11月もはや1週間、季節がまた一歩、進んでゆきますね。帝国劇場の秋も終わって、次にやってくるのは「SURF & SNOW in Naeba」の冬! 私のオフィシャルホームページには日程などのお知らせとともに、ちらりとビジュアルが掲載されています。
今回はトランプの柄をモチーフにしたデザインになっているんです。そこで、今日のコードは「トランプ」!
■今週のChordは“トランプ”
Pokerface
Lady GAGA
私のホームページをごらんいただくと、トップページに来年の「SURF & SNOW in Naeba」のバナーが出てくるんですけれど、今回はトランプの柄をモチーフにしたデザインになっているんですね。
そもそも、トランプの起源を調べてみると、現在の4つのマークと合計52〜3枚のカードが使われるようになったのは14世紀のイタリアとされています。日本へは16世紀の南蛮貿易の頃にポルトガルから輸入されました。ジョーカーといわれる切り札が加わったのが19世紀末のことです。
ちなみに、スペード、ハート、ダイヤ、クラブというモチーフは、アメリカ・イギリス式。かつては国によってマークは違っていました。日本のトランプはポルトガル流のマーク、スペードは「剣」、ハートは「聖杯」、ダイヤは「貨幣」、クラブは「こん棒」でした。
そして、トランプのカードは全体で1年間を意味しているって知ってます?トランプの数字、1〜13をすべて足すと91。4つのマークは四季をあらわしているので91×4=364。さらに、ジョーカーを2枚を足すと366。これは、うるう年で366、ということ。トランプは暦をあらわしていたんですね。そんなトランプモチーフは改めてながめて見るとやっぱり魅力的ですね。
This Is How We Do
Katy Perry
この人のツアーグッズにはトランプ柄のTシャツがありました。ハートやスペードなども似合いそうですね。
トランプモチーフといえば、誰もが思い出すのがルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』。ハートの女王とトランプの兵隊たちが出てきますよね。口癖が「首をはねろ!」の癇癪もちの女王と、それにふりまわされるハートのキングと兵隊たち。
来年の「SURF & SNOW in Naeba」開催のお知らせもトランプのモチーフ。現在、私のオフィシャルホームページに掲載してあります。来年はVol.35!日程は2月6日(金)を皮切り18日(水)までの全8公演となっています。
すでにチケットの一般発売はスタートしているんですが、詳しくは私のホームページをチェックしてみてくださいね。トランプのカードを鮮やかに切るように、何が出てくるかわからない!そんな、わくわくするようなステージをお届けしようと思っています。
オールマイティー
松任谷 由実
今日はモチーフとしてのトランプ柄についてあれこれ語ってきましたが、ハートモチーフっていうのはあまりにもポピュラー。大人が使うのはちょっと難しいかもしれないですね。
ちなみに、今年の冬の「SURF & SNOW in Naeba」では、ピンクのもこもことしたハートモチーフのアップリケが胸についた、ギンガムチェックのセットアップを着ましたね。
たまにはラブリーな気分にひたりたい!と思ったらやっぱりハートモチーフ。トランプモチーフがどう、ステージに反映されるのか?はたまた、されないのか?ぜひ、ご自身の目で確かめてください!
「SURF & SNOW in Naeba Vol.35」のチケットはすでに発売中です。みなさんにお会いできるのを、楽しみにしています!