今日のアポロン★シュミ活のテーマは「家庭菜園」。現在はプロの園芸家として園芸の魅力を世に広めている深町貴子さんに、お話を伺いました。やってみたいけど、最初の一歩が踏み出せないという方に、まずは「家庭菜園の最大の魅力」について聞いてみました！


Q：家庭菜園の一番の魅力って何ですか？

「自分が生活しているすぐそばで育てることで、植物がみるみる大きくなっていくその成長する様子というのがとってもよくわかります。野菜の成長ってとっても早いんですよ。種をまいて何もないところからピッと発芽して最後は収穫して食べることが出来るでしょ。自分で育てているからこそ、安心できるし安全だと思える。それに最も栄養価が高くて、鮮度の高い野菜を食べることが出来るんですよ。もちろんスーパーの野菜だっておいしいですよ。でも、自分で育てた野菜はバツグンに美味しいんです！

庭やベランダに出る度に、様々な発見があるし、変化がある毎日というのは、本当にわくわくする。カーテンをあけるたびに新しい一日が始まるって感じがいつもします。」


Q：最初にどんなものを育てるのがいいですか？

「みんな思うのはきっと、絶対失敗したくない！ってことなんだろうけど、栽培期間の短いものから始めるというのも一つの選択肢なんです。でもね、一番食べたいものから育てるのが、私はいいと思う。だって、あんまり好きじゃない物をいくら簡単だからって育てても、どう調理していいかよくわかんないことになっちゃうので、それよりも、みんながすきなもの。スイカ育ててみたいとか、メロン食べてみたいとか、男の方だったら枝豆とかみんな好きなので、枝豆育てたい！じゃあ種まこう！それでもいいと思うんです。その方が、テンションが高くなるので、最後まできっちり育てることができると思います。

費用に関しては、お店によっても違うかと思うんですが、必要なものは種、あるいは苗、それと土、あと、鉢。今は、１００円ショップでもけっこう揃ってしまうので、そうすると、種と土と鉢。１、２、３だとすると３００円てことになっちゃいますね。」


Q：家庭菜園により早くはまる方法は何ですか？
「やっぱりはやく収穫できるものが早く成功体験につながると思います。それでいうと、種からやるならベビーリーフ。ベビーリーフっていうのは、色んな葉物野菜の赤ちゃんみたいな、小さな葉っぱのうちに食べるっていう意味ですね。それから、レタスだとか小松菜だとか、色んな葉物がありますけど、それがミックスされた種が売っています。種をまいておよそ３週間、間引きも含めると２週間後から食べることができます。

あと、カイワレ大根とか、注目されているのはブロッコリースプラウトというのがあるんですけど、それもお家の中で育てることができます。今の時期だと、およそ３日から５日で出来てしまいます。あとは、今の時期だったらハーブの苗が沢山揃ってますので、苗を買ってきて、いただいて、植え付けて、すぐではなくてちょっとの期間待ってから収穫するといいと思います。」


この後は、美味しい枝豆の育て方を教えていただきます！