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【放送時間】山崎怜奈の誰かに話したかったこと。内 Mon-Thu 14:30頃〜

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エンタメ活
2015.07.15

歌舞伎は生きているエンターテイメント!

400年以上続く日本の伝統芸能で、重要無形文化財にも指定されている「歌舞伎」。
歌舞伎を見始めて10年以上!
歌舞伎を愛してやまない関亜弓さんにお話を伺いました!
「歌舞伎」を取り上げるのは3回目。
今回は「歌舞伎の演目」と「イヤホンガイド」に関して教えていただきました★



■400年前から存在する演目の数は300作品!
「歌舞伎って400年前からあるので今残っているので300作品と言われていますが、その中でもよく上演されるのが約100作品程度。現代劇の方が作る歌舞伎であったりとか。どんどん古典も上演されて、時代によって新作も生まれてくる。生きているエンターテイメントだと思います。」
ちなみに、市川家に伝わる得意な演目が記された「歌舞伎十八番」
この言葉はカラオケで得意な歌を表現するときに使う「十八番(おはこ)」の語源になっているのだとか!

■初心者におすすめの演目は「白浪五人男」と「棒しばり」
・白浪五人男
「歌舞伎のアウトローの決定版とでもいいましょうか。セリフが七五調でリズムがよく日本人に馴染みやすいセリフの聴かせどころがたっぷり。特にワル仲間が5人、花道に勢揃いして1人ずつ自己紹介するのがかっこよくて、それぞれキャラの立った5人がゴレンジャーの典型とも言われていて、ワルなんですけど、歌舞伎の粋なところが詰まっているのでおすすめ!」

・棒しばり
「頑張ってお酒を飲む話。のんべえの二人がお酒を飲まないように棒をくくりつけられるが、その2人が頑張ってお酒を飲むという内容が踊りで表現されている。今回は故勘三郎さんと故三津五郎さんそれぞれのご子息、勘九郎さんと巳之助さんの二人が出演しているので注目!棒しばりという演目は気軽に笑いながら楽しめる。」

関亜弓さんに「白浪五人男」と「棒しばり」が初心者におすすめなのだとか!
この夏、初めて観に行く方は、この2つの演目をチェックしてみると良いかもしれません!

■イヤホンガイドは隣でこっそり歌舞伎の豆知識を教えてくれる優しいナビゲーター!
「解説というよりも、セリフとセリフのあいだにタイミングよく豆知識を言ってくれる。
隣りにこっそり歌舞伎の詳しい人がこういうことだよ!と教えてくれるようなイメージ。
生音声ではなく、良いタイミングで聞くことができる。」
ただ、ストーリーを補足するのではなく、衣装や小道具の豆知識なども教えてくれるイヤホンガイド。タイミングも演目を邪魔しないように設定されているそうです。

■八月納涼歌舞伎のみどころ
「もともと、平成2年に勘三郎さん、僕の師匠の中村勘三郎さんと、三津五郎さん、今年亡くなられた三津五郎さんなんかが中心となって作ったもので、今回、三津五郎さんに、捧ぐという名目で、「棒しばり」だとか「芋掘長者」というのもあって、全部基本的に面白いですし、歌舞伎大好きな人が見ても良いし、初心者の方が見ても楽しめる演目がたくさんあるので、ぜひ来て頂きたいですね。」
中村屋の部屋子として歌舞伎の世界に飛び込んできた歌舞伎俳優・中村鶴松さんが八月納涼歌舞伎のみどころを語ってくださいました!

歌舞伎をまだ未体験の方は、
八月納涼歌舞伎が始るタイミングで観に行ってみるのも良いかもしれません。
夏のシュミ活をアクティブに過ごしてみてはいかがでしょうか?


そして!本日発表させていただいたアポロン★×OZmallの「よりみちツアー」
8月8日に八月納涼歌舞伎を観に行きましょう♪
詳細は下記のホームページからご覧下さい!先着30名様ですよー!
http://www.ozmall.co.jp/experience/00798/event001194.aspx
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