今夜もありがとうございました📚

２週にわたってゲストをお迎えしてお送りします✨
今週もスタジオに来てくださっているのは、作家の朝井リョウさんです。

今回、「あなたにおすすめの本」というテーマでお二人が選書。
前半では、奈央さんが朝井さんにおすすめしたい本をご紹介！📙

◯『口に関するアンケート』 著:背筋　出版:ポプラ社
ホラー小説家として人気の背筋さんの作品。ホラーが苦手な奈央さんながら、タイトルに惹かれて手に取ったそうです👄
とある肝試しをきっかけに亡くなった女性のお話、かと思いきや物語が終わったあとに何やらアンケートが...
問いに答えていくとこの本の本当の真相に辿り着き、ゾクッとくるそう😨
ホラー大好きな朝井さんは興味津々！著者が素性を明かさず、ただホラー作品を世に送り出すというストイックさに毎度感銘を受けているのだそう👻
アンケートに答え、自ら真相に近づいていく恐怖にお二人とも魅力を感じていました🫨

後半、朝井さんが奈央さんにオススメしたい本は...📗

◯『人類の深奥に秘められた記憶』 著: モアメド・ムブガル・サール　訳:野崎 歓　出版:集英社
忘れられない一文がある本というコンセプトで選書された二冊のうちの一冊。作家はなぜ書くのか？反対に、なぜいまこのテーマで書かないのか？といった問いの根源に迫ります。
表現する上でついつい何か特別なことや、秀でたものを持たなければいけない。そう思いがちのところを、平凡こそがみんなに届いていくんだよと気づかせてくれる一文に朝井さんは感銘を受けたそうです🌟

◯『Schoolgirl』 著:九段 理江 　出版:文藝春秋
一冊目の一文に呼応する形で選書した一冊。中学生の娘さんとお母さんの双方の思いを描いた作品。
なぜ世の中の大きな出来事よりも小説に関心があるのか。そんな娘さんからの問いに、お母さんは小説を「小さな節」、現実の大きな出来事などを「大きな節」とし、一時の見方で物事の大小は決まらないことを丁寧に話してくれます。朝井さんにとって、小説の存在を肯定するための表現として、新たな発見だったそうです😳



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来週の放送もお楽しみに🎉

〜オンエア楽曲〜
カメレオン / King Gnu