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【放送時間】山崎怜奈の誰かに話したかったこと。内 Mon-Thu 14:30頃〜

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エンタメ活
2015.08.12

アポロン★×OZmall「よりみちツアー」で歌舞伎鑑賞!

今回、アポロン★とOZmallのコラボレーションイベント「よりみちツアー」が開催!!
歌舞伎ソムリエのおくだ健太郎さん、歌舞伎俳優の中村鶴松さんを迎えての
トークショーの模様をお届けしました♪



■歌舞伎を見る時の心強い味方、イヤホンガイド
「ポータブルなラジオみたいなのをイヤホンで聴くレシーバーを貸し出す。そして要所要所でイヤホンから補足のいろんな情報が入る。例えば、襖がシュッと開いて中からお殿様が出てくるとか歌舞伎のいろいろな場面があるでしょう?そういうときに「中から出てきたのは誰それで重要な考え事をしております」とかちょっというわけですよ。
昔だったらもっと歌舞伎のルールに馴染んでいるお客さんがもっと多い。
今はそれが薄れているから、少しそれをフォローすれば十分こんな楽しいエンターテイメントなんだなぁっていうね、まぁサポートですよね。」

歌舞伎の内容だけでなく、衣装や小道具などの説明も詳しく補足してくれるのだとか。
初心者の方はイヤホンガイドは必須アイテムのようです★

■ひらがな盛衰記「逆櫓」のみどころはクライマックスの立ち回り
「芝居によくあるパターンなんですけど、表向きはこういう登場人物ですと。だけど実はこの人の裏の顔というか本当の正体はこういう人ですっていう、誰それ実は誰それっていう設定をよくするのね。この人は表向きは逆櫓っていう特殊技術で船をこぐことをマスターした船頭さんなんですけど、実は樋口の次郎という昔の源氏と平家というのの源氏方の勇猛果敢な武将という正体なんです。」

芝居が進んでいくにつれて最初は気のいい船頭が、あるところからガラッと変わって、源氏の武将だと明らかになってからのクライマックスの迫力ある立ち回りが見どころなのだとか!



■京人形のみどころは前半と後半の動きの違い
「動きはマイケルジャクソンじゃないけどちょっと人形ちっくなロボットちっくな動きで出てくるときに前半はなりはこんなに綺麗なのに、動きが男勝りなのよ。でも後半はなりを女形さんの綺麗な姿にした上で、どういう風に動きも心がけていく流れを見ていて本当に女性らしくなっていくなぁっていう女形のメイキングのプロセスがっていうのかなぁ、そういう見方をしても楽しい。」

ダンスや動きが前半と後半で変わっていくプロセスは圧巻なのだとか。
鶴松さんが男女、両方の役を使い分けるまるでダンスバトルのようなパフォーマンスは
みどころの1つだそうです!

■中村鶴松さんにとっての勘三郎さん
「声をかけてくれたときも「俺の息子になったら良いね」という風に言ってくれて。だから「3人目の息子だ」とずっと言ってくれていたし、なんか巡業=地方を回る公演とかあるんですけど、毎日移動とかでも勘三郎さんの新幹線とかで隣で、こっち来いって。ご飯も毎日行っていたり…」

中村勘三郎さんに声をかけられて中村一門の部屋子さんとなられた鶴松さん。
歌舞伎役者になるという人生に決めたのは小学校5年生なのだとか。
歌舞伎役者になるじゃなくて、勘三郎さんみたいになるみたいなそういう決意だったと語っていました。




アポロン★×OZmallのよりみちツアー、参加者のみなさんはトークショーでイヤホンガイドについて学び、出演者でもある中村鶴松さんが登場したこともあり、2倍も3倍も歌舞伎鑑賞を楽しむことができたと語っていました!!

今回、よりみちツアー「八月納涼歌舞伎」の詳しい情報は歌舞伎公式総合サイト「歌舞伎美人」でチェックしてみてください。
http://www.kabuki-bito.jp/
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