梅雨前線がひたひたと北上中のこの時期は、気分もふさぎがち。
でも、だからこそ、ポジティブでいたいものです。
雨は、すべての命を育むもの、そして、世界を美しく洗い清めてくれるもの・・・。
そんな風に考えて、ここからはしばしの雨宿り気分を。
上質なJapanese Popsを聞きながら、あなたの心を美しく染めていく色を見つけてください。
今日のコードは「The color of the rain〜心を染める雨のうた(Friends編)」です。
■今週のChordは“The color of the rain〜心を染める雨のうた(Friends編)”
LOVE RAIN 〜恋の雨〜
久保田 利伸
私がつくる歌には、雨の風景がよく出てきます。
先日リリースしたばかりのベストアルバム、『ユーミンからの、恋のうた。』にも、「雨の街を」「TUXEDO RAIN」「雨のステイション」・・・、それ以外にも“天気雨”に“どしゃ降り”“冷たい雨”、“パジャマにレインコート”や“白い服、白い靴”などなど、あげたらキリがありません。
そして、こんな曲の詞を書いたりしたこともあります。
原曲は1983年にリリースされたイタリアのシンガー、ガゼボの「I Like Chopin」。
友人でもあった小林麻美さんのために、日本語の詞を書くことになったんです。
雨音はショパンの調べ
小林 麻美(with C-POINT)
夜の踊り子
サカナクション
サカナクションのボーカル・ギター、フロントマンの山口一郎くんは、4月にこの番組にゲストとして出演していただきましたね。
今日は「The color of the rain〜心を染める雨のうた」というコードで、雨の季節をじっくりと味わえる曲を集めてみました。
刺激をうけて、今年もまた、新しい雨のうたを書きたくなりました。
そして、来週は私の「雨のうた」ベストセレクションをお送りしようと思います。
たくさんあるし、どれも思い入れがあるので選ぶのに困ってしまいそうですが、どうぞお楽しみに。
そして、こちらはライブバージョンのベストになること、間違いナシ。
9月からのアリーナツアー、少しずつ準備にとりかかっています。
その名も、「Ghana presents 松任谷由実TIME MACHINE TOUR Traveling through 45years」!
数々の伝説のステージを再現する、ユーミン史上最強のツアーになるはず。私も今から、とっても楽しみにしています。
その前に、今年は夏フェスデビューも控えています!国営ひたちなか海浜公園で開催される野外ロックフェスティバル、「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2018」。8月5日の出演が決定しました。こちらもお楽しみに!