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2023/3/19(日) vol.77

2023/03/19
今週もありがとうございました♬
この番組は、明日からのお仕事に向けて元気をチャージしてもらえるような本を毎週ご紹介しています📕

今夜のテーマは…「私、南沢奈央と同い年の作家さん」

テーマにそって、「本 とのこと」のコーナーでピックアップしたのは…こちらです。

『タスキメシ 箱根』 額賀 澪 (著) 出版社:小学館

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額賀 澪さんは、「ヒトリコ」という作品で小学館文庫小説賞を受賞。
同年『屋上のウインドノーツ』で松本清張賞を受賞され、その翌年の「タスキメシ」は青少年読書感想文全国コンクール課題図書に選出。多くの高校生が手に取ることとなりました。
この「タスキメシ」は、陸上に青春を捧げる主人公の少年が怪我にあってしまいますが、リハビリ中に料理に出会い…スポーツ栄養学を学ぶと決めたところから、物語はスタート。そして今回、奈央さんが紹介した続編の「タスキメシ 箱根」は、主人公が入学した大学の駅伝部キャプテンも新たに仲間に加わります。

陸上と食事が物語の中で面白くミックスされていて、駅伝の様子もリアルに描かれ、読み手も走っているような苦しさを味わい…一緒に闘っているような気分になれる小説です📚
さらに続編も出版されているので、長く楽しめるシリーズとなっています。


そして、「ブックマークしよっか!」のコーナーでご紹介した本はこちら。

『がらんどう』 大谷 朝子(著) 出版社 ‏ : ‎ 集英社

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今年2月に出版されたばかりの作品です。
アラフォー世代の女性が主人公で、この女性は、今まで男性に一度も恋愛感情を抱いたことがありません。
友人とルームシェアをしていますが、主人公も友人も心にぽっかりと穴が空いているようで…作品からは なにか満たされないような空虚な人物たちが感じられますが、全体を読み通すと不思議とあたたかくホッとした余韻が残る作品です。

放送内では、思わずブックマークしたくなるような“きらめく”言葉もご紹介していますので、ぜひオンエアで確認してみてくださいね。


今回は2冊とも、奈央さんと同い年の作家さんの本をご紹介しました。
みなさんと同じ年の作家さんはどんな方がいますか?
今まであまり気にしたことがなかったけれど、実は同じ年だった!と気が付く瞬間は、なんだか嬉しいですよね。
そんな体験や、番組の感想など引き続きメッセージもお待ちしています✉

そして今回のアーカイブはこちらから👉【radiko】
※放送から1週間お聞きいただけます


それでは、次回もお楽しみに📻✨

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〜オンエア楽曲〜
M1 Blinding Lights / The Weeknd
M2 ヒカリへ / miwa
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