Yuming Chord
松任谷由実
2019.06.07.O.A
今日のｺｰﾄﾞは｢ ﾕｰﾐﾝ“My Charm Song“ﾘｸｴｽﾄ〜前編〜｣です｡
■今週のChordは“My Charm Song”ﾘｸｴｽﾄ〜前編〜”
14番目の月
荒井 由実
今日のｺｰﾄﾞは､｢ﾕｰﾐﾝ“My Charm Song”ﾘｸｴｽﾄ｣｡
ｵｰﾌﾟﾆﾝｸﾞは千葉県のﾗｼﾞｵﾈｰﾑ＜15番目の月＞さんからのﾘｸｴｽﾄです｡
1976年11月にﾘﾘｰｽされた4枚目のｵﾘｼﾞﾅﾙｱﾙﾊﾞﾑのﾀｲﾄﾙｿﾝｸﾞ｢14番目の月｣｡
荒井由実時代､つまり独身最後のｱﾙﾊﾞﾑになった1枚です｡
千葉県 ﾗｼﾞｵﾈｰﾑ＜15番目の月＞さん
｢10代の頃初めてこの歌を聞き､ﾀｲﾄﾙと歌詞に心を持っていかれました｡
『次の夜から欠ける満月より14番目の月が一番好き』･･･
そｰだそｰだと､とても感動･感激したのを忘れられません｡
以来､ﾕｰﾐﾝの虜になり43年｡ﾕｰﾐﾝと共に青春を過ごせた事は私の唯一の宝物｡
そして今も現在進行形で変わらず共にいることが幸せで､とても感謝しています｡
生きている限りこれからもﾕｰﾐﾝ 一筋ﾌｧﾝであり続けます｡
それは私の夢であり誇りなので｡今も現役で走り続けるﾕｰﾐﾝ､大好きです｣
＜15番目の月＞さん！こちらこそ､そんな風に言っていただけることが私の誇りです｡
うれしいﾒｯｾｰｼﾞ､ありがとうございました！
雨の季節は､なんとなくﾌﾞﾙｰな気分になる･･････という方も多いと思います｡
ｲﾝﾄﾞｱで過ごす時間が長くなると､後回しにしていた問題や悩みがふつふつとよみがえってきたり､ここ数年は｢5月病｣だけじゃなく､｢6月病｣なんていう言葉もあるそうですね｡
｢6月病｣っていうのは､新人研修を終えて配属先が決まった新社会人が､本格的な仕事を始めるようになったり､責任を持たされたりすることで感じるｽﾄﾚｽが原因で､“自信がない”とか“こんなはすじゃなかった”とか､鬱々としてしまうんだそうです｡
でも､そんなときこそゆるりと力を抜いて､音楽に身を任せてみてください！
そこで､今週と来週の2週にわたってお送りするのが｢ﾕｰﾐﾝ“My Charm Song”ﾘｸｴｽﾄ｣｡
番組の公式ｻｲﾄですでに募集した､いつもそばにある“Charm=お守り”のような1曲や､あなたを励ましてくれる1曲､そして､大切な人を応援するために贈りたい1曲…､ﾒｯｾｰｼﾞをご紹介しながら､ﾘｸｴｽﾄにお応えしていきます｡
続いては､石川県のﾗｼﾞｵﾈｰﾑ＜ｼｬﾄﾝ＞さんからのﾘｸｴｽﾄです｡
ただわけもなく
松任谷 由実
この曲は､2002年にﾘﾘｰｽした32枚目のｵﾘｼﾞﾅﾙｱﾙﾊﾞﾑ『Wings of Winter, Shades of Summer』に収録されている1曲です｡
この曲をﾘｸｴｽﾄしてくださった､ﾗｼﾞｵﾈｰﾑ＜ｼｬﾄﾝ＞さん､27歳の会社員の方からのﾒｯｾｰｼﾞをご紹介します｡
石川県 ﾗｼﾞｵﾈｰﾑ＜ｼｬﾄﾝ＞さん
｢私にとってのcharmｿﾝｸﾞは『ただわけもなく』です｡
