Yuming Chord
松任谷由実
2018.11.02.O.A
7日は「立冬」。いよいよ冬の始まりです。
とはいえ、私たちが季節を体感するのは、暦のうえにあらず。
厳しい夏をのり超えて、しっかりとうまみをたくわえた海、山、里の幸。
旬の食材を使ったお料理が、私たちに実りの秋の訪れを教えてくれます。
四季のある国に生まれた幸せをかみしめながらお送りする今日のコードは、「味覚の秋の食卓で・・・」。
■今週のChordは“味覚の秋の食卓で・・・”
Sweet Poteto
Sia
ただいま、デビュー45周年記念のアリーナツアー、「松任谷由実 Time machine tour」真っ最中の私。
盛岡で初日を迎えて、神戸、大阪、広島公演をすでに終えてきました。
そして、ツアー先での楽しみのひとつが、各地で美味しい名産をいただくこと。
できるだけ簡単に、手早く!と、つい思ってしまう夏に比べて、秋の食卓はほかの季節より少しだけ、がんばって料理をしてみようかな、という気になるというもの。
今回のツアーは、ずーっと旅に出っぱなし、というわけでもないので、合間に東京へ戻ってきて、キッチンに立って旬の食材を料理しています。
今年の立冬は11月7日ですが、この日は「いい(11)なべ(7)」の語呂あわせで、「鍋の日」だそうです。でも、これからは鍋が食卓で上る回数が増えますよね。
そこで、先日我が家ではちょっとリッチに松茸鍋を作ってみました。
おいしさの決め手は「茅乃舎のだし」。これは便利!愛用されている方、きっといらっしゃると思いますが、福岡の里山にあるレストラン・茅乃舎のだしを、一般家庭でも使いやすいようにつくり上げたのが、茅乃舎のだしシリーズです。
いわゆる茅乃舎のだし、といえば焼きあご、かつお節、うるめいわし、真昆布を使ったもの。
旬を迎えた食材って、余計な手を加えなくても、素材そのものにパワーがあって、おいしいものです。
たとえば、秋刀魚はただ、塩焼きにするだけで十分!
ここ数年、ちょっと高めで高級化していた秋刀魚ですが、今年は漁獲量が増えて、安く食べられるようになっているとか。私は9月にすでに、いただきました。
Autumn Leeves
Ed Sheeran
秋の夜長はお酒もゆっくり楽しみたいですよね。最近の私はもっぱら赤ワイン、実はお気に入りのワイナリーがありまして。
ワインに詳しいわけじゃないんですけど、長野へ行くと必ず寄ります!
国産ワイン、その実力はなかなかのものがありますよね。
日本の料理は、五感をフルに活用して楽しむもの。味覚だけでなく、視覚も嗅覚も聴覚も、すべてを使って、ひと皿ひと皿にと向かいあってみてくださいね。
あなたに会う旅
松任谷 由実
今日は「味覚の秋の食卓で」というコードでお話してきました。
本当に美味しいものを、大好きな人たちと食べている時間は、何物にも代えがたい幸せですよね。
大人になってくると、今、この瞬間が決して永遠ではない、ってことが、身に染みて分かるからかな。
だからこそ、味覚の秋の食卓を、五感を使って楽しみながら味わいましょう!
そして、そんな秋の夜長のおともに、私の曲はいかがでしょうか?現在、1972年の荒井由実デビューから、最新ベストアルバムまで、45年の間に発表されたオリジナル曲、424曲すべてを、ただいま配信中です。
しかも全曲最新リマスタリング!あの頃聞いていた曲も、今聞いてみたら、新しい世界が目の前に開けるかも。主要な配信サイトにて、配信しています。
そして、私はただいま全国アリーナツアー真っただ中!
「松任谷由実 Time machine tour」。デビューから45年間の軌跡をたどるステージは、まるでタイムマシーン。
3次元を超えた、4次元、5次元、それ以上の未知の世界へ、みなさんをお連れします。
今後のライブの日程チケット発売の詳細ほか、最新情報は私のオフィシャルサイト や、Facebook 、Twitter 、Instagram を、チェックしてくださいね。
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