミュージシャンたちが競い合う毎年恒例の音楽祭で、初回の大会は1956年5月にスイスで開催されました。
以来、開催国は持ち回りで毎年続けられていて、初回から毎年、テレビでも放映。
世界的な長寿番組になっています。私もこの番組、物心ついた頃から知っていました。
そして、このコンテストで優勝することは、アーティストにとっては世界中から注目を集める機会になって、キャリアを築く大チャンス!
その最たる例がABBAですよね。
I Should Be So Lucky
Kylie Minogue
カイリー・ミノーグはオーストラリア出身。地元で子役として活躍した後、1987年、19歳でデビュー。
この年にリリースしたカバーナンバー「ロコモーション」がオーストラリアのシングル・チャートで7週連続1位を獲得して一躍時の人になりました。
翌年リリースしたデビューアルバム『ラッキー・ラブ』も大ヒット!
以降、チャート上位の常連として数々のアワードを受賞するだけでなく、ファッション・アイコン、デザイナー、起業家、女優、慈善家として多方面で活躍中です。
ミュージシャンとしても現役で活動中!
昨年もアルバム『ゴールデン』をリリースし、全英アルバムチャートで8年ぶりの1位を獲得。
地元オーストラリアでも1位を記録しました。
MIllenium
Robbie Williams
ロビー・ウィリアムズは1992年、「Take That」のメンバーとしてメジャーデビュー。
世界的なアイドルとして人気を集めますが、95年に脱退し、翌年にグループも解散。
脱退後はドラッグとアルコールびたりの日々を送るものの、ソロ活動をスタート。
1997年にリリースしたこの「ミレニアム」で完全復活を果たした形になりました。
その後の活躍はご存じのとおり、2005年にはOfficial UK Chart Company発表の「21世紀全英で最も売れているアーティスト」に選ばれています。
そして、ポップス的にわかりやすく言うと、今キラキラと輝いているのは、やっぱりイギリス出身のエド・シーランじゃないでしょうか。
エド・シーランは、こちらも話題が尽きないSUPER POP STAR、ジャスティン・ビーバーとともに、新曲をリリースして注目を集めています!
I Don't Care
Ed Sheeran & Jusitin Bieber
5月10日に緊急リリースされたエド・シーランとジャスティン・ビーバーのコラボ楽曲、この「アイ・ドント・ケア」は、iTunesで63の地域で総合チャート1位を獲得!
ストリーミング・サービスのSpotifyでは新記録も生まれているそうです。
もちろん日本でも公開されたリリック・ビデオは2日間で2200万回再生超え。
Spotifyでは1日での最多ストリーミング数の新記録を樹立。
配信がスタートした当日は全世界で1097万回の再生数を記録し、これまでの最多ストリーミング数をキープしていたマライア・キャリーの「恋人たちのクリスマス」を抜いて歴代1位に躍り出たそうです。