ﾕｰﾐﾝの歌詞はどれも大好きでたまりませんが､特にこの曲の風景描写は聞けば聞くたび､私の心に響きます｡
この曲を聞くことで､視界がすごく開ける気がするのです｡
青い空･夕立の音･太陽の影法師･草と風のﾉｰﾄ 等々､この曲は､ﾓﾉｸﾛになりがちな日常に色を与えてくれる私にとってのお守りです｡
そして､私が住んでいる石川県は､特に冬場ほとんど晴れ間が見られません｡
そんな中､たまに青空がちらっと見えると､頭の中はこの曲でいっぱいになります｡
これからもこの曲を大切に､顔をあげて色とりどりの日常を送れるように頑張ります！｣
“ﾓﾉｸﾛになりがちな日常に色をあたえてくれる”･･････うれしいお言葉です！
ｼｬﾄﾝさんが暮らす石川県､私､観光大使をつとめておりますが､確かに冬の北陸は､青空をなかなか眺めることができないですよね｡
＜ｼｬﾄﾝ＞さん､素敵なﾒｯｾｰｼﾞ､ありがとうございました！
続いては東京都の会社員 ﾗｼﾞｵﾈｰﾑ＜したやん＞さんからのﾘｸｴｽﾄ｡
松任谷由実で｢ずっとそばに｣｡
ずっとそばに
松任谷 由実
この曲が収録されているｱﾙﾊﾞﾑ『REINCARNATION』は1983年ﾘﾘｰｽ､私の14枚目のｵﾘｼﾞﾅﾙｱﾙﾊﾞﾑです｡
では､26歳の会社員 ﾗｼﾞｵﾈｰﾑ＜したやん＞さんからのﾒｯｾｰｼﾞ､ご紹介しますね｡
東京都 ﾗｼﾞｵﾈｰﾑ＜したやん＞さん
｢私のお守りの曲は､ﾕｰﾐﾝの『ずっとそばに』です｡
この曲をﾕｰﾐﾝがｼｬﾝｸﾞﾘﾗで私たち1人1人に語りかけるように歌ってくれた姿がとても印象的で､ﾗｲﾌﾞで泣いたのを覚えています｡
人に批判されたり､自分が人と比較して劣っている､遅れていると感じて焦ったり､強く追い込まれて苦しくなった時､この曲を聴くと､ｽｰｯと穏やかな気持ちに戻ることができます｡
『人は勝手ね 淋しいからよ 君らしいﾌｫｰﾑで ゆっくりと泳いで』という歌詞が､自分は自分らしく頑張ればいいんだ､焦らなくていいんだ､大切な人はきっといつも自分のことを応援してくれている｡大丈夫｡という気持ちにさせてくれます｡
これからもずっと私のﾌﾟﾚｲﾘｽﾄに入れておきたい､まさにお守りのような曲です｣
まさに､｢ずっとそばに｣いられるのが音楽｡
胸に抱いて持ち歩ける､最強のお守りです！
＜したやん＞さん､ﾒｯｾｰｼﾞありがとうございました｡
Carry On
松任谷 由実
ﾘｸｴｽﾄは､92年のｱﾙﾊﾞﾑ『TEARS AND REASONS』からの1曲､｢Carry On｣です｡
山梨県にお住まいの30代会社員 ﾗｼﾞｵﾈｰﾑ＜すゆあ＞さんからいただきました｡
山梨県 ﾗｼﾞｵﾈｰﾑ＜すゆあ＞さん
｢私のﾁｬｰﾑのような一曲は『Carry On』です｡
中学2年生の時､私は思春期真っ盛りでもあり､反抗期真っ盛りでもありました｡
何もかもが灰色の世界に見え､自分でもどうしていいのか分からない葛藤に､もがき､苦しんでいた日々を送っていました｡
そんな時に買ったばかりの『TEARS AND REASONS』を聴き､最後の曲『Carry On』の｢傷だらけの夢をまとい うちひしがれた姿でいい｣というﾌﾚｰｽﾞを聴いた時､こんな未熟な自分でも前に進めるんじゃないか､走り続ければまだ見ぬ未来が待っているんじゃないか･･･と､背中を押されたような気持ちになりました｡
