家活
2015.09.10
人気テレビ番組「ぶっちゃけ寺」で話題のイケメンお坊さんが教える坐禅の心得!
テレビ番組「ぶっちゃけ寺」で話題のイケメンお坊さん、
愛知県春日井市にある泰岳寺の副住職
泰丘良玄さんに「坐禅」の魅力をたっぷり語っていただきました!
■時間がなくても朝と夜の3分間の坐禅で美しくなれる♪
「まずは非常に単純なんですけども健康になると思います。呼吸の部分でもすごく深い呼吸をするので。深い呼吸というのはやはり健康にもすごくいいというふうに言われているので、まずは健康になります。また坐禅の時間を1日に定期的に組み込むことで規則正しい生活ができると思うんですね。朝起きて必ず3分間坐禅をしようと思うと、この時間を設定して朝起きる時間、例えば二度寝等がなくなると思うんですね。朝起きたら「あ、坐禅しなきゃ。坐禅しよう」そしたら目がぱっちり開いてきた、となると思うので規則正しい生活ができる。
あとはですね、例えば寝る前なんかに坐禅をすると、すごく坐禅というのは心が落ち着いてきますので安眠できるとも言われています。なかなか今はですね、スマートフォンとか
パソコンとかが普及して寝るギリギリまで画面を見てるっていうことがあると思うんですね。なので是非そういったときにですね、一旦画面等は離れて寝る前に坐禅を3分ほど入れることで本当に落ち着いてきますので、自然とそのまま横になって寝付きが良くなる、
安眠することができるようになるというふうにも言われています。」
健康になり、安眠できるようになると自ずと内側から磨かれてきて、
例えばお肌がキレイになったりとか肌の調子が良くなったりとかそういったことにもつながってくるかもしれません。
美しくなってキレイになって結果、坐禅をきっかけにモテるようになれるというふうに繋がっていくのでは?と泰丘さんは語っていました★
■深呼吸で呼吸を調え、受け流すことで心を調えるべし!
「一番分かりやすく言うと呼吸を調えるというのは深呼吸ですね。腹式呼吸に似てるんですけども、おへその下あたりに丹田と言われる場所があるんですが、そこを意識してもらってそこから空気を送り出す。そこへ空気を送り込む。これをイメージするだけです。ゆっくり吸ってゆっくり吐く、ゆっくり吸ってゆっくり吐く、これを意識するだけでですね自然と呼吸は調ってきますので、それを心がけていただければ大丈夫です。
心を調えるというのはですね、これが坐禅の一番難しいところでもあり醍醐味でもあるんですけども。例えば足を組んでたら「足が痛いなぁ」「立ちたいな」っていうのはもうとらわれてるんですね、足が痛いことに。「足が痛いな」ただそれだけを受け流すイメージですね。まるで川の水が上流から下流に流れるがごとく、何か上流から思いが浮かんでくるんですけどもそのまま下流へ流し込むイメージですね。そういったことをイメージしてもらえると自ずと心を調えるということができるのかなと。自ずと無心になって坐禅の境地に入っていけるのかなというふうに思います。」
よく「無になる」という言葉がイメージされますが、無になることにこだわり過ぎてもいけないのだとか。受け流すことが坐禅をするうえでのコツのようです!
■お寺での坐禅会に参加する女性が増えている!?
「今すごくヨガって人気だと思うんですけど、ヨガと坐禅ってルーツは一緒なんですね。なのでヨガをやられてる方が坐禅に興味を持って来られたりとか、もちろんテレビラジオ等々で聞いてですねお寺に来られる女性の方が本当に増えてます。やはりヨガをやられてる方は特に最初から姿勢が出来上がっているので、我々指導することがないんですけども、それでも坐禅を体験してもらえるとまたちょっと違った経験ができるとか、違った見方ができてまたさらにヨガに活かせるとか、逆にまたヨガから坐禅に活かせるだとか、そうした相乗効果がすごくあると思うんですね。本当に最近特に若い方女性の方広くアンテナを
張っている方にお寺に来てもらってそうした貴重な体験をしてもらっているのが我々はすごくありがたいです。」
ここ最近の坐禅会の参加者は女性だけでなくお子さんも多いので気軽に参加してほしいと泰丘さんは語っていました。坐禅に興味が湧いた方、参加してみてはいかがでしょうか?
今回、お話を伺った泰丘良玄さんの著書
『平成の一休さんのポジティブ・トンチのすすめ 人生はブレていい。』は
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