Yuming Chord
松任谷由実
2013.04.26.O.A
ｺﾞｰﾙﾃﾞﾝｳｨｰｸ直前の金曜日で気もそぞろ…という方もいるかもしれません｡
今年は間に平日も入っているので､長期の旅行は後半に集中しているみたいですね｡そんなわけで､前半は近場で手軽に楽しんではいかがですか？というご提案｡ということで今日のChordは｢遊園地｣！
■今週のChordは “遊園地”
Fairground
Simply Red
ﾄﾞﾗｲﾌﾞの途中､移動遊園地で楽しい事をしよう〜！と歌う1曲｡
｢遊園地｣といえば､あの夢と魔法の王国､｢東京ﾃﾞｨｽﾞﾆｰﾘｿﾞｰﾄ｣｡今月15日に開業30周年を迎えて､新たなﾊﾟﾚｰﾄﾞやｼｮｰ､ｱﾄﾗｸｼｮﾝがｽﾀｰﾄして､もりあがっていますよね｡そしてなんといっても忘れられないのは､2010年9月､東京ﾃﾞｨｽﾞﾆｰｼｰの｢ﾒﾃﾞｨﾃﾚｰﾆｱﾝﾊｰﾊﾞｰ｣で､ﾌﾟﾚﾐｱﾑｲﾍﾞﾝﾄを開催したこと｡ﾐｯｷｰ＆ﾐﾆｰをはじめ､人気ｷｬﾗｸﾀｰたちと夢の共演を果たしました♪
そして､ぐっと地元感ただよう遊園地と言えば､二子玉川界隈にも遊園地がありました｡今は二子玉川ﾗｲｽﾞがあるところですが､ずっとあそこの変遷を見てきた様に思います｡
Perfect
Fairground Attraction
今日のｺｰﾄﾞから選曲｡1988年のﾃﾞﾋﾞｭｰ曲｡
｢遊園地｣の起源をひもといてみると､17世紀ﾌﾗﾝｽを中心にﾖｰﾛｯﾊﾟに広まった､｢ﾌﾟﾚｼﾞｬｰ･ｶﾞｰﾃﾞﾝ｣と呼ばれるｽﾎﾟｰﾂ娯楽施設を備えた庭園がそのﾙｰﾂ｡その後､18世紀末のﾌﾗﾝｽ革命でﾌﾞﾙｼﾞｮｱたちが亡命してしまい､空いてしまった屋敷のあとが遊園地になっていったとか｡さらにさかのぼって､ｲﾀﾘｱ･ﾙﾈｻﾝｽ期の芸術や文化を支えたﾒﾃﾞｨﾁ家の庭には､迷路や洞窟があって､まるで｢遊園地｣のようだったという話もあります｡
海外の遊園地は､ｱﾒﾘｶ西海岸･ｻﾝﾀﾓﾆｶにある｢ｻﾝﾀﾓﾆｶ･ﾋﾟｱ｣｡映画やﾄﾞﾗﾏにもよく出てくる､海沿いのﾉｽﾀﾙｼﾞｯｸな遊園地｡L.A.の｢ﾏｼﾞｯｸﾏｳﾝﾃﾝ｣は絶叫系の乗り物がたくさん｡そもそも､私のﾗｲﾌﾞも｢移動遊園地｣的な要素があるかもしれないですね｡
ようこそ輝く時間へ
松任谷 由実
今日のｺｰﾄﾞから私の曲を｡
ﾚｲ･ﾌﾞﾗｯﾄﾞﾍﾞﾘ原作の物語｢何かが道をやってくる｣って知ってますか？ｼﾞｬｯｸ･ｸﾚｲﾄﾝ監督で映画化もされたんですけど､ｶｰﾆﾊﾞﾙの夜に､少年たちが少年に戻れなくなる話｡遊園地､子どもは一人前として扱ってもらって大人の気分を味わえるし､大人は童心にかえって若返る不思議な場所です｡ｺﾞｰﾙﾃﾞﾝｳｨｰｸは混雑しそうですが､大人は｢遊園地｣でｱﾝﾁｴｲｼﾞﾝｸﾞ､してください！
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