TIMEMACHINEﾂｱｰでこの曲が流れた時､虹色のﾌﾘﾌﾗと思春期の自分が重なり､こみ上げてくるものがありました｡今でも大切な一曲です｣
＜すゆあ＞さん､お互いに続けていきましょう！
今日最後は､この曲を｡
こちらも､たくさんﾘｸｴｽﾄいただいているんですが､代表して1通､ﾒｯｾｰｼﾞをご紹介しますね｡
ﾗｼﾞｵﾈｰﾑ＜ｶﾘﾒﾛ＞さん､神奈川県にお住まいの26歳､司書の方です｡
やさしさに包まれたなら
荒井 由実
神奈川県 ﾗｼﾞｵﾈｰﾑ＜ｶﾘﾒﾛ＞さん
｢『小さい頃は神様がいて』･･････このﾌﾚｰｽﾞは､田舎のおじのこと､そしてじわ〜っとﾋﾟｭｱな気持ちを思い出させてくれる曲です｡そしてこれは､幼い頃のｴﾋﾟｿｰﾄﾞです｡
私の街には雪がめったにふりません｡電話でおじと会話していると､
｢お前のとこに､こっちに降ってる雪を分けてあげるよ｡明日､朝に窓開けてみな｣と言うのです｡
ちびの私はわくわくして翌日､窓を開けると､本当に雪が降ってました｡
嬉しくて､嬉しくて､1日雪で遊んだことを覚えています｡
幼い頃の私にとって､おじは神様というよりも魔法使いみたいでした｡
博学で､字が上手くて､面白くて｡遠くにいる私たちのことを気にかけてくれて･･･｡
大人になって気づきました｡叔父の優しさに包まれていたことを｡
そして次は私が誰かを包む番だと｡私にとって､とても大事にしたい曲です｣
親戚の素敵なおじさんやおばさんって､ちょっと特別な存在ですよね｡
親でもきょうだいでもないﾅﾅﾒの関係でほどよい距離感を保ちつつ､いろいろなことを､教えてくれたりします｡
私にも､甥っ子や姪っ子がいて時々会ったりもするんだけど､今となっては､頼れる存在だったりします｡
荒井呉服店､よろしくね！
今日のｺｰﾄﾞは｢ﾕｰﾐﾝ“My Charm Song”ﾘｸｴｽﾄ｣ということで､みなさんのそばにあるお守りのような1曲､お届けしてきました｡
みなさんの心のこもったﾒｯｾｰｼﾞが､私のお守りになりそうです！
ほんと､がんばって走り続けてきたよかった〜｡
そして､まだまだご紹介したいﾒｯｾｰｼﾞやﾘｸｴｽﾄがありますので､来週も引き続き､｢ﾕｰﾐﾝ“My Charm Song”ﾘｸｴｽﾄ｣を､お送りします｡
｢Yuming Chord｣公式ｻｲﾄのﾒｯｾｰｼﾞﾌｫｰﾑから､あなたのお守りｿﾝｸﾞ､そして､誰かに届けたい応援ｿﾝｸﾞなど､ﾒｯｾｰｼﾞやｴﾋﾟｿｰﾄﾞとともに送ってくださいね｡
よかったらぜひ､これを機会に､私の音楽､聴いてみてください！
ただいま､私がこれまでに作ってきた424曲をｻﾌﾞｽｸﾘﾌﾟｼｮﾝにて全曲配信中です｡
そのほか､私の最新情報や近況は､私のｵﾌｨｼｬﾙｻｲﾄや､Facebook､Twitter､Instagramを､ﾁｪｯｸしてくださいね｡
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