What A Fool Believes
The Doobie Brothers
ドゥービー・ブラザーズ8枚目のアルバム『ミニット・バイ・ミニット』に収録された1曲。
1975年、マイケル・マクドナルドが加入して以来、サザン・ロックから都会的AOR路線へと変化してきた彼らの集大成的な1枚で、この曲はグラミー賞最優秀レコード賞、最優秀楽曲賞を受賞しました。
ちなみに、この歌に出てくる主人公の男性は、去ってしまったかつての恋人への想いがたちきれず、今も待ち続けている・・・。新たな一歩を踏み出せない人、ここにもいました。
Parked Cars
Stephen Bishop
私がお気に入りの、まさにメロウなラブソング、スティーブン・ビショップのアルバム『Bowling in Paris』の「Parked Cars」。美しいメロディラインに、切ない歌詞。
このアルバムには、エリック・クラプトン、フィル・コリンズ、TOTOのスティーブ・ルカサー、ユーミンのお友達マイケル・ランデゥーなどなど、スペシャルなミュージシャンが参加しています!
ちなみに、メロウとは“熟した” “芳醇な” “円熟の” “なめらかな”というような意味があります。
まさに、70年代から80年代にかけて時代を席巻したサウンドはそんな感じです。
Livin' It Up
Bill LaBountys
1982年にリリースしたアルバム『Bill LaBounty』からの1曲。本では別のアートワークで、しかも「サンシャイン・メモリー」というタイトルで、発売されたこのアルバムですが、オリジナルは彼自身のモノクロポートレート。
この曲はまさにテクニカル!ベースにウィリー・ウィークス、ドラムにスティーヴ・ガット、サックスにはデビッド・サンボーンが参加した、極上のサウンドに仕上がっています。
春に・・・といいつつ、日中の陽射しはすでに夏の気配。
万物の動きが活発になってゆく季節がやってきました。
いのちのめぐりは、意外とサクサク進んでいくものかもしれません。
でも、人の心はそう、簡単にはいかないもの。
そんなときは、あせらずに立ち止まって、自分なりのリズムを整えてから、また、歩き出せたらいいですね。
私も、メロウな春を味わいつつ、創作活動にまい進していきたいと思います。